デリヘルの営業時間「~ラスト」が謎です。何時なの?

2018/02/18

デリヘルのお店で働こうと思ってホームページを訪れると営業時間帯が「朝10:00~ラスト」などと表記されているのに戸惑ったことはないでしょうか。
本記事では、特にデリヘルで盛んなこの類の営業時間帯表記について、ご説明したいと思います。

「~ラスト」という営業時間帯表記。

デリヘルにおける「~ラスト」あるいは「~LAST」といった営業時間の表記は非常に多くて、軽く探しただけでも優に50件は見つかりました。
次のような感じで表記されているのが普通です。

例1)
東京/五反田
電話050-XXXX-XXXX
営業時間 12:00からLASTまで。
受付時間 11 :00から20 :00まで。
お問合せ(WEB)http://XXXXXXXXX

例2)
東京・横浜
電話045-XXX-XXXX0
営業時間 12:00~ラスト。
電話受付 11 :00~20 :00。

例3)
東京/品川・池袋
完全事前予約制
営業時間 10:00~LAST。
電話受付 10:00~24:00受付。
予約専用電話 070-XXXX-XXXX
メール予約 XXXXX@XXweb.ne.jp
LINEアプリ ID検索 XXXXXX
大体、お店のホームページの右上か左上に常時記載されているのが普通です(ホームページ会社の規格的なものがあるのでしょう)。
特徴としては、電話受付はしっかり何時までが明記されているのに、営業時間となると何時までかが明記されていない(「~ラスト」表記である)ということが共通していますね。

結論から言うと「決まっていない」あるいは「何時までも」。

post-2984なぞめいた「~ラスト(LAST)」という営業時間帯の表記ですが、結論から言ってしまうと、それは「営業終了時刻は決まっていない」あるいは「何時までも営業している」という意味です。
どうしてでしょうか。
というより、なぜそんなことがそもそも可能なのでしょうか。

そこにはデリヘルの持つ「無店舗型風俗」という特徴が関わっています。
風俗のお仕事を法律的観点から理解する際、避けて通れないのが「風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)」という法律です。
風営法では「性風俗関連特殊営業」という言い回しで、普通私達が「風俗」と考える業種についての規定が為されていて、ソープランドなど固定的な店舗を持つ風俗業は「店舗型性風俗特殊営業」(第2条6項)、デリバリーヘルスなど店舗を持たない風俗業は「無店舗型性風俗特殊営業」(第2条7項)と分類が為されています。
店舗を持つ「店舗型性風俗特殊営業」と、店舗を持たない「無店舗型性風俗特殊営業」。

両者の最大の違いは、営業時間です。
「店舗型性風俗特殊営業」すなわち固定した店舗を持つ店舗型風俗店は、風営法第13条により営業時間が深夜12時までと決められています(微妙な地域差はありますが)。
もともと風俗店は、この規制を無視していたのですが、徹底化された理由のひとつは2003年石原慎太郎元都知事によって大規模な「歌舞伎町浄化作戦」が行われたことにあると言われています。
いずれにせよ現在、店舗型風俗は深夜12時を回った後、営業することは法律順守(コンプライアンス)の観点から自粛されています。

確かにキャバクラなどのお店では、こんな風に営業時間が表記されているのを見たことがあるかも知れません。
・20:00から20:59まで…5,000円。
・21:00から21:59まで…6,000円。
・22:00からLastまで…7,000円。

しかしこの場合の「Last」は深夜12時を意味するわけです。
この一方で、面白いことに風営法ではデリヘルのような「無店舗型性風俗特殊営業」のお店には営業時間帯の規制をしていません。
これを「法の抜け穴」と言うかどうかは、ひとそれぞれでしょうが、こういった次第で、デリヘルでは「営業終了時刻は決まっていない」あるいは「何時までも営業している」と決めてしまうことが可能なのです。

深夜12時以降で働けることのメリット。

時計そういうわけでデリヘルの営業時間「~ラスト(LAST)」は「営業終了時刻は決まっていない」あるいは「何時までも営業している」という意味です。
もっともお客さんからの指名、要はネットが鳴ると業界で言われている出来事が無ければ店を開けておいても意味がありません。
その可能性が無ければ、12時か深夜の2時には早々に店を閉めてしまうのが普通でしょう。
でも、その可能性が有るなら明け方5時くらいまで営業している価値はあります。

最後に、このデリヘル特有の時間帯とでも言える深夜に働けることのメリットをご説明することにしましょう。
風俗はどう考えても夜のお仕事です。
会社帰りの男性客が頻繁に来店する夜7時から深夜帯が勝負なのは目に見えています。
よって深夜1時、2時という時間帯に働けること自体がメリットと言えるでしょう。

本音を言ってしまえば、ソープランドもピンサロも、深夜1時、2時に営業したいはずです。
その時間に男性客が入ることが見込めるからです。
別業種ですがキャバクラが朝キャバ、昼キャバなんてしたことは、この深夜の「ゴールデンタイム」に営業できなくなってしまったことの埋め合わせですし、ソープランドの「早朝営業」なんてのも同様の埋め合わせと言えるでしょう。
だから深夜帯に稼げること自体がメリットなのです。

しかしソープランドなどに比べるとデリヘルは客単価が劣りますし、またピンサロのように時給制ではありません。
・・・そこからデリヘルの深夜帯を利用する最大のメリットが引き出せるのですが、それはダブルワークです。
ソープランドとピンサロ、それぞれでお仕事のモデルを考えてみましょう。

ソープランドの場合。

ソープランドは出来高制の風俗ではトップクラスの収入が得られます。
しかし出来高制であるだけに、空振りの日、つまり男性客が来ない「お茶引き」の日もあるでしょう。
そんなときの保険のために、深夜帯でデリヘルで働けるようにシフトを組んでおくことが賢明です。
たとえば閑散期だと予想される週の半ば、水曜日や木曜日には積極的にソープからデリヘルに移れるようにダブルワークのシフトを組んでおくのが賢明です。

ピンサロの場合。

Ok, Goodピンサロの最大の特徴は時給制だと言うことです。
これは安定した収入を指向する風俗嬢さんには大変、助かるシステムだと言えるでしょう。
しかし安定した収入の一方でドカンと稼ぐことができないのも確かです。

ピンサロでもオプションや指名料で少々上乗せすることができますが、限度が知れているとも言えます。
そこでピンサロ勤めの後に、デリヘルをダブルワークのシフトで組んでドカンと稼ぐことを目指してみましょう。
このようにデリヘルの深夜帯は、他の風俗のお仕事とダブルワークとして働くことによって大きな可能性を秘めているのです。
だから、時間設計を上手くすれば、高級ソープランドのようなところに勤めなくても、短期間で大きく稼ぐことも可能なのです。

まとめ。

いかがだったでしょうか。
「デリヘルの営業時間「~ラスト」が謎です。何時なの?」
というタイトルで記事を書かせて頂きました。
デリヘルの営業時間「~ラスト(LAST)」は「営業終了時刻は決まっていない」あるいは「何時までも営業している」ということを意味します。
これは無店舗型風俗であるデリヘルの特権とも言えるでしょう。

風俗嬢さんとしては、この時間帯をメインにするのではなく、敢えてサブに回すことによって大きく稼ぐ可能性が生まれて来ます。
つまり、ソープランドやピンクサロンで働いた後に、副業としてデリヘルで働くのです。
深夜帯をメインにするのは男性客の入りに波があるので結構、危険です。
なのであくまで、そこはバクチをはっているくらいの気持ちで臨んでください。

上手く行けば、しっかりたくさん稼げますよ。

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まとめ

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