好待遇過ぎる出稼ぎ情報にはご注意！甘い話には裏があります！
出稼ぎと言えば、今や風俗嬢の間ではメジャーとなっている働き方の一つであり、人気のあるものとなっています。
様々な地域に出張し、その地域のお店に勤務して高収入を得るものですが、トラブルが非常に多い事でも知られていて、その件数は年々増加しているのです。
今回はそんな出稼ぎによるトラブルに焦点を当て、悪質な店舗の見分け方とそのトラブル回避について解説していきたいと思います。
あまりにも好条件の場合は注意が必要
風俗店の求人情報サイトを見ると、どこの地域でも出稼ぎを募集しており、その待遇は非常に良いものばかりです。
特に日給保証についての記載が大きく出ているお店が多く『日給5万円保証！！』『稼げなくても大丈夫！』といった様な謳い文句が掲載されています。
確かに、今日の風俗業界はキャスト不足が深刻で、どこの店舗も働く女性を必要としています。
その為様々な店舗が自分の店のアピールしており、特に給料面での価格競争は熾烈な争いを繰り広げているのです。
大型グループの風俗店はこういったキャストの取り込みに力を入れている為、そういった保証や交通費負担等の待遇の良さを武器にキャストを集めます。
逆に店舗数の少ない所は一体どうしているのでしょうか?
実はそのような集客力の無い店舗も、大型店舗と同じ求人情報を出しているのです。
対して知名度もなく、キャストも足りていない店舗がそんな好待遇で女性を雇えるのか…答えはNoです。
では何故この様な求人を出しているのか?
そうです。
元から払う気が無いのです。
これこそ出稼ぎでトラブルに繋がる最もたる原因であり、キャストが見極めなければならない悪質な店舗なのです。
普通に考えてみれば、流行っていないお店がそんな好条件でキャストを迎えられるはずがありません。
しかし求人情報サイトに掲載されていたり、信用しているスカウトマンからの紹介であると、その信憑性を疑うことなく店舗へ勤務してしまいます。
はっきり言ってしまえば、掲載されている求人情報の8割は嘘です。
そもそもそれだけ好待遇で女性を迎える事が出来るのであれば、現状お店にはたくさんのキャストがいるはずで、新店をオープンさせる様なことが無ければキャストは必要ありません。
にも関わらず、コンパニオン募集の文字を掲げてキャストを集めているなんて矛盾過ぎますよね。
悪質な店舗は表面上だけそういった待遇を掲げ、キャストを現地まで呼び寄せ、面接の時に詳しい内容を話します。
そこで初めて求人内容と違った本来の条件を突きつけるのです。
実際の待遇を知ったキャストはもちろんそこで働くのを拒みますが、場所は自分の家から離れた地方であり、時間や交通費をかけてその場所まで赴いています。
働かずに帰ればそれらは無駄になってしまいますし、求人内容と違ってたからと言って店舗側が交通費を出してくれるわけでもありません。
そんな状況に陥ってしまったキャストが取る行動は、妥協してその店で働くという選択です。
元から好条件を受け入れる気のない店舗は『してやったり』と、腹の中で笑っているのでしょう。
残念ながらこういった店舗は全国各地に広がっていて『とりあえずこちらに来させれば何とかなる』と考えている所ばかりです。
こういったキャストにとって大切な時間を踏みにじる最低な行為を働く店舗に引っ掛からない為にも、自分でお店を見極める力をつける必要があるのです。
実際に起こっているトラブルの例
日給保証をしている店舗で、悪質な例として拘束時間と勤務日数について無茶苦茶な条件を出すところがあります。
例えば朝10時の開店から、閉店の朝5時までの19時間の拘束時間を設けたり、その状態のまま2週間ぶっ続けの勤務を強要してくるのです。
ただでさえ体力を使う風俗の仕事であるのに、そんな働き方が出来るはずありません。
ましてそんな状態が続けば、体調を崩して勤務出来なくなってしまうことも考えられます。
しかしその条件が飲めないのなら保証を出すことは出来ない、とキャストの意見を突っ張ねる様な所もあるのです。
『保証は出すよ！でもこの条件が出来たらね。』という様な、悪質な方法でキャストの求人を集めているのです。
もちろんこの条件は、キャストが店舗へ直接来るまでは伏せておき、帰る事の出来ない状況を作り上げてから話します。
そうする事でキャストの逃げ道を無くし、店舗側の条件を一方的に押し通すという、卑劣極まりない手法なのです。
また、こういった無理な難題を受け入れてでも働くキャストに対しても抜かりなく準備しています。
それはキャストが接客したお客様に関する事です。
無茶な条件であっても受け入れたキャストに対して悪質な店舗は『顧客からクレームがあった』とありもしない事をでっちあげます。
その内容は適当なもので『写真と実物があまりに違う』『サービスにやる気が感じられない』など、キャスト自身ではどうにも出来ないものばかりです。
たとえどれだけ一生懸命に仕事を頑張っていたとしても、その一言で保証は打ち切りになってしまうのです。
出稼ぎの保証は多くの場合が『トータル保証』と呼ばれるもので、出稼ぎの最終日に期間中に稼いだ額が保証額に達していない分を支払うというものです。
例えば日給保証額3万円で10日間の勤務の場合、その総額は30万円となります。
最初の一週間給料が0円だったとしても、残りの3日で10万円ずつ稼げば30万の保証に届く事になり、保証の支払いはありません。
逆に最初の3日で29万円稼いで、残りの一週間が0円であれば総額は29万円、1万円が最終日に支払われます。
これがトータル保証の仕組みであり、悪質な店舗にとって非常に有利となる条件なのです。
店舗は最終日までに保証額をキャストが稼げば何も問題なく事を進め、保証を払わなければいけない状況になると上記の様な難癖をつけて支払いを避けます。
つまりギリギリまでキャストを雇用して店舗で働かせ、最終日前に突然保証を切る事が可能なのです。
この様なトラブルの実例が全国各地で発生しており、悪質な店舗の被害に遭うキャストが年々増え続けているのです。
トラブルを回避するために出来る事
上記の様なトラブルを避ける為にキャストが出来る事はたくさんあります。
特に有効なのは、事前に細かい確認を取っておくことです。
出稼ぎに行くキャストの多くは、その店舗の情報を求人会社やスカウトマン経由で聞いてから向かいます。
しかし考えてみれば求人情報を掲載しているという事はわざわざそれらを経由しなくても、直接店舗に連絡を取り合う事が可能という事です。
求人情報やスカウトマンを利用する際は、お店を見つけてもらう手助けだけをして貰い、連絡は自分で直接取る様にしましょう。
ラインなどのSNSアプリが普及している現在は、写真での面接が簡単になっていますし、面接データのやり取りが簡単になっています。
ですから自分の情報を送ってネット上で面接を行って貰うのと同時に、相手方の店舗の情報も貰う様にしましょう。
日給保証の出ている店舗なのであれば何時間の勤務なのか、そして何日間の勤務なのか?
保証や交通費が出なくなる注意事項等、不安な事をリストアップして聞いておくようにしましょう。
面倒に感じる方もいると思いますが、いざ現地へ行って聞いていた待遇と違う！という事になれば、時間も交通費も無駄になってしまう上、納得のいかない条件で働く事になります。
そうならない様に、出来る限りの準備をして向かう事は非常に重要であると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
出稼ぎはきちんとした優良店で働く事が出来れば非常に稼ぎやすい環境ですが、間違って悪質な店舗へ入店してしまうと時間もお金も無駄になります。
自分自身でそういった店舗の見極めが出来る様になれば、無駄を省き、自分の納得できる場所で働く事が出来ます。
確認を怠らず、その目で店舗を確かめる事が、出稼ぎを利用する上で大切な事だと言えるでしょう。