在日外国人の風俗嬢は違法ではない?不法滞在の可能性は?

風俗店を営んでいる人で在日外国人を雇いたいと思っている人は少なくないでしょう。
しかし在日外国人を風俗嬢として雇う際には日本人を雇うのとはわけが違い、いろいろなハードルを乗り越える必要があります。

ここでは在日外国人を風俗嬢として雇う際にどういったことを確認する必要があるのか、留学生を雇うことができるのか、どういった地域に外国人が多いのかといったことについてまとめてみました。

在日外国人を風俗嬢として雇いたい

女性日本人を雇うより外国人を雇う方が安価に済む、もしくは外国人を集めた風俗店を開いたほうが日本人に受けがいいのではないかということで、在日外国人を風俗嬢として働かせたいと思っている人は少なくないはずです。
しかし「じゃあ外国人に募集をかけて雇ってしまおう」と簡単に事が進むわけにはいきません。

まずは風俗としてではなく、「外国人を雇用する」うえで必要となってくるものがあります。

在留カード

中長期在留者には「在留カード」が交付されます。
(中長期の期間は3か月以上を指します)

パスポート面の上陸許可認証印

パスポートに許可証印が押印されます。
ここで在留期間の更新や在留資格の変更が分かりますので最新のものを確認する必要があります。

外国人登録証明書

日本に入国し在留する際には「外国人登録」をし、「外国人登録証明書」を交付してもらう必要があります。
そして外国人を「風俗嬢」として雇う際には「興行」として在留資格を与える必要があります。
(これに関してもその範疇というのは難しく行政書士等に相談するのがベストだと思います)
強引に観光ビザを有する短期滞在者を風俗嬢として雇うという考えもあるかもしれませんが、短期滞在の外国人は「収入を得る活動」は禁止されているので完璧アウトです。

外国人を雇用するということはそこで「外国人である必要性」というのが問われます。
そこをクリアして初めて外国人を風俗嬢として雇うことができるのです。
この問題に対してほぼほぼクリアできないため外国人を雇用する風俗店の多くは違法で雇ってしまっているというケースがあります。

永住権を取得する

上記でだいたい外国人を風俗嬢として雇うことは難しいと思った人もいるでしょう。
しかしまだ方法はあります。
それは「永住権」を持つ風俗嬢を雇うということです。
永住権を取得している場合
-在留期間の制限がない
-在留活動の制限がない
-退去強制自由に該当した場合でも在留を特別に許可される場合がある
といったメリットがあります。

とはいえ永住権はポンポンとれるものではなくいろいろと手続きが必要です。
よく「結婚させて配偶者にさせし、永住権を取得させる」という裏技を行使する人もいますがこれに限っても婚姻生活を3年間継続させ、かつ1年間以上日本に在留させなければいけないので容易ではありません。
なので、外国人を正規に風俗嬢として雇う方法として挙げられるのが何らかの形で永住権を取得した方を雇うという方法です。
どう募集をしたらそういった方が現れるかはわかりませんが合法的に行きたいのであればそういった方法くらいしか考えられません。

留学生をアルバイトとして雇う際

握手そもそも留学生がアルバイトをすることは「資格外活動」に当たります。
留学生が資格外活動の許可を受けている場合パスポートに許可証印又は「資格外活動許可書」が交付されます。
雇用先はこれらを確認する必要があります。

とはいえこの許可証印又は「資格外活動許可書」は風俗業には適用されません。
言ってみれば留学生をアルバイトとして風俗嬢とすることは違法です。
そして問題なのは「風俗店ではない」とするマッサージ店で働いてもらうことです。
もし風俗店でないのであればオッケーなのかもしれませんが、はっきり言ってグレーゾーンだと思います。

ですが、こういった店で働かせる場合どのみち許可証印又は「資格外活動許可書」は最低限必要となってきます。
それがなければ言い逃れをする余地もないのでまずマッサージ店を営んでいて留学生を雇うという際にはそこだけは押さえておいてください。
それがあって初めて「この店は風俗店ではないから」と主張することができるのです。
そしてもし留学生を雇うとしても1週間28時間以内を限度としているためそこも守る必要性があります。

外国人が多い地域と業種

合法、非合法を問わず外国人が多い地域というのは存在します。
錦糸町や神田は外国人の風俗嬢が多いです。
錦糸町の外国人といったらキャバクラが真っ先に思い浮かべられるという人も少なくないはずです。

それほど錦糸町には多くの外国人キャバクラ嬢が存在します。
そしてキャバクラにかかわらずデリヘルなども多く存在します。
このような店がどういった経緯で女性を集めることができているかは分かりませんが(想像はつきますが断定はできません)ホームページもきちんと出していてひっそりと店を構えているということからして違法店ではない可能性が高いです。
こういった店があるということは「外国人を風俗嬢として雇って店を繁盛させる」という方法が可能なのではないかと推測できます。

もう一つ上げたいのが神田です。
神田には外国人マッサージ店が多数存在します。
マッサージ店といっても普通のマッサージではなく抜きありのマッサージな訳ですが、これに至っては上記のように「風俗店ではない」という主張を押し通しているのではないかということが想像できます。
ある「タイマッサージ」ではそのグレーゾーンをさらに「グレー化」するために「射精は客自身に行わせる」といったとんでもない裏技を持っています。

確かにこれなら「私は何もしていない。客が勝手にマスターベーションを始めた」という言い訳が通用しそうですね。
こういったグレーゾーンを突き通すためにお店側も「マッサージ店」というだけで抜きありか無しかを濁しているといっても過言ではありません。

違法行為ははびこっている

法律逆に「違法店は?」と聞かれたらこれに関してはごまんとあります。
まずほぼ100%客引きを行っている外国人は違法です。
安さを武器に客に近づきキャッチする。

お店に連れていき性行為を始めるといった手法です。
これに関しては査察が入ったら一発アウトです。
そしてこういった行為をする外国人に対して管理局なのか警察なのかは分かりませんが結構「張っている」ケースがあります。
そのためがさ入れをするということも珍しくはありません。

違法行為をしているお店はなかなかホームページに載せることができないため客引きに力を入れマークされているという悪循環に陥っているのです。

まとめ

上記で「外国人を風俗嬢として雇う」ということがいかに難しいことか分かっていただけたら幸いです。
さらに難しいから最終的には違法で働かせてしまえという経営者が後を絶ちません。

うまくいっているうちはいいのですが何かにおびえながら仕事をする、いずれはばれて罰金や懲役ということになってしまうできちんとした手続きをとることをお勧めします(それで無理ならそういうシステムなんだと割り切るしかないでしょう)
明確なビジョンを持っていて、どうしても外国人を風俗嬢として雇ってビジネスを成功させたいという人は行政書士等に相談して合法的にお店を経営する必要があります。
険しい道のりだとは思いますが合法的に進める方法はあると思うのでそこを突き進んでもらえればありがたいです。

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