AV業界の仕組みを徹底解剖!知るだけで人気女優になれる?
2018/02/18
多くの男性から人気があり、風俗業界と同様にアダルトなサービスを展開する業界と言えば、誰しもがAV業界を想像するのではないでしょうか。
年齢を重ねた男性であったとしても、AVを見るか風俗店を利用するか、どちらかは必ずと言って良いほど行っているのではないでしょうか。
未成年の男性でも今やネットを介して簡単に無料のアダルト動画が見られるようになりましたが、AV女優になりたいという女性からすると危機感を覚える傾向にあるかもしれません。
AV業界からしてみると、ネットの普及によって無料でアダルト動画を見られるようになった昨今は、あまり歓迎できる事態とは言えないのです。
もちろん幅広い世代の方にAVを見てもらえることは喜ばしいことで、業界の活性化に繋がると言えますが、そもそも収益が増えないと新しい作品を制作することができなくなってしまいます。
売り出し方に工夫を求められるようになりましたが、出演するAV女優はどういった点に気を付ければ良いでしょうか?
これからAV女優になりたいと考えている方は、AV業界の仕組みを知って少しでも業界の方に求められる人材を目指すようにして下さい。
こちらでAV業界の仕組みを徹底解剖いたしますので、今後の活動においてきっと役に立つと思います。
本物の素人はいない
男性の方で勘違いされている方を見かけることがございますが、中には女性でも勘違いされている方がいらっしゃるかもしれませんのであらかじめご説明いたします。
AV作品に出演されている女性の中で、本物の素人女性はいらっしゃいません。
「素人モノ」と称される作品がございますが、基本的に女性はAV女優が所属するプロダクションと契約を結んで、自身の意思によってAV作品に出演しています。
一昔前には、悪質な制作会社が本当に素人の女性を騙して性行為をし、その様子をビデオに収めて販売していたという事例がございますし、レンタルビデオ店に置かれている作品を通して自分がAV作品に出演している事実に気付き、店員に買い占めを頼んだという話も耳にしたことがございます。
しかし、一般的には女性がAVに出演することになるという事実を全く知らない状態で、撮影が行われることは一切無いと言えるでしょう。
ネット上にてAVが気軽に見れるようになった分、悪質な作品も多く流出してしまっていることが考えられると思いますが、制作会社やプロダクションを介さないで撮影され、流出している作品は全体の10%にも満たないと言われています。
AV女優としての活動をスタートさせる際に、自身が騙されてしまっていないか不安に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、しっかりと事務所と契約をして自分の意思でAV作品に出演することを決めている以上は、無用の心配だと言えるでしょう。
AV業界はこうやって成り立っている
AV業界は主に4つの存在から成り立っています。
まずは制作会社。
監督やカメラマンもここに属することになりますが、AVを撮影したりモザイク処理を施したりする、その名の通り作品の制作をする会社です。
人気のAV女優ともなりますと、この制作会社と専属契約を行い、1つの作品に出演するだけで100万円以上のギャラを手にすることも言われているほど、AV業界の中心的存在だと言えるでしょう。
制作会社と混同して覚えがちな存在として、流通会社がございます。
流通会社は制作は行いませんが、プロモーションや宣伝活動を主に行っています。
販売してくれるお店に商品を流したり、ネット上での販売を行うよう手配するのも流通会社だと言えるでしょう。
次にAV女優の方が所属する、AV事務所、またはプロダクションと呼ばれる団体がございます。
プロダクションは制作会社と連携を取り、制作会社が企画したAVに出演する女性を派遣する存在です。
制作会社と専属契約できるほどの知名度を誇る女性はほんの一握りしかいらっしゃいません。
無名のまま終わってしまう女性も含め、大多数のAV女優のこのプロダクションに在籍して活動していく事になるでしょう。
そしてAV女優。
これら4つからAV業界は成り立っていますので、デビューするにあたってスムーズに業界の内情を把握するためにも、仕組みをしっかりと理解して活動に集中できるように備えておいてください。
禁止事項や専門用語もある
AV業界には禁止事項や、専門用語もございます。
まずは禁止事項ですが、仕事に臨む上で、制作会社やプロダクションの男性スタッフ、しいてはAV男優と恋仲になることは固く禁止されています。
セックスをすることを目的とした仕事となりますので、撮影現場に恋人がいるとなると仕事に対して集中できなくなってしまいますし、質の高い作品を作ることは出来ません。
AVの撮影現場は素人が考えているよりもシビアです。
大手企業に勤めているサラリーマンが行うような真面目な打ち合わせが展開された後に、カメラに映らない部分ではピリッとした緊張感で溢れています。
それだけ1つの作品を作ることに熱中している大人が集まっていますので、色恋感情を持ち込むなんて以ての外だと思いましょう。
そして専門用語ですが、AV業界にはAV業界特有の専門用語がいくつかございます。
代表的なものとして3つご紹介いたしますので、備えてから活動し始めるようにして下さい。
1つ目は絡み。
ご存知の方も多いと思いますが、男優と女優のセックスのことを指します。
セックスの回数が増えればギャラも増えると言われていますので、覚えておいても損は無いでしょう。
2つ目はキカタン。
企画単体女優の略称となりますが、AV女優には知名度に応じたランクがございます。
初めは誰しも企画女優から始まり、後に企画作品に単体で出演できるほどの知名度と人気を誇るキカタンこと企画単体女優になります。
その後さらに売れれば単体女優。
単体女優ほどになれば制作会社との専属契約をする女性も出てくると思いますし、地上波のバラエティ番組に出演できるような、セクシータレントとしての活動を行うことも出来るでしょう。
企画単体女優と言うと少し長くなりますので、AV業界の方はキカタンと略している方が多くなります。
3つ目は枕。
枕営業と混同して覚えてしまいそうですが、枕は撮影時に遠出した場合の、宿泊費の事を指します。
間違っても「枕用意しておくから」と言われても、枕営業を強要されているとは思わないようにして下さい。
まとめ
AV業界の仕組みに関してご紹介いたしましたが、もっとも女性が気になる点は収入面だと言えるでしょう。
仕組みを理解していればスムーズに撮影に臨むことができると思いますが、AV女優のギャラは不透明な傾向にあります。
一本作品に出演するだけでいくら稼げるのかは女優のランクによっても変わってきますが、気を付けたい点はギャラから手数料を引かれる事です。
AV女優は個人事業主となります。
ギャラは風俗嬢同様に日払い手渡しとなりますので、その場で受け取ることができることの方が多くなりますが、その内何割かは所属しているプロダクションに手数料として持っていかれます。
事務所によってはメイクや小道具などの準備に費用が多くかかることから、AV女優の出演料から多くの手数料を引いている事務所もございますので、所属するプロダクションがギャラからどれくらいの手数料を引くのかは確認するようにしましょう。
良心的なプロダクションでも2割前後は引く傾向にありますので、AV業界の仕組みと併せて覚えておいてください。