水商売の色管理とは?色管理のメリットとリスクを教えて!
2018/02/10
もしも水商売系のお店で働くことになり、そこの店長やスタッフからアプローチをかけられるようになったら、色管理の可能性があるので注意しましょう。
色管理は風俗業界やキャバクラでは日常茶飯事のように使われる単語です。
その言葉の意味や、リスクなどを理解せずに水商売の仕事を始めると、思わぬトラブルに巻き込まれる心配があります。
色管理の意味
色管理とは、水商売や風俗業界などでよく使われる単語なのですが、どのような意味なのでしょう?
色管理とは別名で色恋管理と呼ばれているもので、風俗嬢やキャバクラ嬢の恋愛感情を利用して出勤などを管理する方法のことを意味します。
お店のスタッフや店長が色管理をする場合、良い意味で用いられることは滅多にありませんので注意しましょう。
色管理そのものは風俗業界や水商売に限らず、あらゆる業界に存在しています。
普通の会社であっても、色管理に近いことをしているケースもあります。
ただ、水商売の現場ほど、色管理が行われているケースが非常に多く、注意が必要です。
水商売と色管理
水商売のお店の店長ともなると、しっかりとキャストを管理する必要があります。
キャスト一人ひとりが努力することで、お店は盛り上がり、売り上げが伸びるだけに、店長には常にキャバクラ嬢たちが快適に働けるように努力する義務があります。
あくまで真っ当な方法でキャバクラ嬢と接しているのであれば特に問題はありません。
しかし、水商売のお店の店長ともなると、基本的に男性であることが多く、目の前に女性がいれば時には恋愛感情が芽生えることもあるでしょう。
同様に、キャバクラ嬢が店長や男性スタッフに恋愛感情を覚えることもあります。
色管理では、このような女性の恋愛感情を逆手にとって出勤などを管理することになります。
色管理をする場合、店長や男性スタッフはしきりに「好きだよ」とか「愛してる」、「お前が特別だよ」などと甘いことを言って、キャバクラ嬢に好意を抱いているかのような態度を見せます。
いくらキャバクラは仕事でやっているとはいえ、日々男性からアプローチを受けていれば悪い気はしません。
中には、自分のことを特別視してくれる店長や男性スタッフに対して本当に恋心を抱いてしまい、依存してしまうケースもあります。
一旦色管理が成立してしまうと、女性は男性の意のまま操られてしまうようになります。
色管理の目的
色管理の意味は恋愛感情を用いてキャバクラ嬢などの女性たちをコントロールすることなのですが、その目的は一体何なのでしょう?
色管理の最大の目的はやはりお店の売り上げを増やすことです。
どれほど可愛い女性であっても、お店の方針や命令に従わない女性ともなると、なかなか売り上げを増やせないでしょう。
しかし、色管理をしてしっかりとキャストをコントロールすることで、効率よく働かせ、売り上げを伸ばすことができます。
さらに、色管理が成立すると、無理な出勤にも応じてくれるようになるため、シフトの調整がしやすいなどのメリットがあります。
他のキャストが休んでしまい、人手が足りない時などに、色管理しているキャストにお願いをすることで穴を埋めることができます。
他にも、色管理をすることでキャストの退店を未然に防げるなどのメリットがお店側にはあります。
一旦色管理が成功し、男性に依存するようになると、なかなか離れられず、いつまでもキャバクラ嬢として働くことになります。
このように、色管理には様々なメリットがあります。
ただし、それらはすべてお店側のメリットであり、女性にとってのメリットというわけではありません。
色管理が趣味のケース
色管理といってもすべての男性が営利目的で色管理をしているわけではありません。
ビジネス目的で色管理をしている男性であれば、まだ信頼はできます。
しかし、もしも趣味の範囲で色管理をしている男性と遭遇した際には注意しましょう。
男性には潜在的に、女性をコントロールしたいという欲望があります。
色管理はそんな欲望を満たしてくれる行為なだけに、趣味として色管理をする男性は意外と多くいるものです。
そして、趣味で色管理をしている男性というのは、仕事に徹していないだけに、多数の女性と関係を持つことが多いです。
このような複数の女性と関係を持つ男性というのは非常に信頼できず、危険です。
近づいても良いことはないですし、それどころか関係を持つことで面倒なトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
明らかに複数の女性に手を出しているような男性から色管理されそうになった際には、どれほど甘い言葉を囁かれたとしても、きっぱりと断っておきましょう。
色管理のリスク
色管理には男性側にメリットこそあれ、女性側にはメリットが無いことがほとんどです。
よく恋は盲目と言いますが、まさにその通りで、色管理が成立すると女性は判断力を失い、誤った選択をしがちになります。
そもそも、色管理とは男性にとってあくまで仕事の範疇であって、本物の恋愛ではありません。
そのため、いくら女性が店長やスタッフに恋心を抱いたところで、その想いが届くことはありません。
自分のことを好きになってくれる女性のことを、男性は都合の良い女だとしか認識しないでしょう。
それだけに、色管理にハマってしまうと、たいていの場合、女性には不幸な結果が訪れる可能性が非常に高いです。
特に、男性に依存しすぎるあまり、すべての決定権を相手に委ねてしまう女性ほど注意が必要です。
水商売や風俗業界というのは、非常にストレスが多い世界なだけに、甘い言葉に騙されるあまり色管理にハマってしまうという女性は意外と多くいるものです。
一旦色管理が始まると、貢がされたり、不倫させられたり、中には暴力を振るわれるリスクがあります。
そもそも仕事とはいえ、色管理をしようなんて考える男性にろくな人はいません。
色管理をする男性というのは非常に危険で、女性にとって損になるような性格の持ち主である可能性が高いです。
そのような人物に恋愛感情を抱いたところで不幸な結末になりやすいです。
男性スタッフとの適切な距離
色管理をする男性は店長だけとは限りません。
中には店長に命令され、色管理をする男性スタッフもいます。
それだけに、男性スタッフの言う誉め言葉は基本的にすべて色管理だと思っておいて間違いはありません。
男性スタッフの誉め言葉を真実だと思い、鵜呑みにすると、この女は管理しやすいと思われ、ターゲットにされかねないので注意しましょう。
ただ、いくら色管理されるリスクがあるとはいえ、仕事をしている以上、ある程度仲良くなる必要はあります。
水商売の現場で働く場合、男性とは付かず離れずぐらいの距離感を保って仲良くしましょう。
会話をする際にはプライベートな内容は避け、仕事に関する話題だけ話しましょう。
感情を交えて話すとつい本音をさらけ出してしまい、そこから仲が発展してしまう可能性があります。
それだけに、会話をする際には常に感情を抑え、冷静に話しましょう。
男性スタッフはあくまで同僚程度に思い、適度な距離感を保ったまま仲良くする、そうすることで男性スタッフに色管理されるリスクを軽減することができます。
色管理のあるお店の共通点
水商売や風俗業界においてよくある色管理ですが、すべてのお店が色管理をしているわけではありません。
むしろ、女性が安心して働けるような優良店ほど、色管理はやらない傾向があります。
では、色管理をするお店とはどのような特徴があるのでしょう?
そもそも、色管理をしているお店というのは、色管理をしないとキャストが働いてくれさえしないようなお店だと言い換えることもできます。
それだけに、条件や待遇が悪く、給料が低く、客層も悪く、キャスト同士の仲が悪いなど、職場環境が悪いお店ほど色管理をしたがる傾向があります。
基本的に色管理をしているようなお店というのは、質が悪い可能性がとても高いです。
そのため、色管理をしているお店は極力避けた方が賢明でしょう。
いくら一目惚れとはいえ、いきなり女性に向かって好きだと言う男性は滅多にいません。
にも関わらず、執拗に女性のことを褒める店長や男性スタッフがいたら、色管理を疑いましょう。