職業がキャバ嬢って堂々と言える?それとも恥ずかしい?
2018/04/03
キャバ嬢は恥ずかしい職業というイメージは世の中には少なからずあります。
キャバクラで働くことのどこらへんが恥ずかしいと感じさせるのかについて紹介をします。
職業の貴賤はないという言葉もありますし、キャバ嬢は誰でもなれるものでもありません。
卑下する必要はありませんが、世の中がキャバ嬢に持っているイメージを自覚することが、キャバ嬢のイメージアップ、そしてキャバ嬢自身の生きやすさに繋がっていきます。
キャバ嬢はなぜ恥ずかしいのか
キャバ嬢は恥ずかしい職業だと考えている人は少なくありません。
キャバクラで遊ぶ人、遊ばない人、元キャバ嬢、現役キャバ嬢自身さえもそう考えている人がいます。
なぜ、キャバ嬢のイメージはそこまで悪いのかについて説明をします。
社会の底辺にいる女性が多いから
キャバ嬢の素性は様々ですが、いわゆる社会の底辺といわれる女性も多く働いています。
高校や大学を中退していて低学歴であったり、さらにシングルマザーであったりすることも珍しくありません。
学歴が低かったり、シングルマザーだったりする女性は仕事探しに苦労することが多いです。
キャバクラや風俗などは学歴を問わず、出勤にも融通がきくことが多いです。
さらにお給料も良いので、なかなか普通の仕事に就けない訳ありの女性が集まりやすく、それが恥ずかしい職業というイメージに繋がりやすいです。
いつまでも続けられる職業ではないから
キャバ嬢はお給料が良いですが、いつまでも続けられる種類の職業ではありません。
若い間しか稼げないという女性がほとんどです。
しかし、元キャバ嬢というキャリアは昼の仕事探しではマイナス評価にはなってもプラス評価にはならない場合がほとんどです。
特にキャバ嬢一本で長く働いていた人がキャバ嬢を上がって正社員になるのはすごく難しく、ノルマの厳しい営業職や販売職、でなければ人手の足りない介護職といった限られたものになりやすいです。
ずっと続けられる職業ではなく、キャリアにもなりにくいことからキャバ嬢は後のことを考えていない人がなる恥ずかしい職業だというイメージに繋がってしまいます。
男性に媚びを売って稼ぐから
キャバ嬢は男性の下心を刺激するのが仕事です。
しかし、世間では男性に媚びを売ること、ましてやそれでお金を得ることを恥ずかしい、みっともない、いやらしいと考えている人が多いです。
特に男性は自分の娘がそうなってほしくない。
そうなったら恥ずかしいと感じていることが多い。
生活の乱れたキャバ嬢が目立つから
真面目に仕事をして堅実に生活をするキャバ嬢がほとんどですが、一部のキャバ嬢は金遣いが荒く、性や恋愛に奔放で、アルコールやギャンブルに依存しています。
そして、世の中ではそのようなキャバ嬢の方が目立ってしまいます。
そうなるとキャバ嬢全てのイメージは生活が乱れている女性とみなされてしまいます。
実際にキャバ嬢はストレスが溜まりやすく、派手な身なりが好まれ、金回りもいいので、知らず知らずのうちに金銭感覚や価値観が変わってしまったり、誘惑に負けてしまったりすることもあります。
昼夜逆転の生活になりやすい
昼キャバというものもありますが、キャバ嬢の稼ぎ時は夜です。
したがって、キャバ嬢は昼夜逆転の生活になりやすいです。
昼間に活動し、夜眠る生活が当たり前になっている人にとって、昼過ぎまで寝ているというだけで恥ずかしいこと、みっともないことと判断されてしまうことがあります。
風俗と混同されやすい
キャバクラはお客さんと会話をするだけですが、キャバクラを良く知らない人はセクキャバやピンサロなどのイメージを持っている人もいます。
お金と引き換えに好きでもない男性に身体を触らせることは恥ずかしいというイメージはとても強いです。
キャバ嬢は誰にでも出来る仕事ではない
キャバ嬢に対する世間の評価はあまり高いとは言えません。
しかし、キャバ嬢という仕事は誰にでも務まるようなものではありません。
男性に媚びを売ることを良しとしない人は多いですが、世の中の男性は少し女性が媚びを売っただけでお金を出そうとはしません。
高額な対価を払ってもいいと思えるような容姿、センス、会話力、頭の良さなどを兼ね備えた女性しかキャバ嬢として稼ぐことはできません。
卑下する必要はありません。
堂々としていましょう。
キャバ嬢自身が恥ずかしいと思っているとますますキャバ嬢は恥ずかしい職業というイメージが強くなってしまいます。
お客さんの説教は受け流して
お客さんがキャバ嬢に「こんな恥ずかしい仕事はいつまでもしていてはいけないよ」と言って来ることがありますが、一々真に受けたり、イライラしたりしてはいけません。
キャバクラに遊びに来ている時点で同じ穴のムジナです。
お客さんはキャバ嬢には何を言ってもいいと思っている人が多いです。
少し偉ぶって説教をしていい気分になりたいだけであって、本気でキャバ嬢の職業については考えていません。
説教をされたら否定したり反論したりせず、笑顔で「そうですよね。
〇〇さんを見習わなきゃ」「キャバクラでお金を貯めて〇〇をするのが夢なんです」などと流しましょう。
本当に恥ずかしいキャバ嬢にならないために
キャバ嬢は決して恥ずべき職業ではありませんが、キャバ嬢自身の行動や言動によっては恥ずかしいものへとなってしまいます。
キャバ嬢であることを自慢する
キャバ嬢のイメージはあまり良いものではありません。
堂々とキャバ嬢であることや元キャバ嬢であったことを言うのは控えた方がいいでしょう。
割のいいバイトをしている、お金持ちの人にチヤホヤしてもらえた、きらびやかな世界を知っているという自慢は大学の友人やママ友などには引かれてしまうことが多いです。
生活が乱れる
金遣いが荒かったり、二日酔いを繰り返していたり、奔放な恋愛をしたり、何かに極度に依存したりしていると恥ずかしい人とみなされてしまいます。
キャバ嬢はストレスが溜まりやすい仕事ですが、世間体の悪くない方法で発散しましょう。
また、露出度の高い服装や派手すぎるメイクや髪型、ネイルなどは偏見を生みやすいです。
仕事には仕事の、そうでない時にはそうでない時のTPOというものがあります。
キャバ嬢のイメージは以前よりも向上しています
キャバ嬢のイメージは以前よりも向上しています。
ドラマや小説、マンガなどで世間の意識が変わってきたり、有名大学の大学生がキャバ嬢として働いたりしています。
キャバ嬢を恥ずかしくするもしないもキャバ嬢次第
職業に貴賤はないとはいえ、社会的に底辺の女性が集まりやすく、男性に媚びを売るキャバ嬢という職業の評価は世間的にはあまり高いものとは言えません。
しかし、キャバ嬢は誰にでも出来る仕事ではありません。
努力を怠らない限られた女性だけが稼げる世界です。
キャバ嬢自身がキャバ嬢であること卑下してしまってはダメです。
キャバ嬢のイメージは以前ほど悪いものではありません。
女性の憧れの職業の1つですらあります。
しかし、キャバ嬢のイメージが向上したからといってキャバ嬢個人個人のイメージが良くなったという意味ではりません。
キャバ嬢は偏見を持たれやすいという自覚を持ち、TPOを弁えた言動や身なりを心がけていれば恥ずかしい職業などと言われることは少なくなりますし、言われても傷つくことはありません。
自分に自信の持てる日々を送りましょう。