「見た目」性格が良いキャバ嬢ほど指名が多い理由
キャバ嬢は仕事を続けていくうちに、自然と性格に裏表ができてしまうと言われます。
お客さんにいい顔をしなければならないという、接客業ゆえの宿命です。
ストレスフルな仕事ゆえ、お客さんのいないところで悪口を言ったりするのはある意味しかたありません。
指名の多いキャバ嬢を見ると、少なくとも見た目は性格の良いパターンが多いです。
印象の悪い接客をすればたちまち仕事がなくなってしまいますから、うわべを取り繕っているとも言えます。
詳しく説明していきましょう。
キャバ嬢を続けていると性格がきつくなることも
ランカー嬢などにも多いとされる、性格がきつくなる現象。
キャバクラと言う夜の世界の荒波に揉まれていくうち、自分でも気付かないうちに性格が変わってしまうようです。
よっぽどひどいキャバ嬢になると、平気で他人の悪口を口にしたり、横柄な態度をスタッフが愚かお客さんにまでとってしまうこともあるそうです。
いくらなんでもそれは度が過ぎているので、真っ当なお店ならば厳しく注意するでしょう。
ただ、嬢の顔色をうかがって厳しく注意できない店長やスタッフも実際はいます。
一度、性格が悪いと周囲に認識されてしまえば、それを覆すことは難しいです。
計算高い性格というのも同様に悪い印象しか与えません。
確かに仕事はきちんとこなす、コミュ力が高く、どんなお客さんでも虜にしてしまう魅力を持っている。
けれども裏の顔は正反対、と言うキャバ嬢は、煙たがられる存在でしかありません。
また、こうしたキャバ嬢はメンタルがものすごく強いこともあります。
なので、純粋な性格なら到底、人気嬢にはなれません。
キャバクラは実力勝負の世界なので、ともすれば性格の歪んだキャバ嬢が生まれてしまいがち。
それは決して良いことではありませんし、自分自身にとってもマイナスにしか働きません。
見た目だけでも性格が良いと指名が増える
いわゆる「猫をかぶっている」状態だと、指名客、それも本指名客が増えていきます。
計算高く仕事しているといえます。
事情を知っている周囲の人からすれば、あいつは計算高いやつだと見抜くことができますが、それを知らないお客さんや、入店したばかりの新人ならばころっと騙されてしまいます。
言い方悪いですが、このような世界では「図太い神経」の持ち主でないと生きてはいけません。
ときには計算高く、ときには嘘も方便とばかりに渡り歩いていかなければ多くの指名を獲得できないということです。
それを分かっているからこそ、お客さんの前では「見た目」性格の良いキャバ嬢が出来上がるのです。
やはり、見た目に騙されるお客さんは多いですから、次もあの子と遊びたいと思ってしまうもの。
もしかしたら嬢がプライベートの時、すなわち店外でも関係を持ちたいと思うお客さんも出てくるかもしれません。
見た目だけでも客ウケする性格だと多くの指名獲得につながります。
どんなお客さんを接客してもかなりの確率で落とせてしまうので、コミュ力は非常に高い。
もちろん、ヘルプなんて必要ありません。
負けず嫌い
多くの指名を獲得できるキャバ嬢は、競争心および向上心が強いと言えます。
完全実力勝負の世界ですから、自分が誰かを蹴落としてのし上がらないことには、頂点には行けません。
何がしかのモチベーションを持続したまま仕事をすることは非常に大変。
けれども負けず嫌いなキャバ嬢はそれを乗り越えてきます。
見た目の性格が良くても、根っからの負けず嫌いと言うパターンは少なくありません。
強いメンタルを持っているからこそ粘り強く仕事に励みます。
結局はそれがお店の売り上げを大幅に伸ばすことになるので、お店としては非常にありがたい。
ただ、先に説明したように、天狗になっているキャバ嬢を注意できないお店があるのは、それをすることで嬢の機嫌を損ねてしまうのを恐れているからです。
お酒が強いのはメリット
トークスキルなどの接客術だけでなく、お酒をたくさん飲めるかどうかも重要です。
お客さんが飲んでいる手前、キャバ嬢である自分が飲まないのはよろしくありません。
もちろん、お酒が飲めなくたって何の問題もないのですが、プライドが邪魔してついたくさん飲んでしまうのです。
媚びるのがうまい
お客さんに媚を売ることで人気を獲得するのはキャバ嬢。
本来の性格はともかく、愛嬌よく、つまりは見た目良くすることに長けています。
こうしたキャバ嬢はクルクルと表情が変わるので、お客さんはつい夢中になってしまいます。
本来の性格をお客さんが知ったら、おそらく嬢に幻滅するでしょうが、世渡りのうまい嬢はボロを出しません。
自己主張が強い
ガツガツしているようなタイプのキャバ嬢なら、とても派手に着飾っているはず。
自分をより目立たせるために必要なスキルですが、とにかく派手。
それに、毎回異なるヘアスタイルやアクセサリーを身につけるなど、変化にも富んでいます。
そのように見た目をうまくプロデュースすることでお客さんを飽きさせません。
サービス精神旺盛と言い換えていいでしょう。
営業活動がマメ
見た目の性格がいいだけではありません。
お客さんひとりひとりにお礼のメールを送るなど、営業活動にも余念がありません。
気遣いを見せることで相手の心をつかみ、着実に自分のファンを増やしていきます。
売れないキャバ嬢の原因の1つに、営業活動が不足しているという点が挙げられます。
それではお客さんが離れていってしまうのでよくありません。
どんなに面倒でも、営業活動は必要不可欠です。
はっきりと意思表示をする
どんなにお客さんにいい顔していても、意思表示をするべきところは徹底しています。
例えば気に入らないお客さんからアフターや同伴を求められた場合、仕方ないけどと応じるのではなく、きちんと理由を告げて断るなど。
意思表示ができず中途半端にしているよりは、たとえ相手の機嫌が悪くなってもはっきりと意志を伝える方がいいと分かっているからです。
もしもそれによってそのお客さんが離れていったとしても、それはそれで構いません。
1人お客さんが居なくなったところであれこれ考えるほど、優しくは無いのです。
一見、気遣いとは正反対に思いますが、明確な意思表示も必要なのです。
見た目の性格がいいのは本当にメリットか
ここまで紹介してきて、見た目の性格がいいというのは本当にメリットなのでしょうか。
夜の世界で生きていく上では確かにメリットに働きます。
そうしなければ多くのお客さんを抱えることはできないし、自分の評価は一向に上がらないからです。
少なくともお客さんの前で本当の性格を見せない限りは、お客さんに愛想をつかされることなどありませんから。
仮に、キャバクラから風俗に変わったとしても、やはりメリットになります。
キャバクラの風俗も同じ実力勝負の世界。
では、夜の世界を卒業して一般の職業についた場合はどうでしょう。
やはり性格の良さは多方面に好印象を与えます。
それによって仕事も回ってくるし、評価も上がるので悪い方向には働きません。
本当の性格はともかく、やはり取り繕って見た目は夜の世界で力を発揮してくれます。
まとめ
キャバ嬢歴が長いと、時として性格に裏表が生まれてしまいがち。
それでもお客さんの前で見た目の性格がよければ大抵はうまくいきます。
キャバ嬢として上に上がるためには、「作った」性格は非常に効果を発揮します。
性格が悪いのは決して良くありませんが、普段以上に性格をよく見せることで客ウケするのは事実です。