風俗嬢が実年齢から何歳か誤魔化す理由
2018/02/23
風俗嬢として働いているとお店で出されるプロフィールには、あまり本当の事を書かれていない場合が多いです。
趣味や性癖、3サイズなどのものはきっちりと面接の時に計る所もありますが、ほとんどの場合簡単な質疑応答のみで、あとは勝手に店舗が作っているなんてのが一般的ですよね。
その中でも特に誤魔化しが凄いのが店年齢に関する項目。
今回はそのサバ読みについてどんなメリットがあるのか、そしてバレない為の方法と逆にバレてしまった時のリスクを解説致します!
年齢のサバ読みで得られるメリット
そもそも何故この様なサバ読みが、店舗にとって当たり前になってしまっているのか、まずはそれを理解する必要があります。
プロフィールの表記年齢で28歳は30歳以上のキャスト、3サイズでもウエスト60以上の表記は太っているという暗黙のルールの様なものがあります。
それがいつからか店舗とお客様の間で常識として根付いてしまい、その暗黙のルールは今も続いているのです。
現在風俗店は直接お客様に声を掛ける客引きや、チラシのポスティング等は条例で禁止とされている為、お客様に対する詳しい広報活動はネット以外では実質認められていません。
新聞広告や雑誌掲載などの方法も確かにありますが、限られた枠組みの中では女の子の情報を全て載せる様な事は難しいので、店舗の名前の宣伝を目的としている場合が多いです。
店舗に実際に足を運んで頂けるタイプのお店、ホテヘルやファッションヘルス、ソープなどであればお客様と直接やり取りが出来るので、キャストの正確な情報を伝えられますが
店に来る前にネット広告を見てから来ているはずなので、やはり第一に目に入る広告媒体はネット広告であると言えるでしょう。
では、他の店舗がサバ読みの数字でネット広告に掲載をしている中で、自分達の店舗のキャストだけが実年齢や実際の3サイズで掲載していたらどうでしょうか。
業界で働く人間からすれば、その数字が正しい表記をしていると理解できるでしょうが、一般のお客様からすればとんでもない店に見えます。
それは暗黙のルールがあるとは言え、お客様が風俗店のお店のキャストの表記をどこかしら信じている事に他なりません。
20代で統一していた店の年齢表記が30代も混じったり、3サイズの表記が突然変わったり、他の店舗と見比べた時に100%見劣りしてしまいます。
また、ネット広告であるが故に、直接お客様に他の店舗の表記がおかしいんです!と主張する事は出来ませんし、何らかの方法で出来たとしても、信用してもらえる可能性は低いでしょう。
年齢のサバ読みによって店舗に統一感を持たせる事が出来る、3サイズの誤魔化しによって華やかなキャストを並べられる…
9割の店舗がそうしている様に、同じサバ読みをする事でようやく肩を並べられるのです。
サバ読みをしない事の方がデメリットが大きくなるので、他のキャストと同じ舞台に立てるという事がメリットと言えるでしょう。
また、年齢の誤魔化しは身バレの防止にもなります。
風俗で働いていることを自分の家族や友人、恋人や旦那に話している方は少ないと思います。
出来る限り自分の周りの人間にはバレない様にしたいという人は多いはずです。
そういった方達の為に、実年齢をプロフィールに表記しない事で疑いの目を逸らす事の出来る予防策としてのメリットもあるのです。
疑われてしまった時の対処法
お客様との接客中、会話の内容からん?
と思われる事もあると思います。
そりゃあ実際の年齢よりも若く誤魔化しているのですから多少の食い違いはありますよね。
年齢についてしつこく聞かれたらうざい!と感じるのは当たり前だと思います。
そもそも自分が誤魔化したくて詐称している訳ではなく、店舗の方針によって年齢が書き換えられているのですから、本来キャストが悪く言われる意味が分かりませんよね(笑)
しかしながらそれは店舗の売り出しの為の戦略であり、仕事を付ける為だとも言えますので協力はしなければなりません。
そんな時に有効な対処法は、その年代について下調べをして常に自分で回答のテンプレートを準備しておくことです。
良く言われるのは干支についてです。
これは相手が自分の店年齢と同い年だった場合に聞かれることが多く、ここでスッと答えられれば不自然さは無くなります。
同様に生年月日、特に西暦と和暦に関しては良く聞かれる項目です。
こちらも自分の中でしっかりと準備しておきましょう。
また店年齢で押し通すのではなく、実年齢と店年齢の間をとった数字を教える事も効果的です。
例えば実年齢が35歳で店年齢が28歳なら、30~31歳位の年齢を答えましょう。
実は30歳なんだよね~、店がプロフィール更新してくれなくて…という風に、プロフィールと実年齢の差がある事を店舗のせいにしてしまいましょう。
実際にプロフィールの管理をしているのは店舗ですし、詐欺だ!と訴えられたところで、責任に問われるのは売り出し方に問題があったお店側です。
この方法であれば、お客様に本当の事を教えたかの様なフリが出来ますし、本当の年齢を教えて貰ったという満足感からそれ以降年齢についての質問はしてこなくなる場合が多いです。
バレてしまうと面倒くさい事に
この様な年齢の誤魔化しで最も注意するべき点は、バレた時の対応です。
顧客によっては怒り狂ってこちら側の話を全く聞き入れなくなってしまう人もいます。
それほどまでにお客様に不快感を与えてしまう年齢詐称は控えるべきだと言えるでしょう
ただ、こういったサバ読みによって発生してしまったトラブルに関して、上記のようにきちんと自分の意思を伝え、店舗側の方針による詐称であり
自分は本来の年齢を店に伝えている旨を聞き入れてもらえれば、お客様の怒りの矛先は店に向かう事が多いです。
それでもお客様の中にはキャストにダラダラと文句を言ってくる方も少なくありません。
サービスが終わった後などであれば、お客様自身が気付いているのに言わなかった可能性がありますのでコチラも強気に出れますが
サービス開始前であるならば、一度お客様に確認を取りお店に連絡を入れてしまうのが賢明な判断と言えます。
変に自分の判断と知識だけで対応し、警察沙汰なんて事になればお店は庇ってくれませんし、最悪裁判にまで発展してしまうケースもありますので注意しましょう。
自分に合った売り出し方を考える
そんなトラブルを避ける為にはどうすれば良いのか。
それは何よりもキャスト自身が、店舗で自分がどのように売り出されているのかを把握する必要があります。
例えば実年齢が40歳を超えているのに20歳前半の表記でプロフィールを出されていたりすれば、大体のお客様からすればサバ読みの許容範囲を超えるでしょう。
逆に言えばお客様にとって見た目の年齢とプロフィール欄の年齢の相違がそこまでなければ、許せる範囲ですしトラブルにも繋がりにくいのです。
自分の売り出されている年齢を今一度見直し、訂正して貰えない様であればお店を変える事を検討しましょう。
特に若専の店舗で年齢を誤魔化している場合、どうしても他のキャストと見比べられてしまいますので、変にそのお店で働き続けるよりも
人妻系やエステ系、熟女系などの比較的年齢の高いキャストの需要がある店舗で勤務する事をオススメします。
無理のあるサバ読みでトラブルに遭遇するリスクを高めるよりも、きちんと需要のある場所を見極め、自分のウリを生かせる場所で働くことが大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サバ読みによるメリットとデメリットを解説しましたが、やはり重要なのは店舗との連携です。
無理のある誤魔化しはトラブルの元になりやすく、キャストにとってストレスになりやすいので
きちんとお店と話し合い、自分が演じきれる年齢を目途にしておかないと、後々面倒くさい事になりますよ。