風俗店では風紀がバレたら即クビ?スタッフとの恋愛はなぜ禁止?

2018/03/27

風俗店では風紀がバレたら即クビ?スタッフとの恋愛はなぜ禁止?
風紀とは、簡単に言えば風俗嬢とスタッフとが付き合うことを指します。
風俗業界では例外なく禁止とされており、もしこれに違反すればペナルティーを受けることになります。

同じお店で働いている者同士ですから、恋愛関係になることがあっても不思議ではありません。
ですが、業界がこうした行為を禁止しているのには、れっきとした理由があるのです。
ここでは、風紀が発覚したらどんなことになるのか、なぜスタッフとの恋愛はNGなのかについて説明していきます。

発覚すれば最悪の場合、クビになる

男性 スーツ 仕事 成功入店すると、お店のルールに従いますと言う誓約書にサインすることになります。
サインをしたということは、それに承諾したということ。
破っても、あなたはあの時、判を押したよねと言われても文句は言えないのです。
起こりうる問題としては、お店の風紀が乱れるということ。

嬢もスタッフも、あくまで仕事をしにお店にいるわけであって、いちゃいちゃしに来ているのではありません。
そうした行為を見せられれば、他の従業員は非常に目のやり場に困ってしまいます。
決して、あの2人、仲がいいんだなぁ、とはなりません。
やるならよそでやってくれと言いたくもなります。

スタッフが嬢を贔屓して優先的に仕事を回す、といった問題も起こりえます。
本来ならば別の嬢が接客するはずだったお客さんを、「彼女」に付けてしまうということ。
そうなれば、稼げる/稼げないの差が生まれてしまいます。
本来、風俗は実力勝負の世界。

なのに意図的に接客をコントロールされてしまっては何の意味もありません。
風紀が発覚すると、最悪の場合はクビになります。
例えそうならなくても、罰金を請求される等、何かしらのペナルティーが課されます。
多くの風俗店では「風紀は禁止」と規約で定めていますから、知らなかったでは許されません。

バレなければいいのでは、とも考えられますが、大抵、周囲は薄々気づいているもの。
やはり一緒に働いている以上、当人たちのちょっとした言動に気づかない人はいないのです。

店長やオーナーが風紀を乱すことも

あろうことか、お店の責任者たる店長やオーナーが嬢と恋仲になってしまうケースがあります。

本来ならばルール違反に対して厳しく接しなければならない立場の人間がそれを破れば、当然ながら従業員からの信用は失われます。
そうなった場合、店長は退職とか降格などの処分を受けることになります。

恋愛関係に陥らないためにできること

チェックリスト マーク嬢もスタッフも、従業員としての立場を忘れてはいけません。

恋愛感情を抱いてしまうのは、それはそれで仕方のないことです。
けれど、普段から一定の距離を保つことで、風紀を避けることができます。
例えば、必要以上に相手のことを詮索しない。
相手の連絡先を聞こうとしない。

極端な例で言えば、必要な時以外は一切会話をしないくらいの気持ちでいたほうがいいでしょう。
ただ、それでもお互い仕事をしていく上である程度、良好な関係を築くのは必要です。
世間話だって大事な潤滑油。
なので、現実的なところでいえば、プライベートに関する事はお互い一切打ち明けない、連絡先を交換しない、あたりになります。

また、平素からの従業員教育も必要です。
これは責任者である店長が率先して行うべきこと。
風紀をすることによってどれだけ多くの人に迷惑がかかるのか、ということきちんと教えることが求められます。
お店にとって、嬢もスタッフも無くてはならない存在。

1人でも欠ければ営業に支障が出てしまいます。
そうならないためにも、従業員教育は徹底されなければなりません。

周囲に打ち明けているパターンもある

ルール違反と知りながら風紀をしているのは百も承知。

それに加えて同僚に付き合っていること打ち上げてしまうこともあります。
とはいっても、信頼している相手にしか言いませんから、相手を絶対に他の誰かに告げ口しないと思っての言動です。
まあ、知ったところでわざわざ他の誰かに教えるなんてことはあまり考えられませんが、それでも打ち明ける事はリスクを伴います。
何遍もいいますが、風紀はルール違反です。

打ち上げてしまう事は、自らルールを破っていると言っているようなもの。
仮にも恋愛関係になってしまっても、誰かに教えてしまうのはやめましょう。

バレない自信があるなら風紀をしてもまぁOK

絶対に他の従業員に風紀がバレない自信があるなら、そのままの関係を続けるのは悪くないでしょう。

あくまでもお店の中では従業員同士という立場を貫き、微塵もそのような関係を匂わせてはいけません。
デートするにしても、絶対に見つからないような場所を選ぶ必要もあります。
なんだか悪事を薦めているように聞こえますが、隠すなら徹底的に隠した方が自分達の為です。
実際、それは無理なことではないでしょう。

要は自分たち次第ということ。

クビと言われた、でも辞めたくない

罰として辞めてもらうと言われても、それを無効にすることができるでしょうか。
結論から言えば、ケースバイケースです。

お店が強気に出たら、法律の知識を持ち出すことでなんとかなる場合があります。
法律的には、解雇するに至る相応な理由がない限りは、従業員を辞めさせることはできません。
もしも一方的に解雇された場合、その解雇は無効となります。
けれども、例えば風紀以外にも、日ごろから業務に支障の出るような言動を繰り返していたなど、一定程度お店に迷惑をかけているような場合は、それをも勘案して解雇が妥当かどうか決まります。

とはいっても、風紀を理由に解雇が正当化される事はあまりないので、万が一クビにされそうになったら法律を盾に戦ってみるのもいいでしょう。
ちなみに、ペナルティーとして罰金を支払えと言われた場合、無効になります。
なぜなら罰金とは国が個人に対して命令して支払わせるものだからです。
なので一民間企業であるところの風俗店が罰金を取り立てるのはそもそも間違い。

裁判で戦っても、100%お店側は負けます。

敵ばかりを作ってしまうことにも

女性 絶望 ストレス 矢印風紀を見出したがために同僚達から偏見の目で見られることがあります。
それは嬢もスタッフも関係ありません。

特に、嬢同士の場合は陰湿になりがちです。
何かと嫌味を言われたり、嫌がらせを受けたり、派閥からバッシングを食らったりと、良いことは何もありません。
徐々に孤立していってしまうことにも。
同じいじめでも男性よりも女性の方が陰湿でタチが悪いと言われますが、あながち間違ってはいません。

「あなたは贔屓してもらっているのは、〇〇さんと仲がいいからでしょ?」
などと言われるのは容易に想像がつきます。
自分の味方になってくれる人がいればまだいいですが、大抵はみな、面倒ごとを避けるもの。

派閥が存在していれば余計そうなります。

まとめ

風紀は禁止。
風俗業界では常識です。

風紀を乱すことによって、当人たちだけではなくお店や他の従業員にも悪影響が生じるからです。
確かに恋愛感情を持ってしまうのは致し方ありません。
ですが、それを仕事にまで持ち込んでしまうと話は別。
それによって迷惑を被る人たちがいることも意識しましょう。

規則を破れば、良くて厳重注意、最悪の場合はクビ。
いつまでも気持ちよく働きたいなら、嬢もスタッフも、お互い一定の距離を保つ必要があります。
どちらか一方が気のあるアピールをすれば、悪い結果になるのは目に見えています。
くれぐれも風紀を乱すことのないように。

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