何歳まで風俗で稼げるかなあ・・・ちょっと心配に成って来た。
2018/02/16
この世界に入るまで決心するのに時間がかかるのかも知れませんが、実は風俗の世界は若ければ若いほど稼げる世界です。
高級ソープランドなどがその典型で、右も左も分からないハタチそこそこの女性が、月収100万円を手にしてしまう・・・。
それが風俗の世界なのです。
よく芸能人が風俗勤めをしていたという「黒歴史」が語られますが、まんざら嘘でもないのがこういったことから分かるでしょう。
では、逆はどうでしょうか。
つまり、若くなければ若くないほど風俗の世界で生き残って行くのは大変なのでしょうか。
直感的にそう思われてしまうのは否めません。
実態はどうなのでしょうか。
本記事で確かめてみたいと思います。
風俗嬢と年齢:ひとつ目の節目は20歳。
先ほど「風俗の世界は若ければ若いほど儲かる」と言ってしまいましたが、そもそも風俗の世界で働けるのは一体、何歳からなのでしょうか。
例えば生涯風俗で働こうとする女性が仮に居たとしたら、彼女は一体、何歳から働けるのでしょうか。
答えは、労働基準法と風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の観点から次のように説明できます。
・労働基準法によれば、日本国民が働けるようになるのは15歳からで、厳密には義務教育である中学校を卒業してから(第56条)。
・風営法によれば、風俗で働けるように成るのは18歳になってからで、そのとき高校に通っているとか通っていないとかいうのは関係ない(28条12項の3、第31条3項の1)。
というわけで、15歳以上で更に18歳にもなった娘は、法律上は風俗で働くことになんら障害はありません。
では、風俗デビューは18歳かというと必ずしもそうとは言えません。
風俗店というものは外部から見るより余程、警察からの摘発を恐れています。
例えば、18歳の女子高生を雇っているなんて情報が洩れて警察に目を付けられたら、たまったもんではありません。
危ない橋を渡らないように「20歳から」という年齢制限をつけているお店が大半なのです。
もちろん18歳の高卒の娘を青田刈りでもするかのように囲い込んで売り出している風俗店はゴマンとあります。
しかし堅実なお店、とくにデリヘルのようにフットワークの効かない店舗型の既得権益(※)で営業しているお店は、募集年齢を「20歳から」と手堅く設定しているわけです。
こういうわけで、20歳という年齢は風俗嬢としてどの店にでも売り込めるようになる節目の年齢に成ります。
(※既得権益とは、この場合、その土地で昔から営業しているために、風営法の出店規制を受けずに済んだお店のことを言います。)
風俗嬢と年齢:ふたつ目の節目は30歳。
20歳で風俗嬢デビューをした女性が、仮にソープやらデリヘルやら性感エステやらで、辞めることなく風俗のお仕事を続けた場合、ふたつ目の節目と成るのは30歳でしょう。
これは何を意味する節目かというと「ギャルとして売り出すことができなくなる年齢」です。
ただ、決してまだ「熟女」とはカテゴライズされない年齢です。
これは芸能界などが30代の女性を早々と「熟女」扱いするのと対照的だと言えるでしょう。
これには風俗業界特有の「年齢サバ読み」も深く関係して来ます。
すこし概観してみましょう。
・実年齢40代(49歳から40歳)→ 店年齢30代(前半か後半かは微調節)。
・実年齢30代(39歳から30歳)→ 店年齢すべからく20代後半へ。
・実年齢20代後半 → 店年齢25歳か24歳(大人っぽいねで済むから)。
・実年齢20代前半 → 風俗適齢期なのでそのまま。
・実年齢10代後半(18歳未満は働けません)→ ニーズに応じて20代前半もあり。
というわけで、30代の女性は風俗業界では「20代後半」として扱われます。
だからまだ熟女ではないです。
ただ、ギャル線は卒業しなければなりません。
風俗店ではギャル系の娘を集めて売り出しているところがありますよね。
ああいうところは最早勤められなくなる・・・それが、30歳という年齢の節目なのです。
ただし「キレイ系」として売り出せば、まだまだガッポリ稼げるチャンスが転がっている。
これが30代という年齢に成ります。
風俗嬢と年齢:みっつ目の節目は40歳。
30代の風俗嬢さんは、応募するお店にかなり制限が出て来ますが、まだまだサービスや接客で男性客からリピ(本指名)をたくさんもらえる現役世代だと言えるでしょう。
これが「ワタシって何歳まで稼げるんだろう・・・」と不安に成って来るのが40歳を超えたときからです。
風俗店では上記サバ読み表から分かるように「30代(前半か後半かは微調節)」という感じで扱ってくれます。
しかし男性客もバカではありません。
ホームページ上などで「30代」と公言している女性がどんな女性かは、2,3度風俗で遊んだことがあれば直ぐに分かるはずです。
「地雷覚悟」くらいの心持ちで入って来るはずです。
・・・しかし罰ゲームでもあるまいし、なんでわざわざ男性客はそんな公称「30代」の風俗嬢を指名するのでしょうか。
理由のひとつは料金でしょう。
30代の女性が主流を占める風俗店は、自他ともに認める「熟女店」です。
熟女店は概して料金が安く時間も長めです。
とにかくたっぷりサービスを受けたい男性は、こうして「地雷覚悟」で熟女風俗店を選ぶのです。
熟女風俗店を選ぶ男性客のもうひとつの理由は、プラスアルファのサービスを求めてでしょうね。
デリヘルだったら、ぶっちゃけ本番です。
風俗嬢さんには困ったことですけれども、業界の暗黙の了解として、それがあるようです。
他には、もうすこしまっとうに、熟女ならでは気遣いを求めている場合があります。
とくに高齢の男性客が、そういったニーズを持っているようです。
こう考えると、40歳を超えた風俗嬢さんでも多少無理はあるかも知れませんが、かろうじて稼げる市場はあるようです。
風俗嬢と年齢:みっつ目の節目は50歳。
「ワタシって何歳まで稼げるんだろう・・・」という40代での不安が、「もう辞めなきゃ」という確信に変わるのは50歳の節目を迎えてからでしょう。
生活の問題もありますが、最早風俗店としてもビジュアル的に雇うのは厳しく、罰ゲーム専門店系でしか働き口は無いと思ってください。
ただ現に、50代の風俗嬢さんはたくさん居ます。
しかし、風当たりはかなり厳しく、稼ぎも少ないので生活もカツカツに成ることを十分に注意してください。
集団待機所でお局様気取りでいると、若い風俗嬢さんからいつか報復を受けるかも知れません。
「ここが引き時」だという判断も、重要だと思われます。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
「何歳まで風俗で稼げるかなあ・・・ちょっと心配に成って来た。」
というタイトルで記事を書かせて頂きました。
風俗嬢さんにとって節目と成る年齢は、ここまでお話しさせていただいたことによれば、20歳、30歳、40歳、50歳だと考えられます。
20歳は実質的にデビューの年齢。
30歳はギャル系風俗店を卒業しなければならない年齢。
40歳は熟女店に腰を据えるように成るようになる年齢。
そして50歳は引退を考えるように成る年齢です。
なので結論をいってしまえば「50歳、というより50代が風俗を辞めるべき年齢」だということに成るでしょう。
恐らく、50歳、52歳・・・などはまだ許容年齢です。
しかし50代後半に成ったら、スッパリ辞めるべきでしょう。
すくなくともオンナとしてのプライドがあるわけですから。