健全エステ店に来る男性客が考えること
2018/02/23
健全エステ店とは
マッサージ店で働こうと思っている女性はいないでしょうか?
時給は比較的いい仕事だし、手に職がつくため技術次第では開業チャンスもあり「マッサージするのが好き」という人にとってはこの上ない仕事。
というのはあくまで女性が考えることだと思います。
一方男性が想像するマッサージは大きく分けて二つあります。
一つは女性同様体をほぐしてもらうことを前提としたマッサージ店です。
そしてもう一つは「抜きあり」のマッサージ店です。
「抜きあり」というのはハンドサービス=手こきを行うことで言ってみれば風俗です。
よく区別をするために抜きなしのお店を「健全エステ店」いうことがあります。
女性が働く場合「健全エステ店」と「抜きありマッサージ店」で時給が大きく異なるため二つが明らかに違うことは分かりきっているのですが、男性が行く場合この二つの違いについて分からないことが多々あります。
そして男性の中にはこの抜きありサービスを求めてくる人は少なくありません。
しかもマッサージを受けている最中も手こきサービスがあるのかないのか定かではない状態で「いまかいまか」と待っている男性は多いのです。
セコ客の心理
女性は上記のような男性客に対して「こいつはセコ客だ」と思うことでしょうが、彼らの心理としてみたら「お店側にだまされた」といった感じでしょう。
特に悪質なお店だと抜きありマッサージ店と見せかけてお店を出すことが多々あります。
駅前の大型店舗で外から見えるような作りだったら誰もが「この店は抜き無しの健全エステ店だ」と分かることでしょう。
しかし裏路地にあるお店でホームページでも薄暗い個室で美人の女性が上半身裸の男性をマッサージしている写真を見たら「これは抜きありマッサージ店だろう」と想像してしまうのです。
さらに金額も一般的な健全エステ店より若干高めという店が多く、明らかにお店の意図的な誘導も加わっているのです。
なので「こいつはセコ客だ」と思っている人も実はかわいそうな人たちなのです。
そういった人たちが草食系とは言いませんが、AVのように「抜いてよ」とせがんでくることはほぼほぼ考えられませんし、行動を起こすとしてもせいぜい勃起した男性器を軽くアピールしてくる(言葉にしないけど下半身をもぞもぞさせ起っていることを分かりやすくする)程度です。
風俗街のど真ん中にある健全エステ店
ではどういったお店にそういったお客が集まるかといったら、上記にもあるような裏路地の怪しげな通りです。
人目にはつかない雑居ビルの一室で経営しているお店、さらにそれが五反田や大塚、埼玉の西川口といったいわゆる「風俗街」に存在したら誰もが勘違いしてしまうことでしょう。
お店によっては女性に「うちに来る男性客は抜きありサービスがあると思ってるから気を付けて」というお店もありますが、何も知らせずに黙認するお店もあります。
女性としては時給も普通の健全エステと変わらないのにそういった男性客を相手にするのは骨が折れる作業になってくることでしょう。
もし「手こきくらいいくらでもしてあげるわよ!」という方でなければ(たいていがそうだと思いますが)風俗街のマッサージ店で働かない方がいいと思います。
当店は風俗店ではございませんと謳っている店
抜きありサービスのお店か健全エステ店の見分け方の一つに「当店は風俗店ではございません」とわざわざ謳っているお店があります。
タイマッサージでこういった文字をよく目にすることができるのですが、この文字があれば明らかに風俗店ではないなと分かることでしょう。
ところがここでも男性の捉え方は異なります。
一般的な男性だったらこの文字を見て「この店は風俗店ではないんだな」と捉えるのですが、ごくまれに「わざわざ風俗店ではございませんっていうことは実は裏メニュー(手こきサービス)があるのではないか」と想像してしまうのです。
はっきり言ってAVやエロ漫画の見すぎという訳ですが、そういった男性客も少なからずいるということだけは覚えておいてください。
はっきり言ってこういう客こそがセコ客といわれるべきでしょう。
風俗街にあるひっそりとしたマッサージ店でこの「当店は~」の文字がないマッサージ店で働いたら必ずセコ客が現れます。
その一方風俗街にあるそういったマッサージ店は女性の風俗嬢がよく通うということもあり比較的客の入りがいいことも否定できません。
そのうえ勘違い男性が多く足を運ぶので回転率は高く時給も高くなることでしょう。
グレーゾーンのお店
上記で「健全店」と「抜きあり店」の違いについて説明しましたが、実は「グレーゾーンのお店」も存在するのでそちらについても紹介します。
このグレーゾーンのお店は、お店側の「抜きマッサージサービスはない」という主張と男性客の「抜いてほしい」というちょうど真ん中にあると思ってください。
特に鼠径部などの局部のマッサージを提供しているマッサージ店では女性が手こきをする代わりに男性が自分で抜く、いわゆるオナニーをさせるといった新手の技を使っているお店があるのです。
言ってみたら「マッサージ店」の要素に「オナクラ」の要素を兼ねそろえているのですが、見せつけられる、もしくはオナニーを見続けるというサービスです。
これはお店側から面接時に指示があることが多いためいきなり男性客がオナニーを始めるというよりは「自分たちは男性器に触れないため勝手に自分で出してくれ」と促すものだと思ってください。
見られ好きの男性にとっては家で、一人でオナニーをするより、女性に見てもらったほうが興奮するのでリピーターになる人は少なくありません。
(そもそも一人でやるからオナニーというのですが……)
ちなみにですがタイマッサージ店でこういった店が多いというのを聞いたことがあります。
回春要素があること自体が嫌
回春要素があるマッサージ店では絶対に働きたくないという女性は駅構内に備え付けのマッサージ店で働いたり、大通りに面していて外から見えるといった比較的大型のマッサージ店で働いたりといった安全策をとってください。
個室であるだけで男性客は余計な想像を膨らませてしまうものです。
「裏通り」「薄暗い」「個室」「風俗街」といった言葉が付きまとってくる場所では必ず「抜き」を求めてくる男性客がいるということだけは覚えておく必要があります。
女性の場合どこが風俗街か分からず働いてしまうことがあることでしょう。
そういった方に対して「調べ不足のお前が悪い」というのは傲慢な男性の発想ですが、マッサージ店で働く以上安全を確保するにはやはり自分で土地柄も知っておいたほうがいいと思いますよ。
まとめ
以上マッサージ店に来る男性の考えが少しでも分かっていただけたでしょうか?
女性にとっては何気ない健全エステ店かもしれませんが、男性としたら夢を膨らませるような要素が満載なのです。
「抜きありマッサージ店」は言ってみれば風俗なので時給が高いのはあたり前ですが、そういったお店で働きたくない人はお店の場所であったり、たたずまいであったりを考慮して働く必要があります。
また男性客に対しわざと「ここは抜きありのマッサージ店ではないか」という想像を誘発するようなお店は必ず存在するので、抜きサービスをしたくない女性はホームページ上で薄暗さを強調している店や風俗街のど真ん中にあるようなマッサージ店は避けてください。