デートするバイトは、本当にそれだけでお金を貰えるのですか?
近年、デートするだけで稼げる新たなサービスが注目を集めています。
レンタル彼女やお散歩クラブと言われるサービスで、これらの仕事であれば、風俗のように男性客と身体的な接触なしに働けます。
でも、本当に男性客との接触がないのか、疑問に思う女性もいるはずです。
特に、以前から営業しているデートクラブや愛人クラブとデート系のお仕事がどう違うのか、気になるものです。
そこで、ここではデート系のバイトは本当にデートだけで稼げるのか、類似するサービスと比較しながら、説明したいと思います。
デートクラブ、愛人クラブの特徴
デート系のお仕事として昔から知られていたサービスに、デートクラブや愛人クラブと呼ばれるサービスがあります。
これらは、愛人関係を斡旋するサービスで、愛人相手を探す男女が登録し、会社の仲介を受けて出会うというものです。
出会った当初、2人の男女はデートして互いの相性を確かめますが、男性が愛人を探すためのサービスなので、肉体関係が前提となっています。
愛人関係を斡旋するサービス
従来からある男女の出会いを斡旋するサービスにデートクラブや愛人クラブがあります。
これらのサービスでは、愛人を求める男女が登録します。
男性側には登録料が求められますが、女性についてはタダで登録可能です。
登録時に男性は、希望する女性の年齢や身体的な特徴を登録します。
そして、運営会社は登録情報にマッチングした女性に連絡をとり、男性との面会を斡旋します。
これが従来からあるデートクラブや愛人クラブの主要なサービス内容です。
このサービスを利用すると、条件が合致した女性は男性とデートすることになります。
しかし、それによって、デートクラブ等から報酬を受け取ることはできません。
これが風俗やキャバクラのようなナイトサービス系のお店との違いです。
お給料に相当するお金については、男性から直接女性に支払われることになるのです。
肉体関係を持つことが大前提
デートクラブや愛人クラブは、愛人関係を求める男女のマッチングの場なので、肉体関係が大前提です。
もちろん、デートしても男女の相性が悪ければ愛人関係にまで進めません。
食事代等のデート費用は当然、男性持ちで、基本的にはその日の交通費として5000円から1万円程度のお金は受け取れます。
ただし、男性に認められなければ、それで関係は終了なので、継続的に稼ぐことはできません。
デートクラブに登録しても、特定の男性から愛人として選ばれなければ、継続的な収入を受け取れないのです。
ただし、男性との本格的な交際が始まれば、楽な負担でお金を稼げるようになります。
特定の男性をパトロン、パパとして、月に数回出会い、肉体関係を持つことで数万円から十数万円のお金が受け取れます。
愛人契約が結べれば、特定の男性と深い関係を築いて交際し、デートしながらお金をもらえます。
ただし、愛人であるからには肉体関係も必要となります。
デートクラブに登録しても、デートだけで稼ぐことはできないので注意が必要です。
デートするだけ稼げるレンタル彼女
昔はデートするだけで稼げるお店は皆無でした。
いずれも愛人となることが前提のサービスで、初日はデートだけで済んでも、やがて肉体関係を結ぶ必要があったのです。
しかし、2015年頃に登場したレンタル彼女系のサービスであれば、デートだけで稼げます。
ただし、新しいサービスのレンタル彼女は認知度が低く、お店の数も少数です。
さらに、愛人契約や売春を仲介する類似サイトもあるので、申し込む際には注意が必要です。
デートだけで稼げるレンタル彼女
レンタル彼女は2015年頃に登場した新しいタイプのお店です。
その名の通り、時間単位で彼女をレンタルできるサービスで、恋人のいない男性がデートするために利用するサービスです。
身体的な接触は手を繋ぐことだけが認められており、それ以上のサービスは求められません。
登録した女性は指名が入ると、男性客の求めに応じて遊園地や水族館などのデートスポットを共に訪れ、数時間のデートをして過ごすことになります。
お給料については時給制で支払われます。
女性のランクに応じて2000円から5000円ほどの時給が支払われます。
さらに、2000円ほどの指名料も受け取れます。
人気の高い女性であれば、1日3時間程度のバイト勤務で1万円を稼ぐことも可能です。
男性客のニーズが低い点が難点
レンタル彼女は新しいタイプのお店なので、男性客の認知度は低くなっています。
そもそも、女性と手を繋いでデートするだけで満足する男性は稀なので、男性客の絶対数も少数です。
多くの男性がデート以上の事をしたいと思っているので、デートだけに限定されているレンタル彼女のニーズは風俗に比べて劣ります。
実際、その低いニーズを反映し、レンタル彼女系サービスを展開するお店は少数です。
東京と大阪には複数のお店が営業していますが、あとは名古屋や札幌、福岡くらいにしかお店はありません。
全国各地にお店がないため、女性の居住地によっては働けない可能性も生まれます。
さらに、問題なのは集客力です。
お金を払えば肉体関係が結べる風俗に比べると集客力が劣るのは否めず、たとえ女性が登録しても、なかなか指名が入らない可能性もあります。
いくら女性にやる気があっても、利用客からの指名が入らなければ時給はもらえません。
レンタル彼女はデートだけで済みますが、必ずしも稼げるとは限らないのです。
出会い系の可能性もあるので要注意
レンタル彼女はデートだけで稼げるサービスなので、女性にとって魅力的なお仕事です。
でも、そんな軽い負担を目的に登録する女性を騙す目的で、レンタル彼女サービスが利用される場合もあります。
実際、女子高生とお散歩できることを売りとしたJKお散歩系のバイトが、援助交際を斡旋していたことが発覚し、警察から一斉摘発された例も確認されています。
男女の出会いを斡旋するバイトは、どうしても援助交際を仲介する出会い系サービスの可能性も含まれるので、注意が必要です。
出会い系サービスと、良心的なレンタル彼女を見分けるためには、申し込み前に入念な情報収集が必要となります。
時給制のバイト感覚で働け、手をつなぐだけで済むのであれば、通常のレンタル彼女です。
レンタル彼女では男性と直接やり取りする必要がありません。
仮に、直接やり取りする必要に迫られたら、出会い系の可能性が高まるので、すぐにそのお仕事は辞めるべきです。
男性客からデート以上の行為を迫られる可能性も
レンタル彼女を利用する男性客は、恋人のいない男性です。
女性慣れするために利用する男性客もいますが、多くの男性は疑似恋愛的な関係性を楽しむために利用しています。
デートをすれば男性客は女性に好意を抱くようになります。
デートの回数が多くなればなるほど、男性の気持ちは大きく女性に傾きます。
そうなると、男性客は当然、デート以上の行為を求めてきます。
ここで、男性客からの要望を断れば、その男性から指名を受けられなくなり、稼ぐのが難しくなってしまいます。
肉体関係なしにレンタル彼女で稼ぎ続けるためには、男性客の気持ちを上手く引きながら、関係を深めたいという男性の要求を、上手に受け流す必要があるのです。
まとめ
手軽に稼ぎたい女性にとって、男性とデートするだけでお金が貰えるサービスは魅力的なものです。
ただ、従来からあったデートクラブは愛人クラブとほぼ同様のサービスで、肉体関係が前提なサービスなのでデートだけでは稼げません。
一方、2015年頃に登場したレンタル彼女は、デートだけで稼げるシステムです。
男性客と待ち合わせ、2、3時間、遊園地や水族館で手をつないでデートすれば、2000円から5000円ほどの時給が受け取れます。
1回のデートで1万円前後の金額を稼ぐ女性もいます。
ただ、レンタル彼女については男性の認知度も低く、デートだけのサービスなので風俗店に比べてお客さんには恵まれません。
さらに、援助交際を斡旋する出会い系サービスと区別しづらい場合もあり、応募する際には注意が必要です。