ソープ嬢が性病予防策としてとっている対策とは
ソープで働いている嬢にとって避けられないことが性病に関する不安です。
特に激安店などのお客さんの数をこなさなければならない勤務をしている人ほど、そのリスクは上がっていくからです。
今回は、そんな勤務をしている嬢でもできるような性病に対する対策案をまとめました。
そもそも性病とは何か ～さまざまな種類があります～
性病とは、端的に言えばセックスをすることによって感染するさまざまな病気の総称です。
それぞれの病気には、行為によって移りやすさが大きく異なり大きいものですと本番を行うとクラミジアは約50%程度の感染率があると言われています。
つまり2回に1回は感染すると考えられています。
感染することによってプレイする時に痛みがでたり、不正出血の原因になったりするためにお店を休む必要がでてきてしまいます。
そうすると、本来稼ぐことができたお金を稼ぐことができなくなってしまいますので、お客さんにもお店側にも、そして自分も不利益をこうむってしまいます。
また性病の中にはHIVといった致命的な病気もありますが、HIVの場合生中だしをしたとしても1%程度の感染率しかありませんので、あまり深く考える必要はありません。
しかし、風俗業界で働く以上、性病は切っても切れないほど密接な関係にありますので、具体的な対策をすることが重要なのです。
どのような行為で感染するのか ～基本的に粘膜が感染すれば可能性があります～
では、性病にはどのように感染するのでしょうか。
感染経路は複数ありますが、基本的に人体の粘膜の部分同士が接触することによって感染します。
そのため風俗でよく行われるプレイで考えてみると、ソープの｢本番｣はもちろんフェラチオやクンニ、リミング、スマタ、ディープキスなどが考えられます。
粘膜接触を伴わない手コキやリップ、パイズリなどは基本的に感染の可能性は、手が極端に血液で濡れているといった極端な場合を除いて基本的にありません。
ソープの場合は、今述べた行為は基本的に全て何らかのタイミングでやることを求められるので、避けて通ることはできません。
では対策としてどのような方法があるかを、確認していきましょう。
性病予防のための対策① ～プレイ早い段階でゴムをつけてもらう～
これは全てのお客さんにできるわけではありませんが、極めて有効な対策です。
スキンとも呼ばれるコンドームには、意図しない妊娠を抑えることが主な目的ですが、それ以外にも大半の性病を極めて高い確率で防ぐことができるためです。
ただし全てではありませんので、過信しすぎないことが重要です。
本番をするときに、スキンを着用しないことを求められるNSのソープ店の場合にはこの方法は使えませんが、そうしたお店は一部の高級店に限られます。
大衆店や激安店クラスの数をこなす必要があるソープのお店で働く場合には、ゴムをつけるタイミング次第で、感染率を大きく減らすことができます。
性病予防のための対策② ～口内炎やケガをしている時に出勤しない～
ソープ嬢は風俗業の中でも極めて体力を要求される分野の業種です。
そのため体調管理には十分すぎるくらい注意することが求められるのですが、それでも性病以外の風邪や病気にかかってしまうことは必ずあります。
インフルエンザなどのどうしようもない病気にかかることもあります。
こうした時は、口内炎をはじめとする体がいつもより弱っているサインが現われることが多いので、無理に出勤しないことが大切です。
体の抵抗力が通常よりも弱っているために、普段なら感染しないような病気であっても感染してしまうことがあり、性病に対する抵抗力も大幅に低くなっているためです。
そもそもこうした時には、お客さんにサービスするような体力はまずありませんので、その意味でも無理をしないでお医者さんから処方された抗生物質を含んだ薬を服用して早急に直したほうが、後々稼ぐことができるようになります。
また、もうひとつ何らかのケガや外傷を負っているときには出勤しないほうが無難です。
たとえそれが紙で手を傷つけたといった小さなものであっても同様です。
特に出血を伴ったケガに関しては、その傷口から容易に性病に感染してしまうために傷口が塞がるまでは出勤しないことが大切です。
性病予防のための対策③ ～性器を洗いすぎないこと～
1日まともな時間出勤すれば、それなりの数のお客さんを接客することになります。
ソープ嬢は高級店ならば1日平均3人程度、多い時には5人から6人ものお客さんを接客することになります。
当然ですが、毎回毎回ある程度は洗っていかないと体を清潔に保つことができないので体全身と性器を洗うのですが、このときに性器を洗いすぎないようにすることが大切なポイントです。
性器、つまり膣内は通常酸性の空間になっておりこれがさまざまな病気を防ぐ役割を持っています。
水洗いをしすぎてしまうと、酸性の空間が洗い流されてしまい病気に対する抵抗力が低くなってしまうのです。
大半のソープ嬢はお客さんとの接客の後に、次のお客さんに対してにおいなどを残さないよう香りが強めで洗浄力と殺菌力の高い石鹸やボディソープを使って洗っていますが、この際にやりすぎないように注意が必要です。
基本的に、膣内はある程度自浄作用が働くようになっているので、軽く水洗いをするにとどめて、できればプレイ後におしっこをだして膣内を健全な状態にすることが理想的です。
性病予防のための対策④ ～お客さんをよく観察し洗う～
ソープ嬢自身ができる対策の次にやるべきことはお客さんの観察です。
一日に何人もお客さんを相手にすることが多いソープ嬢は、お客さんが少なくとも見た目で問題がないかどうかを判断することが求められます。
まず最初に確認すべきはお客さんのペニスです。
男性はペニスが唯一の性器ですので、まずそこが標準的なペニスと比較しておかしくないかどうかを確認します。
イボができていたり、黄色の膿のようなものが出ていたりした場合にはサービスを中断して、お店に説明してもらったほうが無難です。
両方とも明確に性病にかかっていることの証拠だからです。
続いて、体を洗う時間が必ずありますのでその際に体にしこりや湿疹がないか、傷口がないかといったことを確認しながら性器や肛門を中心に洗うと性病感染を防ぐことができます。
また、この際にお客さんのツメを確認することも必要です。
ツメはきちんとプレイに入る前に切っている場合は良いのですが、長い場合や中途半端にとがっている場合もありますので、そういった場合にはそのあたりには触れないようにするか、切ってもらうようお客さんにお願いすることが理想的です。
まとめ ～嬢ができる対策を主に取るようにしましょう～
ソープ嬢が性病予防策としてとっている対策を主にまとめましたが、これらの中で最初に取るべき対策は女性側である嬢自身が取り組める対策です。
お客さんの協力が必要な対策は、毎回できるとは限りませんしクレームに発展してしまう可能性もあるためです。
その点性器の洗浄や体調管理といった内容は、自分から積極的に取り組む事ができるので対策として取り組む事ができます。
ソープは風俗の業種の中で最もハードであり、性病にかかる確率も最も高い業種なので少しでも性病に感染しないように、取ることのできる対策は積極的に取って長く勤務できるように工夫を怠らないことが大切です。