援デリって犯罪だよね?誘われてるんだけど危険性が知りたい
2018/01/29
通常の風俗店勤務とは別の、援デリという仕事がございます。
援デリとは援助交際デリバリーヘルスの略称で、タイトルにある通り犯罪行為となります。
非常に危険な仕事でありながらも、男性客からある程度需要があり、働く女性も途絶えず運営する業者もいることから、完全に撲滅することが難しい現状だと言えるでしょう。
当然利用した男性が通報すれば摘発することが可能だと言えますが、利用した男性にもデメリットがございますので、なかなか摘発までは及ばないケースがほとんどです。
しかし、いくら稼げると言われても、いくら魅力的に感じられたとしても、女性は絶対に援デリで働かないようにして下さい。
援デリは百害あって一利なしと言えます。
その実態を詳しくご紹介いたします。
援デリ業者の実態
まずは援デリが何故犯罪なのか、その実態からご説明いたします。
援デリ嬢として働いてくれる女性を募集している業者の事を援デリ業者と呼びますが、援デリ業者は風俗の営業許可を取っていません。
どんな風俗店でも必ず、警察署に行って様々な書類を提出し、営業を許可してもらわなくてはいけませんが、何かしらの理由から真っ当な風俗店を開業することができないことから、闇風俗とも言える援デリに着手します。
過去に風俗店を開業しながらも、違法な運営をして摘発されてしまったことのある方が多いのではないでしょうか。
警察から営業許可を取っていませんので、違法な状態で営業を行っていることになりますが、援デリ業者の違法性はその一点には収まりません。
健全な営業を行っておりませんので、雇う女性も18歳未満の女性に高額な報酬を伝え唆し、働かせているケースが多くなります。
児童福祉法違反として罪の上塗りをしていると言えるでしょう。
また、風俗店はソープだけが本番行為を黙認されていますが、営業許可を取っていない援デリ業者は意に介することなく本番行為を働く女性に強要します。
こちらも売春防止法違反となりますので、営業許可を取っていない事で風営法違反、売春を斡旋していることで売春防止法違反、18歳未満を雇っていた場合には児童福祉法違反と、犯罪のオンパレードと言えるでしょう。
業者からすると開業するための開業資金が必要なく、自宅でパソコン一台あれば仕事をすることが可能となり、女性が男性からお金を受け取ってきてそれを売り上げにすれば良いだけとなりますので、非常に業者にとっては割りの良い仕事だと言えるでしょう。
働く女性も出会い系サイトやLINEやツイッターなどのSNSアプリ、掲示板を介して募集すればすぐに見つけることが可能となりますので、求人広告費用も必要ありません。
18歳未満で風俗で働きたいと考える女性も少なくはありませんが、どういった形で働き始めても違法であることは変わりありませんので、絶対に手を出さないようにしましょう。
援デリの仕事内容
援デリ業者の実態に関してご紹介いたしましたが、雇われている女性は具体的にどういったことを仕事とするのかご説明いたします。
援デリという言葉からデリヘル嬢と同じ仕事内容を連想する女性が多くいらっしゃるかと思いますが、全くの別物だと思うようにしましょう。
まず闇風俗であることから、業者はホームページなどを構えることは出来ません。
お客さんを見つける場所は総じて出会い系サイトとなります。
素人女性を装って業者の人間が男性とやり取りを行い、実際に会うことが決まったら男性との待ち合わせ場所に女性が派遣され、セックスする前に金銭の要求をする流れです。
デリヘルではお客さんの自宅などに足を運んで、素股やフェラなど性的サービスを施して絶頂に誘うことを仕事内容としていますが、援デリ業者が一般女性を装っていることから分かるように、普通にセックスをすることになります。
男性と別れた後は業者の人間と再会し、受け取ったお金を渡してまた次の派遣があるまで待機、もしくはそのまま次の待ち合わせ場所に移動となるでしょう。
男性にサービスをする訳ではなく、普通にプライベートのセックスをするのと同様になりますので、仕事内容自体は簡単に思えるかもしれませんが、危険性が非常に高い仕事となります。
以下のリスクも必ず参考にしてください。
リスクしかない援デリ
援デリとして働くと、考えられる主なリスクは3つあります。
1つ目は稼げないという危険性。
通常の風俗店でしたらしっかりと風営法に則って営業を行っていることから、なるべく警察に目を付けられないよう健全な営業を心がけます。
しかし援デリ業者はそもそも警察に見つからないように違法な営業を行っておりますので、待遇面など二の次で利益ばかり追求して考える可能性が高いと言えるでしょう。
まともに給料を支払ってもらえないことも充分に考えられますし、支払ってもらえたとしても風俗嬢が客単価に対して50%程度のバックを受け取っているのに比べて30%程度しかもらえないこともございます。
違法行為に加担しているにも関わらず、ローリターンとなりますので、それだけで働くことに前向きな気持ちにはなれないことでしょう。
2つ目の危険性はトラブルに関してです。
援デリ業者は違法な営業を行っておりますので、摘発されれば間違いなく自分も関係者として事件に巻き込まれることになります。
そしてもし業者が上手に身を隠し続けたとしても、営業を止めるということはそうそうございません。
警察とのトラブルに巻き込まれなかったとしても、利用する男性との間にトラブルが発生する可能性がございます。
通常の風俗店で働く際には、お客さんとのトラブルがあるとお店のスタッフが間に入ってくれますが、援デリ業者は働く女性を守ってくれたりは絶対にしません。
自分でトラブルに対処しなくてはならなくなりますし、身の危険を感じるようなトラブルに巻き込まれた場合には手遅れになる可能性もございますので、危険性がご理解いただけるのではないでしょうか。
そして最後、3つ目のリスクですが、本番行為があることです。
本番行為は前述致しました通り、風俗業界ではソープでしか黙認されておりません。
しかし援デリでは当然プライベートでセックスをするように本番行為が行われますし、トラブルが起きても業者の人間は守ってくれませんので、生挿入からの中出しも無許可でされる可能性も考えられます。
業者の人間からすると、それでもいいからとにかく売上金を持ってきてほしいと考える傾向にございますので、女性は切って捨てられる仕事だと言えるでしょう。
自分の身を危険にさらし、違法行為にも加担し、挙句の果てにリターンがほとんどないと考えれば、援デリ嬢になりたいと考える女性はいらっしゃらないのではないでしょうか。
まとめ
援デリで働くという事がどれほどの危険性を孕んでいるか、多少はご理解いただけましたら幸いです。
違法行為ですので、繰り返しになりますがどれだけ魅力的に感じられる待遇を提示されたとしても、加担しないようにしましょう。
そもそも社会のルールに沿っていない人間が提示した待遇です。
その約束も守られない可能性が高いと考えたら、余計にメリットが無いと実感できるかと思います。
援デリ嬢として働くのなら通常の風俗店で働くことを選んでください。
そしてもし、18歳未満の女性が働きたいと考えても、働いて良かったと思えるような事は何一つありませんので、働ける年齢になるまで我慢しましょう。
働く女性がいなくなれば、自然と援デリ業者も撲滅できて健全に全ての女性が働けるようになると思います。