立ちんぼは稼げる?メリットもあるけれどリスキーです
風俗店に属さず、個人で活動をする立ちんぼという働き方は一見気楽で、自由のように見えますが、一方でさまざまなリスクも背負うことになってしまいます。
立ちんぼのメリットと注意点について知っておきましょう。
昔は文字通り歌舞伎町などの路地裏に立ってお客さんを待っていましたが、現在ではネットを利用してほうが安全で効率が良いです。
立ちんぼという働きかた
立ちんぼというのは特定の風俗店に属することなく、歌舞伎町などの繁華街の路地裏やホテル街などに立ってお客さんと会い、値段交渉などをして性的なサービスをするというものです。
病気やルックス、国籍、年齢などが原因で普通の風俗店では働けない女性も多くいます。
現在では本当に路地裏に立ってお客を引く女性は稀で、ネットを使ってお客さんを募集していることが多いです。
立ちんぼはどれくらい稼げるのかについて
立ちんぼの稼ぎはピンキリです。
相場はあってないようなものです。
ルックスやコミュニケーション能力や交渉能力が高いのならばかなり稼ぐことはできるでしょう。
一晩で10万円を超す女性もいます。
しかし、一方で、ルックスが悪ければ物凄くお金を安くしなければならないか、全くお客さんを掴まえられず交通費分さえも捻出できない可能性もあります。
立ちんぼのメリット
立ちんぼという働き方はとにかく自由で、そして、自分次第です。
働く時間は自由
風俗は基本的に自由出勤ではありますが、一旦シフトが決まったのならば欠席や遅刻などはいい顔をされません。
しかし、立ちんぼの場合はいつ働いていつ帰るかは全て自分が決めます。
寒いから、雨が降ったから、疲れたからという理由で帰ってもいいですし、お金が欲しい時だけ、気が向いたときだけ、時間があるときだけ、働くというのも許されます。
誰でもすぐに始められる
風俗の場合は応募し、面接を受け、講習をしてからでないと働き始めることが出来ません。
しかし、立ちんぼはお店に属していないのですぐに始めることができます。
面接で落とされてしまったらどうしようというような心配もいりません。
中抜きされない
風俗ではお客さんが払うお金がそのまま風俗嬢の報酬になるわけではありません。
お客さんが払うお金のうち、風俗嬢の報酬になる割合をバック率と呼びますが、大体60%から50%です。
このほかに雑費や税金などという名目で引かれ物があることも多いです。
しかし、立ちんぼならばお客さんが払うお金全てを自分のものにすることができます。
もちろん、確定申告もしません。
場所を移動できる
お客さんがあまり捕まえられないのならば場所を移動することができます。
風俗店の場合は客入りが悪いからと言って草々お店を変えることはできません。
お客さんを選べる
立ちんぼで声をかけられたとしても、嫌なお客さんや交渉がうまくいかなかった場合は断ることができます。
風俗の場合は余程の理由がないとNG客にはできません。
自分で料金を決められる
立ちんぼの相場はあってないようなものです。
料金はお客さんと交渉をするので、お客さんを見て吊り上げたり、またはサービスをしたりすることもできます。
立ちんぼの注意点
立ちんぼは自由である一方で、リスクもたくさんあり、注意をしなければなりません。
違法です
立ちんぼは売春です。
警察が取り締まりをしています。
立ちんぼの多い地域では警察がお客さんを装って近づいてくることも多いので注意が必要です。
自分から声をかけてしまうと逮捕されてしまうので、目くばせをするだけでお客さんから声をかけてくるのを待ちましょう。
また、ゲームセンターなども安全にお客さんを捕まえやすいです。
裏社会の組織に管理をされると厄介
完全にフリーで立ちんぼをしている分には全てが自由ですが、裏社会の組織に管理をされてしまうと厄介です。
同じ場所で立ちんぼを続けていると声をかけられやすいです。
用心棒や場所代などの名目でお金を取られたり、働く場所や時間、お客さんなどを管理されたりしてしまいます。
そして、お客さんは裏社会の組織と繋がっている女性とはかかわりたくないので稼ぎにくくなってしまいます。
壱度関わりを持ってしまうと辞めたくても辞められなくなってしまうことが多いです。
風俗店で働くよりも厄介なことになってしまうでしょう。
お金を貰い損ねることがある
お客さんがお金を払わずに逃げてしまったり、理由をつけて値引きを求めてきたりすることがあります。
お金は交渉後すぐに、サービスが始まる前に確実に受け取るようにしましょう。
そして、貴重品は絶対に手元に置いておくようにしましょう。
お客さんと一緒にシャワーを浴びるようにし、盗難も防ぎましょう。
プレイ内容はなんでもあり
例えばヘルスならば本番行為は禁止です。
ソープであっても乱暴な行為は認められません。
たとえSMクラブであったとしても本気で嫌がるようなプレイは御法度です。
お客さんは出禁になることはもちろんのこと、罰金や慰謝料などのペナルティを課せられます。
しかし、立ちんぼの場合はそのようなルールはありません。
ものすごく変態なお客さんや怖いお客さんに当たってしまうリスクが常にあります。
まともなお客さんかどうかを交渉の時点で見極めなければなりません。
性病のリスクが高い
風俗の場合は定期的な性病検査を実施していることが多いですが、立ちんぼはそのようなことはしません。
あるいは性病を患っていて、まともな風俗で働けないから立ちんぼを利用しているという女性も少なくありません。
立ちんぼを頻繁に利用するような男性も性病に対する意識が低いことが多いので、性病が蔓延しやすいです。
ネットを利用するのが効率的
現在では立ちんぼをする場合、本当に立ってお客さんを待つのはリスクだけが高く、効率が悪いです。
ネットを利用するのがおすすめです。
出会い系サイトやアプリなどが主流です。
ここにプロフィールや条件を書いてお客さんが来るのを待ちます。
しかし、違法であることには変わりがなく、警察も目を光らせています。
サイトやアプリの管理人もトラブルは避けたいのでストレートに「ホテルに行ってエッチするのでお金をください」「○万円でサービスをします」「援助・サポしてくれる人」などと書いてしまうと削除されたり、アクセス禁止になったり、警察におとり捜査をされたりしてしまいます。
「意味わかる人」「20kでどうですか?
(1kは1000円のこと)」「今スグ会える人」などという用語を用いたりします。
しかし、それであっても、変なお客さんが来てしまうこともありますし、お客さんを装って裏社会の人間が接触し、管理されてしまうリスクがあることには変わりありません。
立ちんぼは自由だけれどとてもリスクが高い
風俗に属さず、個人でお客さんをとる立ちんぼという働き方はとても自由です。
出勤も場所も金額もお客さんも全て自分で選ぶことができます。
お客さんの払うお金は全て自分のものです。
しかし、一方でとてもリスクの高い働き方です。
第一に違法なので常に逮捕のリスクがあります。
逮捕よりも厄介なのが裏社会の組織に管理されてしまうことです。
立ちんぼのメリットである自由さが全くなくなってしまううえに、辞めたくても辞められなくなってしまいます。
そのほかに、怖いお客さんに当たってしまったり、お金を貰い損ねてしまったりすることもあります。
そのような時に誰も守ってくれません。
現在は本当に街頭で立つよりもネットを利用する方が効率は良いです。