クラミジアの感染源は、セックスだけじゃない!フェラや素股での感染も!
風俗で働く女性にとって、考えたくなくても、考えなければならない話題。
それが「性病」であると思います。
風俗で働く女性はその話題が、比較的近い存在であるため、一般の女性よりも知識などが豊富であると感じていますが、実際はどうなのでしょうか。
勘違いや、間違った知識を持っている、風俗嬢も多く見られます。
同僚や、男性スタッフから「これをしておけば大丈夫」と見当違いのアドバイスを真に受けて、大丈夫と思い続けて勤務するうちに、数種類の性病にかかっていたなんてこともある様です。
風俗で勤務する女性の場合、基本的には自分自身でケアをする以外に方法はありません。
ですから、正しい知識を学び、性病にかからない様に接客することが自らを守ることになるのです。
「性病」の中でも、感染率も高く、風俗で働く女性だけでなく一般の女性にも多くの感染が確認されている「クラミジア」について学んでいきましょう。
クラミジアとは
クラミジアとは「クラミジア・トラコマチス」という細菌のことです。
その細菌が性器に感染することにより「性器クラミジア」となります。
主に性行為を感染源とします。
性行為以外での感染も起こる得ると、説明するサイトも存在しますが、可能性はゼロではないとする程度で、ほぼ性行為により感染します。
症状と検査について
女性の場合は、感染していても何らかの「自覚症状」がでることは、極まれです。
ですから、感染していても無自覚のまま生活をすることになります。
しかし、感染はしていますので、症状は確実に進行していきます。
気が付かずに放置すると、子宮頸管炎や骨盤腹膜炎を引き起こし、不妊の原因となります。
初期症状の特徴として、「不性器出血」や「おりものの増加」「性器の臭いの変化」などがあげられます。
ですが、先にも述べましたが症状が出ないことの方が多い為、普段から変化に注意していることが大切です。
検査は、基本的に「医療機関を受診する」「保健所で検査」「自分で検査」の3つになります。
医療機関を受診する場合は、「性病科」「産婦人科」「泌尿器科」などを受診するようにしましょう。
診察時に、症状や検査を受けに来た理由を話さなくてはいけないので、抵抗のある女性は恥ずかしい思いを多少する可能性があります。
しかし、自分自身の為であるので何が大切かをしっかりと考え受診すると良いでしょう。
医療機関ですので一番適格な処置や処方をしてくれるので、治療のことも見越すのならば、医療機関を受診することが、一番安心できるとも考えられます。
費用にあっては、検査内容によっても異なりますが、およそ3000~8000円のことが多いようです。
また、無感染であっても風俗勤務を続けているかぎり定期的に、受診することを強くオススメします。
保険所での検査は、「匿名、無料」で受けられることが大きなメリットです。
場所によっては、有料の保健所もあるようです。
しかし、大きなメリットと共にデメリットも共存しています。
まず、検査日時があらかじめ決められていることです。
大概、月に2回程度、保健所毎に検査日程が定められており、その日にちに予定を合わせる形になります。
ですから、その日に都合が付けられない場合は、検査自体が先延ばしになってしまいます。
また、クラミジアの検査自体を行っていない保健所もあったり、HIVの検査を同時ではないと検査を受けることが出来なかったりと、制限があることも。
検査自体が予約制なので、予約が取りづらいこともデメリットです。
自分で検査する場合は、検査キットを購入し検査に必要なものを採取し、郵送して検査終了後に、検査結果を知る形になります。
他人に知られずに検査を場合は、この検査方法が一番です。
検査キットも様々な業者から販売されており、検査日数や費用なども様々です。
自身の都合に応じて購入しましょう。
検査結果もWEBにて確認できるところが非常に増えてきているので、郵送物が届くことなどに問題がある主婦などにも非常に心強い検査方法であると言えるでしょう。
しかし、あくまでも「検査のみ」なので検査結果で感染していることが確定したら必ず医療機関を受診して下さい。
感染について
クラミジアのことが解ったところで、風俗で働く女性に最も大切かことは「感染する行為」を知るということだと思います。
どの様なサービスをすることによって、感染のリスクが高まるのかを知ることによってある程度の予防ができるからです。
まず、「セックス」つまり本番行為ですが、コンドーム無しの挿入は当たり前ですが、感染のリスクは激高です。
クラミジア以外にHIV感染のリスクも上がります。
避妊具無しでのセックスは、得るものも大きい代わりにリスクも大きいと自覚すべきです。
勘違いしている女性が非常に多いのが「フェラチオ」です。
挿入しなければクラミジアには感染しないと思っている女性が多いのですが、それは間違いです。
性器に感染するのが性器クラミジアであり、「喉」つまり「咽頭」に感染するのは「咽頭クラミジア」となります。
性器の感染よりも無症状の場合が多く、感染を拡大させている大きな要因です。
唾液の激しい交換を伴う「ディープキス」も感染の原因となる場合があります。
こちらも、感染しないと勘違いしている女性が多い行為の一つです。
「素股」ももちろん性器同士が接触する行為である為、感染源として考えられます。
肌と肌が触れ合う、つまり皮膚が触れ合う行為では感染はしませんが、感染している人の精液や分泌液が粘膜に触れることにより、性器のみならず、咽頭、目などに感染をするということになります。
予防方法について
感染源が理解できると、風俗で行われるサービスには「安全」と思える行為は残念ながら少ないことが解るはずです。
では、性病を予防することは出来ないのでしょうか。
こちらも残念ながら、風俗で働く以上は100パーセント「予防」をすることは不可能でしょう。
手袋をし、相手の粘液に直接触れずに、自身に体には触れさせない。
それができれば可能かも知れませんが、それではサービスとは言えず、クレームすら来ることでしょう。
しかし、感染のリスクを下げることは可能だと思います。
まず一番大事なのが、免疫力を高めるということです。
クラミジアは一度の性行為においての感染率は50パーセント程度と言われています。
高い感染率ですが100パーセントでありません。
しかし、免疫力が低下している状態であると、更に感染率は上昇します。
疲れたら休み、無理をしすぎないなど、体力面にも気を配るとさらに良いでしょう。
また、感染ルートは「粘液や精液」が、「粘膜に触れる事」という、原因を意識してサービスをすることだけでも、違ってくるはずです。
接客という名目で、お金を稼いでいる以上はサービスを怠ってはいけないとも思います。
ですが、原因を意識していることによって、不用意不必要に粘膜への接触をすることを避けられると考えられるのです。
素股が基本サービスになっておらず、男性が望まない場合は自ら行わなくても良い行為のはずです。
そのように、シチュエーションによって感染の恐れのあるサービスを、実行せずに男性を満足させられることができれば、少なからず感染の可能性を下げることは出来るでしょう。
また風俗の基本となっている、うがいや消毒などでは、直接「性病」の予防とはなりませんが、感染のリスクを減らすという観点から考えれば効果のあることだと思います。
つまり性病のことを、しっかりと理解したうえで、やれることをやるしかないということになります。
そして、定期的に検査にいくことが、自分自身を守れる、一番の手段でしょう。