派遣キャバ嬢がお店にNGを出されてしまう理由について
キャバクラに直接雇用されているのではなく、派遣キャバ嬢という働き方があります。
ノルマがなく、シフトにも融通がききやすいというメリットがある一方で、お店からこないでくれとNGを出されてしまう場合もあります。
派遣キャバ嬢がお店からNGを出されないためにはどんなことを心がければいいのかについて紹介をします。
派遣キャバ嬢とはいえ、働いている間は責任感を持って臨むようにしましょう。
派遣キャバ嬢という働き方
派遣キャバ嬢というのは特定のお店に在籍して働くキャバ嬢とは少し違います。
専門の派遣会社に登録をし、都合の良い日だけキャバクラやクラブなどに派遣をされます。
お給料や厚生費は派遣先ではなく派遣会社が管理をします。
時給は2500円から50000円くらいが相場で、メリットとデメリットがあります。
派遣キャバ嬢のメリット
都合の良い日だけ働ける。
キャバクラによっては土日が必須、週3回以上などの出勤が求められることがありますが、派遣キャバ嬢は自分の都合のいい日、稼ぎたい日のみの出勤が可能です。
ノルマがない
キャバ嬢は時給が高い一方で指名や同伴などのノルマが課せられます。
しかし、派遣キャバ嬢はノルマがありません。
ノルマにピリピリしたくないという人にはとてもおすすめの働き方です。
営業をしなくて良い。
ノルマがないので、営業メールや同伴、アフターなどをする必要がありません。
キャバ嬢は仕事以外の時間も仕事のことを考えたりしたりしてしまいがちですが、派遣キャバ嬢はそのようなことがありません。
プライベートと仕事をきっちり分けたいという人にむいています。
派閥に振りまわれない
キャバクラは女性の世界です。
ストレスも多い職場なので派閥があったり人間関係が悪かったりするお店もあります。
しかし、派遣キャバ嬢は一期一会なのでそのような面倒ごとに悩まされることはありません。
しかし、在籍キャバ嬢と派遣キャバ嬢という派閥があるようなお店もあります。
在籍キャバ嬢の中には派遣キャバ嬢を見下している人もいます。
派遣キャバ嬢のデメリット
歩合がつきにくい。
派遣キャバ嬢は指名やボトルが入ってもお給料にはほとんど反映されません。
成果によって時給が変動することもありません。
モチベーションが保ちにくいです。
仕事が無いこともあります。
自分の都合がよかったとしても、派遣キャバ嬢の受け入れ先が少ない場合は仕事がないことがあります。
年末年始や連休、歓送迎会の季節、お盆などは仕事が多く、時給も高めに設定されていますが、平日や閑散期などは仕事が少なく、時給も低めです。
お給料は在籍風俗嬢以上に安定しにくいです。
移動時間のロスが大きくなることもあります。
派遣先が遠い場合は出勤に時間がかかってしまうことがあります。
派遣会社の方針によっては1度派遣会社に出勤しヘアメイクをしてから派遣先に出勤をする場合もあります。
送迎が無い場合もあります。
派遣先の送迎が受けられない場合もあります。
派遣会社が送迎を出してくれる場合もあります。
派遣場所によっては諦めたり、タクシー代がかさんだりすることになってしまうかもしれません。
早上がりの対象になりやすい。
派遣先の客入りが悪い場合、在籍キャストよりも先に早上がりをさせられてしまうことが多いです。
そうなると収入が減ってしまいます。
時間保証がある場合は早上がりさせられることはありません。
嫌なお客さんにつけさせられてしまうこともあります。
派遣キャバ嬢はノルマが無い代わりに拒否権もないので、他のキャバ嬢が付きたがらないようなお客さんの接客に回されてしまうこともあります。
お客さんは派遣キャバ嬢と在籍キャバ嬢を区別しない。
お客さんにとっては在籍キャバ嬢も派遣キャバ嬢も同じです。
「派遣だから良く分かりません」は通用しません。
入店をすすめられることがある。
派遣ではなく直接入店をしないかとすすめられることがあります。
断ると次から行きにくくなってしまうこともあります。
キャリアアップには繋がりにくい。
派遣キャバ嬢はヘルプの立場です。
キャバ嬢としてのスキルアップやキャリアアップは狙いにくいです。
お店にNGをされてしまうパターンについて
派遣キャバ嬢はマイペースに働ける働き方ですが、時折お店に「もう来ないでください」とNGにされてしまうとこがあります。
大抵の場合は理由があります。
見た目がお店と合っていない
キャバクラは見た目がとても大切な仕事です。
見た目や服装がふさわしくない場合はお店からNGにされる場合があります。
指名を取る必要がないからといって、見た目に手を抜かし過ぎないようにしましょう。
とくに時給の高いお店や高級店はある程度の投資が必要です。
黒服からの評判が悪い
キャバクラの黒服はお客さんやキャバ嬢をサポートする存在です。
大抵のことは言うことを聞いてくれますが、あまりにも横暴な振る舞いをしたり、態度が悪かったりするとNGにされます。
媚びを売る必要はありませんが、また同じお店に派遣をされたいのならば礼儀を持って接するようにしましょう。
やる気のない接客をする
ノルマや歩合がないからといって、あまりにもやる気のない接客、手を抜いた接客をするとお店の利益に影響が出てしまいます。
お店にマイナスの存在になる派遣キャバ嬢はNGにされます。
当たり障りのない接客を心がけるようにしましょう。
あくびをしたりタバコを吸ったり物を食べたりするとマイナスの評価をされやすいです。
NGにならないためにできること
NGにならないようにできることについて説明をします。
見た目に手を抜かない
最低限の見た目には気を使うようにしましょう。
気まずい雰囲気になったらしばらく行かない
お客さんから強くアプローチをされたりお店から入店しないかと積極的に誘われたりしてしまい気まずい雰囲気になってしまったらNGにされる前に風俗嬢側からしばらくそのお店への派遣を断るようにしましょう。
ほとぼりの冷めたころにまた派遣されるようにしましょう。
お客さんへは当たり障りなく
お客さんへは当たり障りなく接するようにしましょう。
派遣キャバ嬢は厄介なお客さんにつけられてしまうこともあります。
席が盛り上がらなかったり白けてしまったりしたとしてもそういうこともあると割り切りましょう。
お客さんに連絡先や素性をきかれてしまった場合は「知り合いの伝手で手伝いに来ている」と説明をするのがおすすめです。
連絡先をしつこく求められた場合はラインではなく、あまり使っていないメールアドレスを一応交換して、低い頻度で短文の返信をするとプライベートを守りつつ角がたちにくいです。
派遣キャバ嬢はマイペースに働けるけれどNGに注意
派遣キャバ嬢は在籍キャバ嬢に比べてノルマのプレッシャーがないですし、自分の都合の良い時だけ働けます。
マイペースに稼ぎたい人にはとても向いている働き方です。
一方で、常に仕事があるとは限りませんし、場合によっては出勤が面倒なこともあります。
早上がりの対象にもなりやすいです。
頑張りがお給料に反映しにくい傾向もあります。
また、見た目に手を抜いたり、接客態度が悪かったり、黒服の評判がよくなかったりするとNGにされて2度と派遣をさせてもらえないこともあります。
派遣キャバ嬢であっても仕事には責任感をもって臨むようにしましょう。
接客については割りきって、当たり障りのないないことを心がけましょう。