援デリってなに?稼げるならやりたいけど違法なの?
風俗店には様々な業態で運営しているお店がございます。
大衆浴場という体を為して、本番行為が黙認されているソープを筆頭に、ヘルス系風俗店やソフトサービスのお店、ピンサロや水商売ですがセクキャバも半分風俗店として認識されていることでしょう。
どういったお店で働くかはお店の待遇や地域性、具体的な仕事内容を比較して決めるのが最良だと思いますが、中には完全に間違っていると断言できる選択をしてしまう女性もいらっしゃいます。
そのお店選びにおける誤った選択の代表と呼べるのが援デリです。
援デリ嬢として働くのはまずオススメ致しません。
援デリがオススメできない理由を、様々なデメリットと共にご紹介いたしますので、魅力的に感じられる誘いを受けたとしても、絶対に足を踏み入れないようにしましょう。
100%違法
何よりもオススメできない理由として、違法営業である点が挙げられるでしょう。
援デリは違法です。
どれだけスカウトマンや知り合いから違法性の無さを主張されたとしても、金銭のやり取りを行った上で本番行為をする仕事は、ソープ以外違法となります。
その上援デリ嬢を雇い、派遣している援デリ業者は当然営業許可証を受け取っていません。
違法営業を行って違法行為をする女性を斡旋していることになりますので、罪の上塗りをしていると言えるでしょう。
援デリは「援助交際」と「デリバリーヘルス」を合わせた造語となります。
援助交際が違法行為であることは中学生でも知っている事実だと言えますので、その言葉の意味を知るだけで違法性が伺えるのではないでしょうか。
もちろん金銭のやり取りが行われたという事実は、当の本人同士にしか知り得ないことではございますが、斡旋している存在がいる以上、摘発されるのは時間の問題だと言えるでしょう。
雇い主が摘発されてしまうと、当然働いている女性も最低でも取り調べは受けることになりますので、学生の方は学校への連絡が行われたり、昼職がある方は会社への連絡があり得ます。
違法行為に加担するということはそれだけ重い事実として責任を問われますので、学校や勤務先、家族にも援デリ嬢をしていたと知られてしまう可能性が高いことを覚えておきましょう。
誰も守ってはくれない
援デリは違法風俗です。
違法風俗であるという事は、女性を雇い、売春を斡旋している業者の人間も、ロクな人間がいないことが容易に想像できるのではないでしょうか。
あくまで風俗嬢は個人事業主ですので、援デリも違法であることから当然雇用契約は結ばれません。
業務委託という体裁とそう違いはないでしょう。
しかし、真っ当な営業を心掛けている風俗店で働いた場合、どんなトラブルが起こっても基本的にお店側は風俗嬢の味方になってくれます。
傲慢な態度で本番行為を強要してくるお客さんや、無料でのオプションサービスを迫ってくるお客さんが多数いることから、トラブルの対処に関しては他の職業よりも長けているスタッフが多いでしょう。
対照的に、援デリ業者は何かしらのトラブルに女性が巻き込まれてしまった場合、味方になってくれることはあまりありません。
援デリを利用する男性からしたら、所詮違法行為だからどんな行動に出たとしても、お互い様だと考える傾向にあると言えるでしょう。
仮に風俗では絶対タブーだと言える盗撮行為に走る男性がいたとしても、業者がその映像の回収と処分に最大限力を注ぐと言ったことは無いと思います。
撮影されたのはあくまで女性であり、業者からしたら特に違法営業を続けていく上でダメージは無いからです。
真っ当な営業を行っているお店で働くのと比べると、圧倒的に自身の身に降りかかるリスクが高くなりますので、そういった点も援デリがオススメできない理由の一つと言えるでしょう。
稼げない
こちらの要因も援デリで働くべきではない大きな理由と言えますが、風俗嬢として働くことを検討する女性の大半は、何よりもお金を必要としていると思います。
仮に急ぎでまとまったお金が必要では無かったとしても、通常のアルバイトや昼職では実現出来ない様な高収入を手にできる点に、魅力を一切感じないで風俗業界に身を投じる女性はそうそういらっしゃらないのではないでしょうか。
高級ソープでは日給10万円以上を超える女性がざらにいらっしゃいますし、そうではなくても日給数万円はデリヘルでも平均して稼ぐことが可能です。
それに対して援デリは、普通に風俗嬢として働くのと比べると圧倒的に稼げません。
8時間待機して日給ゼロ円も良くあることでしょう。
援デリ業者は基本的に、男性を釣る場所として出会い系サイトを利用しています。
出会い系サイトを利用する男性も、いきなり身体の関係を築きたいとアプローチをかけてくる女性の事を、援デリ嬢だと理解している節がございますので、多少利用する男性もいらっしゃいます。
しかし、違法風俗であることも当然知っていますので、リピートする男性はまずいらっしゃいません。
危ない橋を渡ってまで粗末な性的サービスを複数回受けようと考える男性はいらっしゃいませんので、風俗店で言うところの本指名を獲得することはまず不可能となります。
加えて、女性が受け取れる手取りの収入も低い傾向にございます。
援デリ嬢として男性の元に派遣されると、それらしい言い訳や口実を利用して男性からお金を請求することになりますが、受け取れる金額はせいぜい1万円から2万円程度です。
2万円受け取っても、その内半分は業者の手に渡りますので、1人の男性と関係を築いてもバックは1万円です。
セックスしているのにもかかわらず、1万円しかもらえないのです。
中出しを強要されるかもしれませんし、前述致しましたように隠れて盗撮を目論んでいる男性もいるかもしれません。
風俗嬢のように誠心誠意性的サービスを行って奉仕する必要はございませんが、それでも男性から好きなように弄ばれ、その上で手に出来る報酬が1万円と考えると、馬鹿馬鹿しく感じられるのではないでしょうか。
本番アリのソープで、仮に格安店に位置するお店で働いたとしても、1人のお客さんを接客してバックが1万円はそうそうないと思います。
完全S着店で、ショートコースのオプション無し、フリー利用のお客さんを接客した際には有り得るかもしれませんが、それでも安全面を考えると圧倒的にソープで働いた方が良いでしょう。
自分の身を犠牲にしてまで手にする金額にしては少なすぎると思いますし、稼げない風俗店程在籍する意味はないと思いますので、その代表とも言える援デリには関わらないようにして下さい。
まとめ
援デリ嬢として働くデメリットをいくつかご紹介いたしましたが、違法風俗ですので当然通常の求人サイトには求人情報が載っていないと思います。
路上のスカウトマンや、風俗店で既に働いている場合には同僚女性から誘いを受けることもあると思いますが、断固として拒否の姿勢を貫くようにして下さい。
また、最近ではSNSを通じて援デリ嬢を募集している業者も見受けられますが、見知らぬ相手からメッセージが送られてきた場合には、どれだけ内容が魅力的に感じられても返事をしないようにして下さい。
援デリで働くメリットは、強いて挙げるとすれば違法営業であることから18歳未満でも収入を得られることだと思います。
逆に言えば他に思い当たるメリットもございませんので、18歳以上の女性はどういった事情があったとしても、健全な営業を行っているお店で働くようにして下さい。