交際クラブとデートクラブは違いは名前だけだったりする。
最近、週刊誌などでも「交際クラブ」「デートクラブ」という言葉を聞くように成りました。
これらは一体どんな業種で、互いに何か違いはあるのでしょうか。
本記事ですこし、ご説明してみたいと思います。
援助交際とはちがう。
まず初めに「交際クラブ」「デートクラブ」は、それらの名称で連想してしまうところの援助交際とは異なることに注意しましょう。
援助交際とは、Facebook、Twitter、Instagram といったインターネット上のSNS（ソーシャルネットワークサービス）、あるいは出会い系サイトを利用して相手を探すことからスタートします。
そういったネット上の出会あった男性と、何度かメールのやり取りやLINEの交換をして、実際に会うことに成るわけです。
ただここまでだと普通の恋人探しと変わりありません。
そこでいずれかの段階で、お金目的の割り切った交際を切り出すことに成ります。
大概、それは肉体関係を伴うものです。
こう説明してしまえば簡単なのですが、ネット上の出会いなんて正直、危険きわまりないですよね。
交際クラブやデートクラブを利用する女性は、そういった危険性を嫌うタイプであると考えてください。
交際クラブやデートクラブの利用者でも目指しているところは結局、援助交際をしているひとたちと一緒なのですが、同時に身の安全を確保したい、という強い願望を持っているのです。
さて、そういったタイプの女性として、どんなかたがたが想像できるでしょうか。
・・・そうですよね、ちょっと上流社会の淑女を想像しますよね。
あるいは、ちょっと育ちの良い女子大生やモデルのタマゴなんかを想像するはずです。
そのとおり、実際、交際クラブやデートクラブを利用する女性は、すこし高級な女性であることが大半です。
援助交際では男性も女性もネット上の出会いであるため玉石混交（ぎょくせきこんこう）であり得るのに対して、交際クラブやデートクラブでは安全性の確保された紳士淑女の交際が目指されます。
もっとも、やっていることは基本的に援助交際と変わりないんですけどね（汗）。
交際クラブとデートクラブの違いは実は、名前だけだったりする。
交際クラブやデートクラブは、そこら辺のSNSや出会い系サイトを利用した援助交際よりも安全性を重視したものだとまずは理解して下さい。
ところで、交際クラブとデートクラブ、ここまでセットでお話しして来ましたが、両者に違いがあるのでしょうか。
そう問われたとき、実は答えに詰まってしまいます。
実のところ、交際クラブとデートクラブの違いは、ありません。
両者の違いは名前だけです。
そこで以下では、２つで１つの業種として、交際クラブとデートクラブの特色をご説明することにしましょう。
会員登録。
デートクラブまたは交際クラブには、運営会社が存在します。
これが普通の援助交際との最大の違いだと言えるでしょう。
運営会社は「青山〇×クラブ」だとか「銀座〇×クラブ」だとか上流社会を連想させる名前であることが多いです。
店舗を構え、そこで男性と女性が会員登録する審査を行います。
もちろん、その際、不倫に代表される男女間の法律問題に対する事前ガードと成るような書類へのサインをガッチリ押さえられます。
会員登録ですが、男性側は遊ぶ側、女性側は働く側なので、以下のような違いがあります。
・男性会員は、入会金（30,000円から300,000円くらいと幅があります）、年会費（20,000円から200,000くらいと幅があります）、セッティング料金（20,000円から200,000円くらいと幅があります）を支払う。
・女性会員は、運営会社で面接を行い、プロフィール登録並びに写真撮影（本名、年齢、住所、職業、学歴、名前は男性には伝わらない）をするだけ。
ちなみに男性会員にも会員登録時に運営会社のオフィスで面談審査が行われるのが普通です。
デートのセッティング
晴れて交際クラブ（デートクラブ）に登録が許された女性は、運営会社のホームページにプロフィールが公開されます。
そこには容姿のほかに「どんな交際が希望か?」などということも載せられ、それを基に男性から運営会社経由でデートのオファーが届くことになります。
そのオファーを受け入れれば、お仕事の始まりとなるわけです。
基本的に1回目のセッティング以降は「自由恋愛」。
上記の会員登録の男性支払い（①）を見れば分かる通り交際クラブは男性会員からの入会金、年会費、セッティング費用を収入源としています。
このため、第1回目のセッティングをした時点で運営会社としては一旦お役御免。
後は2人の「自由恋愛」ということになります。
間接的に援助交際の仲介をしているのが交際クラブ・デートクラブ。
以上の説明からわかるとおり、交際クラブもデートクラブも、援助交際にまつわる危険性を極力排除するために、お金をもらって男性と女性を仲介する企業のことだと考えればよいでしょう。
ただし、未成年の援助交際などは条例などで厳しく禁止されていますので、そういったことに交際クラブやデートクラブは絶対に触れようとはしません。
またたとえ未成年で無かったとしても、結果的に男女間のお金目的の交際を促がすわけですから、交際クラブやデートクラブのやっていることは世間的には評判が良いことだとは言えません。
そこで多くの交際クラブやデートクラブは「実際に紹介した男女の間で何が行われるかはタッチしていない」という自由恋愛主義とも言える立場で、自分たちの身を守ろうとしているのが普通です。
しかしながら、実際に紹介した男女間で行われるのは間違いなくお金目的の援助交際なのです。
以上から分かるとおり、デートクラブと交際クラブはまったく同じシステムを持っており業種として区別する必要はありません。
それらは利用者の身の安全と、可能な限りの合法性をもって、援助交際を仲介する企業だと理解してください。
交際クラブやデートクラブは儲かるの?
最後に女性利用者の観点から交際クラブやデートクラブは儲かるのかどうか、ご説明しましょう。
結論から言えば「あまり効率よくない」というのが実際のところです。
登録したところで直ぐに男性からオファーが来るとは限りませんし、いわば「おっさん」と１日中デートして、タダで食事などはさせてもらえるにしても、実質的な収入は返りのタクシー代５千円だけだった・・・なんて話もザラです。
交際クラブやデートクラブで成功する鍵は、理想の「パパ」を見つけて月に何十万円もお小遣いを見つけることに尽きるのですが、そこまで理想的なパパが見つかるかどうかは正直、運次第です。
運任せにするくらいだったら堅実にソープランドやデリヘルといった正統派の風俗で働いたほうが良い、というのが実際のところなのではないでしょうか。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
「交際クラブとデートクラブの違いは名前だけだったりする。」
というタイトルで記事を書かせて頂きました。
システム的に交際クラブやデートクラブはまったく同じ業種です。
熟女路線だったら漢字の多い「交際クラブ」、若い女性向けだったら「デートクラブ」という名称が用いられるくらいの違いしかありません。
交際クラブもデートクラブも、利用者の身の安全と、可能な限りの合法性をもって、援助交際を仲介する企業に他なりません。
しかし本当にお金が必要だったら、コツコツと着実に稼げる風俗で働くことのほうを断然オススメいたします。