大手AVプロダクションに所属すれば必ず稼げる、と言う訳ではない
2018/02/08
AV女優になるにあたり、どのプロダクションに所属するかで悩む女性は多いでしょう。
無数にありますから、一体自分はどこに所属すればいいのか分からなくなってしまいます。
そもそも、プロダクション選びの方法からして分からない、と言う場合も少なくありません。
有名な女優が所属しているとか、知名度が高い、などの理由から大手を選ぶのは決して悪くはありません。
信頼できる所属先であるに越したことはないし、安心できる環境があってこそ仕事に専念できるからです。
しかし、大手に所属していれば誰でも必ず稼げるわけではありません。
大手にいるだけで仕事がバンバンもらえるなんてありえないのです。
なぜそう言えるのか、詳しく説明していきます。
大手に在籍するメリット
おそらく誰しも、名の通ったプロダクションに所属したいと思うでしょう。
安心や安定といった点は中小では今ひとつ、と言うイメージがあるからです。
ブランド力と言い換えてもいいですが、とにかく安定重視であればおのずと大手一択に決まるものです。
試しにいくつか大手とされているプロダクションを検索してみましょう。
やはり評判は悪くは無いはずです。
在籍している女優の人数やその実績を見れば、大手の力をより実感できます。
また、仕事をする上でマネージャーの質も重要です。
大手ではマネージャーの数が多いですから、1人の女優に1人のマネージャー、というのが普通。
中小だと場合によっては1人のマネージャーが複数の女優を担当していることがあるので、マネージメントに偏りが出てしまいます。
そうしたケースは大手ならば全くない、というわけではありませんが、やはり中小ほど多くはありません。
マネージャーの質に関連して、多くの仕事が入ってくることも珍しくありません。
大手故に業界内では知られた存在。
こうしたプロダクションのマネージャーが営業することによってメーカーなど各方面から信頼を得ることができます。
仕事の質や量・種類は女優の人生を大きく左右すると言っても過言ではありません。
営業力が弱いために出演の機会を逃してしまうようでは、極論すればAV女優になった意味がありません。
長期にわたって女優として活動するわけですから、やはり仕事の質や種類などは重要です。
つ都内に事務所を構えているという点もメリット。
大手ともなれば大抵は都内に拠点があるので、都内在住であるほど所属先の選択肢が広がります。
以上、メリットをいくつか紹介しました。
大手は業界内でそれだけ影響力がありますから、在籍女優に対して責任を負っているということ。
信頼のできる所属先であればあるほど仕事のモチベーションも上がります。
必ず稼げる訳ではないって、どういうこと?
大手に所属するメリットは確かにありますが、一方で過度に稼ぎを期待できるわけでもありません。
というのも、大手には在籍女優が非常に多いため、時として女優1人に対するマネージメントやサポートが薄くなってしまうからです。
より具体的に言うと、売れている女優に対してはプロダクションは広告費を惜しみません。
そうした女優たちは看板的存在なので、稼いでもらわなければならないのです。
プロダクションからの後押しがあるおかげで順調に仕事ができる女優がいる一方で、あまり知名度の高くない女優やモデルなどは思うように活躍できないことになります。
売れている女優に対してはマネージャーもスタッフも張り切って営業しますが、そこまで売れていない女優には正直、労力をかけたくないという思惑が生まれてしまうことに。
それでは稼ぐことができません。
また、これは在籍女優なら誰にでも当てはまることですが、ギャラのいくばくかをプロダクションにとられてしまうことになります。
これは一般の芸能事務所でもごく普通のこと。
稼いだお金が全額女優の手元に残るわけではないのです。
プロダクションの取り分は一概に何パーセントと決まってはいませんが、確実にギャラから引かれます。
売れている女優ならまだしも、ほとんど売れていない女優がプロダクションから天引きされてしまうと、余計に手元のお金が入ってしまうことになります。
引かれた分は人件費など事務所運営費用に充てられますが、それでも元々少ないギャラに引かれ物が加わるのは痛いところです。
知名度の低い女優やモデルはもともとギャラが少ないため、稼ぎに対して引かれ物の方が大きくなるのは避けられません。
稼げるかどうかは、極論すれば単体女優として活躍できるか、この1点に決まります。
ルックスやスタイルが抜群に良い女優なら確実に稼げますが、そうでなければ高収入は期待できません。
企画単体女優ならまだ良い方で、企画女優ともなればほぼお金にならないと言っていいです。
大手に所属していると無条件で仕事が舞い込んでくると思いがちですが、売れていない女優は決して稼げません。
かといって、どこのプロダクションにも所属せずフリーで活動するのでは余計にお金になりません。
所属先の後押しがあるからこそ仕事が回ってくるのであって、何の後ろ盾もない状態では仕事が来ないどころか、名前さえ覚えられないということも普通に考えられます。
フリーを選ぶくらいならプロダクションに所属しておく。
これは鉄則です。
移籍するという手段
現在在籍しているプロダクションでは稼げないと思ったなら、いっそのこと移籍してしまうという方法があります。
ただ、これもリスクが大きいのは事実。
もともと影響力の低い女優が別のプロダクションに移ったからといって、途端に仕事が回ってくるとは考えにくいからです。
移籍先が大手か中小かにもよりますが、極端に大きくは状況は変わりません。
やはり、稼げる女優というのはそれだけ価値があるということですから、仮にそうした女優が別のプロダクションに移ったとしても、継続的に稼いでいくことができます。
AV業界も大変厳しいことに変わりはありません。
移籍しても稼げない女優はおそらくいつまで経っても稼げないでしょう。
なぜ稼げないかを考えてみる
単純な話、人気が出ればおのずと稼げます。
しかし現実はそうはいきません。
少しでも仕事をもらって知名度・収入ともに上げるには、一度自分自身を見つめ直す必要があります。
NGプレイが多い場合はできるだけ可能なプレイを追加してみる。
ルックスにコンプレックスがあれば、思い切って整形してみる。
回ってきた仕事はどんなものでも引き受ける。
無理のない範囲で、でも出来る限り仕事に結びつく方向に持っていくことで、じわじわと稼ぎが増える可能性があります。
たとえ今は稼げていなくても、仮にも大手に所属しているなら、自身の変わり方次第でプロダクションの営業の仕方も変わってくるはず。
本当にAV女優として稼ぎたいなら、まずは改善できるところをきちんと考えてみることが大切。
仕事が来ればもちろん収入につながるし、同時に自信も生まれます。
売れっ子になれば大手プロダクションは多額の資金で宣伝してくれますから、とても安心です。
まとめ
AV女優になるなら大手プロダクションに所属したい、と考えるのは普通です。
けれども、所属しているからといって必ずしも稼げるわけではありません。
もしも満足に稼げないなら、できる範囲で自分自身を変えてみると良いでしょう。
大手は何より安心や信頼を感じられるのが最大のメリット。
稼げるようになれば、それらの利益を享受できるはずです。