風俗嬢で借金に困っているなら法律事務所を利用すべき
2018/02/22
風俗業で働く魅力は何といっても高額な報酬を得られること。
大勢の風俗嬢はとても大胆な接客サービスに身を投じているが、業界に足を入れる理由は各個人で色々です。
ここでは風俗で働くきっかけとなる大きな理由のひとつ「借金」について解説。
特に風俗嬢を続けることに悩んでいる人に向けて「脱借金」の近道を探っていきましょう。
借金のために風俗で働き身体や精神を壊してはいけない
何かの事情で借金をしてしまったら、働いてお金を稼いで借金を返済していくしかありません。
これは事実です。
しかし、そのプロセスは大事です。
体力の限界を超える長時間労働をしたり、高額な報酬だからといって違法な仕事をしてはいけません。
では風俗業はどうでしょうか?
風俗に自分自身はとても強い抵抗感を持ち、本当に嫌悪感を抱いているのであれば、絶対に避けるべきです。
人間は心身ともに頑丈なようで、実は意外と脆いのです。
身体のどこかが病気になるだけでなく、躁うつ病など精神的な病気に襲われる可能性も高いです。
長い人生の中の僅かな期間の借金で、一生をだいなしにしてしまうような病気に掛かってしまってはいけません。
借金解決を専門にする法律家は相談者の味方です
借金返済のために、自分ではまったく望んでない仕事である風俗を選ばざるを得ないということは、自分ひとりの力で解決することは無理に近いと認識しましょう。
そんな時は迷わず法律の専門家である弁護士に相談することが賢明です。
弁護士は相談者の利益のために活動することが職務上の義務。
もちろん、弁護士はボランティアで働いてくれるのではなく、相談者は報酬を支払うわけですから、気軽にお願いして大丈夫なのです(報酬額については後述)。
「自分にとっては大金だけど、弁護士に相談するには小さいお金のような気がする」などの遠慮は無用。
弁護士は相談された内容に対して、最短で解決できる方法を提案してくれます。
では、実際に弁護士を探してみましょう。
弁護士は特定の専門分野を持っている人が多いため、「自分の住んいる住所、借金、弁護士」をキーワードに検索をすると、身近な弁護士事務所が出てくるはずです。
弁護士事務所に直接行くことにどうしても抵抗があるなら、国によって設立された公的機関「法テラス」の利用がおすすめです。
法テラス(日本司法支援センター)
借金や離婚、相続など、身近な法的トラブルを解決するための相談窓口となる行政法人。
簡単にいえば、相談者は法テラスに電話すると、相談内容に見合った法的な情報を教えてくれます。
問題解決に弁護士が必要ということになれば、相談者の地域で専門の弁護士を紹介してくれます。
ほか、経済的に余裕がない人には弁護士費用を立て替える制度なども用意されています。
法テラスでの窓口相談は無料です。
法テラス http://www.houterasu.or.jp
弁護士事務所に借金相談したときの費用
「借金解決のために弁護士にお願いしたらお金が掛かるなんて。高額そうだし支払えないから無理」と諦めないでください。
弁護士への依頼は2段階システムです。
その理由は、弁護士の報酬とは、具体的にこなした職務の量で決まり、その報酬金額は弁護士会で定められているからです。
弁護士に相談
弁護士は相談者から抱えているトラブルの内容を聞きます。
それから、トラブル解決のために具体的にできる法的な解決策を提案します。
もちろん相談だけで終わることもあります。
その場合、掛かる金額は相談料だけです。
相談料:弁護士事務所によって違いますが、規定では5000~10000円/1時間です。
初回相談は無料(30分~1時間)の弁護士事務所もあります。
また、法テラスでは無料の法的相談制度(条件あり)が用意されてます
問題解決のため弁護士が具体的に職務を行う
弁護士と相談したあと、借金のために法的な手続きが必要になった場合は、その内容に対して報酬を支払わなければなりません。
弁護士の報酬は弁護士会の規定で基準が決まっています。
借金相談者には、そういうことも含めて提案してくれるので安心してください(報酬を安くしてくれるわけではないです)。
風俗嬢の借金は金額としては低いことが多い
風俗嬢は20代前半の若い女性が圧倒的な多数です。
では、この年代が可能な借金額とはどれぐらいでしょうか。
現在は国の法律で、キャッシングで借金できる総額は収入の3分の1が目安になっています。
年収300万円の人だと100万円ということになります。
これにブランド品の買い物などショッピング枠で使うクレジットカードのローンなどが加わりますね。
ショッピング枠だと100万円未満がほとんどではないでしょうか。
ほかに親や友人など金融機関以外からお金を借りれれば、上限は無しといえますが、若い女性へ無茶な金額を貸す人はいなさそうです。
ざっくりまとめると借金はどんなに高くても200~300万円ぐらいが妥当と考えられます。
高くはない給料から、生活費と毎月の支払いをしていけば、苦しくなっていくのは当然です。
金利の支払いも積り、風俗で働かなくてはいけないように切羽詰まった状態になっていきます。
しかし、借金を抱えてる若い女性には、返済できないほどの高額に感じられても、広い世の中から見ると200~300万円は高額といえません。
そいうい理由もあり、弁護士に相談すると、法的に認められた自分が知らない対策を教えてもらえることが多いのです。
借金の法的解決とは?よくある3つのパターンを紹介
注意が必要なのは、法的解決とは借金を減額する方法ではなく、本人が常識的な生活をしながら、無理なくできる借金の返済方法に変えていくことです。
これをまとめて「債務整理」といいます。
いづれも専門的な手続きは弁護士が行ってくれます。
月々の返済額を減らす「任意整理」を行う
任意整理とは、原則として将来の利息をカットすること。
つまり、元本のみを返済することです。
そして、ふつうの生活で得た収入から返済できる範囲内の金額で長期分割払いに支払い方法を変えてもらうことを指します。
任意整理が認められると、電話や手紙による借金の督促は一切ストップされます。
しかも、裁判所を通さないため、本人以外の第三者に知られることもないです。
デメリットとしては、金融機関の「信用情報機関」に記録が残るため約5年はクレジットカードが使用できかったり、新たなローンが組めなくなります。
グレーゾーン金利などで払いすぎていたお金があれば過払い金を請求する
2010年以前につくった借金の場合、利息制限法で決められた金利以上を返済している可能性があります。
その場合は、超過分に支払った金利を、当該の金融機関に請求ができるのです。
一般にはよく目にする「過払い金請求」というものです。
個人でも返還請求ができますが、弁護士にお願いすることもできます。
いわゆる「闇金」や「賭博」など違法な借金は返済する必要はない
非合法な組織からの借金は、国が借金であることを認めていません。
弁護士は、非合法な借金に対抗できる法的な措置を取ることができます。
法律事務所は気軽に利用できます。相談だけでもするべき
法律事務所の弁護士には守秘義務というものが課せられており、相談者のプライバシーやトラブル内容を第三者に話すことは法律で禁じられています。
そのため自分の職業から、借金の金額や中身まで、何ひとつ隠さずに相談しましょう。
自分にとって借金は人生を揺るがす大問題でも、弁護士にとっては少しも難しい案件ではありません。
的確な解決策をお話ししてくれるはずです。
最初の相談にはお金が掛からない公的機関「法テラス」を利用することもできます。
ひとりで苦しまずに解決の第一歩として専門家に「相談」しましょう。