出会い喫茶はホームレス女性の援助交際の場。風俗より効率的だから?
2018/02/08
出会い喫茶とは、別名出会いカフェともいい、男女が出会うことを目的にした喫茶店のことを指します。
待機室で待っている女性を男性客が指名し、一緒に外出するのです。
これはきわめて簡単なバイトであり、男性からの指名を受ける間は自由に過ごすことができます。
指名した男性と会話し、意気投合すれば外出。
その先はどのように使おうが当人たちの自由です。
近年、出会い喫茶に多くのホームレス女性が増えてきています。
家無しと言う事ですから、こうした場所は彼女たちにとって格好のたまり場。
ですがそれだけにとどまらず、援助交際の場としても利用されるようになってきています。
詳しく説明していきます。
出会い喫茶とホームレス女性
出会い喫茶の多くは、上野や新宿などにあります。
女性は待機室や個室などで過ごしており、男性客がマジックミラー越しに女性を選びます。
気に入った女性が見つかれば、そこで初めて男性と女性が対面し、会話という流れになります。
互いの条件が合致すれば、店を抜け出してデートすることになります。
たいていはそのままホテルに行くなど、肉体関係に至ることが多いです。
出会い喫茶にホームレス女性が多くなったといいます。
そもそも女性が出会い喫茶で働く場合、店舗に登録する必要があります。
これには一切料金がかかりません。
指名された場合に初めて料金が発生する仕組み。
女性側には1円の負担もありませんから、おのずとホームレス女性がそのままいつくことになります。
ホームレスと言うと汚れた格好を想像しますが、多くのホームレス女性は外見こそ普通の女性と何ら変わりません。
言われなければホームレスだと気づかないくらいにこぎれいな格好していることもほとんど。
メイクだってきちんとしているため、どこからどう見てもホームレスには見えません。
ですが、彼女たちは大きな荷物を持っていることが多く、キャリーケースなどに衣類や日用品などを詰めて、あちこちを転々としているのです。
住む場所がないから仕方ないとは言え、やはりホームレスが店に来てしまうのはあまりよろしくありません。
ホームレスになった理由はそれぞれ。
例えば家出であったり、仕事を失って借りていた部屋追い出されたり。
お金は当然持っていますが、それでも満足できるだけの金額ではありません。
最低限生活できるだけのお金しか持っていないことも多いのです。
援助交際
出会い喫茶では「割り切り」と呼ばれる売春や援助交際が盛んに行われています。
これは女性自身が男性客に持ちかけてくるのです。
なので当然、出会い喫茶に登録できる女性の年齢は18歳以上。
こうした店に来る客の目的はもちろんセックス。
ある意味出会い系と同じと言っていいかもしれません。
援助交際自体は古くからありますが、出会い喫茶でそのような行為が見られるようになったのはごく最近です。
そして、近年では出会い喫茶に流れつく女性ホームレスの年齢が上がっていると言われます。
どの店舗にも荷物多く持った女性や、毎日同じ服を着た女性がいるという声も聞かれます。
住む場所もなく、お金もほとんどないとなれば、援助交際をして稼ぐしかありません。
幸いなことに女性は出会い喫茶の利用料は全くかからないので「仕事」に専念することができます。
今の時代は普通に住む場所があったとしても、年齢が高いというだけで雇ってくれなくなるケースが多いです。
そうした状況だからこそ余計、ホームレス女性たちが続々と出会い喫茶に仕事の場を移しているといえます。
男性と性的関係を持てば食べていけるだけの収入はほぼ確実に得られます。
まず何よりも食事できることが最優先であるため、リスクのある仕事と分かっていても、自身の身体を売るしか方法がありません。
漫画喫茶よりも居心地がいい?
マンガ喫茶やネットカフェを当面の住む場所にする手もありますが、利用するのにお金がかかります。
それにそもそも出会い喫茶のように男性からお金を受け取ることができないので、食べていくことができません。
そうした生死に直接関わる問題は置いておいても、出会い喫茶は漫画喫茶などよりも快適なのです。
出会い喫茶の個室は寝るための場所で、食事やシャワーを浴びるなどはすべて外で済ませている女性も少なからずいます。
ときには男性のもとに泊まり込みでセックスすることも。
今の状態では確実に部屋を借りられないし、住所がなければ仕事にもつけない。
そうしたどん底の女性たちにとって、出会い喫茶はセーフティーネットとなっていると言えましょう。
ホームレス以外で出会い喫茶を利用する理由とは
住む場所がないのならともかく、実家暮らしやアパートなどを借りている女性は、なぜ出会い喫茶に入るのでしょうか。
まずは単純に、小遣いや生活費を稼ぐため。
風俗はやりたくないし、かといって通常の仕事も諸々の事情で就きたくないという場合、選んだ先が出会い喫茶だった、というパターン。
大学生が普通のバイトよりも稼げるからと、出会い喫茶を利用することもあります。
次に、本当に出会いを求めている女性。
お金が稼げるとかは関係なく、純粋に男性との出会いを望んでいるパターンです。
今の時代は掲示板や出会い系サイトなどで簡単に相手を探すことができます。
ですが、そうしたもの利用しないのは、単純にセックスフレンド探しているからといえるでしょう。
出会い系サイトの場合は必ずしも男性の目に止まるとは限りません。
一方出会い喫茶の場合は、男性の方から店舗に足を運んでくれることになります。
そうすれば自ずと自分自身も「物色」されることになるため、より相手を見つけやすくなります。
出会い喫茶は実はお得?
指名された男性からお金がもらえるという最大のメリットがありますが、何も出会い喫茶の客はセックスだけが目的ではありません。
その前段階として食事を奢ってくれる、好きなものを買ってくれるなどのして女性との距離を縮めてきます。
好きなものはともかく、食事にありつけると言う事は、言い方悪いですが「タダ飯を食う」には最適。
食べ物にも困るくらいに切羽詰まっているなら、なおのこと便利です。
風俗で働けば短期間で高収入が得られるので食事も十分にとることができますが、出会い喫茶を選ぶホームレス女性は、やはり少しでも楽な方法である程度の収入と食事を手に入れる方を選ぶわけです。
風俗より効率的に稼げる、とは必ずしも言えませんが、それでも風俗で働くほどの労力をかけずにお金が手に入るという点では、効率の良い「仕事」と言えるでしょう。
風俗嬢なみに稼げることも
どれくらい男性とデートできるかは一概には言えませんが、稼ぐ女性は風俗嬢なみにお金を手にしていることも多いです。
ホームレスゆえに住む場所も所持金もないとなればシビアにならざるを得ませんが、そうした事情を抜きにしても、短期間で高収入を得られるのは事実です。
まとめ
出会い喫茶は簡単に言えば、出会い系サイトのリアル版ということになりましょうか。
風俗で働くのと違って在籍店から中抜きされることは一切ないため、受け取ったお金がそのまま自分のものになります。
近年ではホームレス女性の援助交際の場所にもなっている出会い喫茶。
ホームレスになる理由は人それぞれですが、やはり住む場所や当面の生活費はすぐにでも手に入れたいと思うもの。
居心地も良いためそのまま居着いてしまうケースも間々あります。
援助交際自体はあまり好ましいものではありませんが、場合によっては風俗よりも効率よく稼ぐ手段でもあります。
空いた時間を使って、あるいは楽に稼ぎたいと考えるなら、出会い喫茶は有用でしょう。