メールで宣告されるって本当?風俗店をクビになる理由
2018/01/26
風俗店で働く風俗嬢は一般の仕事とは異なりお店と雇用関係にはありません。
一般の会社が正社員をクビにする場合には複雑な手続きが必要となるので会社は簡単にクビにできません。
ただ、風俗嬢は、風俗店の仕事を請け負う業務委託という関係にあるため、風俗店は風俗嬢を簡単にクビにできます。
しかし、トラブルを起こした風俗嬢がクビになる事は少なく、干された女性が自ら辞める場合がほとんどです。
ここでは、どのような理由で女性が干されたり、クビになったりするのか、また、クビにされる場合にはどのように伝えられるのか紹介したいと思います。
風俗では干される場合が多く、クビになる場合は少ない
風俗の仕事も接客業です。
男性客に対して正しい接客が出来ない女性は叱責され、問題行動が続くと干されてしまいます。
風俗で干されると、フリー客を回されなくなって稼げなくなります。
その結果、女性は自ら辞めざるを得なくなるのです。
通常、問題のある女性は干されるので、風俗では余程のことがない限りクビになることはありません。
風俗嬢が問題を起こすと干されてしまう
風俗の仕事は男性客を満足させることです。
多くの風俗店が高いサービスで男性客をもてなそうと競争しており、研修や講習会を通して女性の技量を高めようとしています。
そんな風俗の仕事で定められたサービスを提供せず、男性客を不快な思いにさせたり、男性客に対し不適切な態度で
接客すると、クレームに繋がります。
そして、多くの風俗店ではサービス後にアンケート調査を実施しており、男性客の満足度が低い女性はチェックされています。
ここで、男性からのクレームが多かったり、アンケート結果が低い女性は、お店からの評価が低くなります。
さらに、無断欠勤や遅刻を繰り返す不真面目な女性も、問題のある女性と判断されるようになります。
このような女性は、いくら出勤させてもお店の経営に貢献してくれないので、やがて干される対象となってゆきます。
ただ、いきなり干されるわけではなく、店長やスタッフから問題点を指摘、叱責されるのが普通です。
それでも状況が改善しないのであれば、女性は干されてしまうのです。
干されると稼げなくなり、退職に追い込まれる
風俗店で女性が干されると、希望通りの出勤が難しくなります。
自由出勤制の風俗業界では、女性は出勤日時をあらかじめ希望してシフトが調整されますが、その際に希望通りの出勤が認められず、客入りの悪い時間帯へ出勤するよう要請されるのです。
早朝の時間帯などフリー客の来店が見込めない時間に出勤しても、思うようにお客を取ることはできません。
また、フリー客が来店しても他の女性が優先されて、担当させてもらえなくなります。
さらに、悪質な例となると、泥酔客などを回されたり、自分に入った指名を他の女性に振り替えてしまったりする場合もあります。
干されてしまうと、女性は仕事ができなくなるので稼げなくなってしまいます。
一方で、風俗店にとって、女性の待機は負担になりません。
そこで、出勤させるだけさせておいて、お客を回さなくすることができるのです。
干されてしまうと、稼げなくなり風俗で働く目的を達成できなくなります。
その結果、ほとんどの女性はそのお店を辞めるよう、追い込まれてしまうのです。
クビになる方が良い場合もある
風俗業界では問題のある女性や、店長との相性が良くない女性は干されることで退職まで追い込まれます。
ただ、干されている事がわからない場合も多いものです。
店長やスタッフと話しても普段通りの対応だと、たまたま客引きが良くない状態が続いていると勘違いする事もよくあります。
干されている自覚がないまま出勤を続けてしまうと、無駄な出勤が続くことになります。
そこで、干されるくらいなら、はっきりとクビを宣告される方が女性にとって望ましいのです。
クビと言われると、誰もが傷つくはずです。
ただ、クビになれば、他のお店に堂々と移籍できます。
自分に適ったお店で稼げるチャンスに恵まれるのです。
風俗で問題となるのはクビになることではなく、女性に自覚がない状態で干され続けることです。
もしお客さんに恵まれず、お茶を引く状態が続いているのであれば、自分が干されていないか、他の女性の接客ペースと比べて判断しなければなりません。
風俗店が女性にクビを告げる方法
通常、風俗業界では女性がクビになる場合は稀です。
しかし、重大な問題やルール違反を犯してしまうと、その事を理由に即日でクビを告げられる場合があります。
クビを宣告する方法はお店や店長の方針によって異なりますが、いずれの場合も、その瞬間から出勤できなくなるので次のお店を探す必要に迫られます。
退店時に告げられる
風俗店ではその日払いが原則なので、女性はお店を退店時にその日の稼ぎを受け取ります。
その精算時にクビを告げられる場合があります。
それまで問題なく勤務し続けていた女性が重大なルール違反を犯してクビになる場合がこのケースです。
クビの理由としては、お客さんと直取引する裏引きや、禁止されている本番行為を提供した事など、重大なルール違反がお店側に発覚したことによるもので、店長が激怒している場合が大半です。
このケースでは、女性も予測していないタイミングでクビを告げられてしまうので、女性側の精神的な負担も大きくなってしまいます。
個別に呼び出しを受け、静かに告げられる
クビにされる際、事前に店長から呼び出しを受けて宣告される場合もあります。
あらかじめ「大切な話がある」というような電話やメールを受け、他の女性が出勤していない時間帯を狙ってマネージャー室に呼び出されたり、喫茶店のような場所に呼び出され、クビが告げられるのです。
これは、指名を取れない戦力外の女性がクビを宣告される場合のやり方です。
店長がなるべく女性を傷つけたくないと思っている場合に選択される方法ですが、店長と風俗嬢が個別に2人きりで話をするのは稀なことなので、女性側もクビが宣告されると予想がついている場合が多くなっています。
メールでクビが告げられる場合もある
風俗業界が特殊とは言え、店長と風俗嬢の関係は大人と大人の関係です。
クビの宣告という重大事態には対面で行われるのが一般的です。
ただ、場合によってはメールでクビが告げられる事もあります。
店長が小心者で不都合なことを言い出せないタイプだったり、急に複数の新人女性の入店が決まり、所属女性の枠が埋まってしまった場合などです。
また、女性が病気等で長期療養中の場合には、メールしか連絡手段がないので、メールでクビが告げられます。
ただ、基本的に女性の多くは週に1度程度は出勤しているので、その際にクビの話がでてくるのが通常です。
よほど店長と険悪な関係に陥っていない限り、メールでクビが告げられることにはならないので、心配する必要はありません。
まとめ
風俗業界では、問題のある女性は干されて稼げない状況に追い込まれます。
干されて稼げなくなった女性は自ら辞めるので、風俗業界でクビになる女性は少数です。
ただ、風俗でもクビになる場合があります。
お店の評判に影響を与えるほどの強いクレームを引き起こしたり、裏引きなどのルール違反を犯してしまった場合など、強い制裁が求められる場合に女性はクビにされてしまいます。
クビの宣告方法は様々ですが、一般的には女性の退店時に告げられたり、個別に呼び出されて告げられるのが一般的です。
ただ、女性が長期療養中であったり、店長と険悪な関係に陥っている場合には、メールで一方的にクビが宣告される場合もあります。
風俗店をクビになる事はショックな事ですが、落ち込む必要はありません。
女性が気づかずに干され続けている状況に比べれば、貴重な時間を無駄にせずに済むのです。
落ち込む事より、クビになった原因を分析し、次のお店で同じ失敗を繰り返さないようにすることの方が大切なのです。