バンス制度って何?風俗店では前借りできるって本当なの?
2018/01/24
バンズ制度は、お金が必要な風俗嬢にとってとても助かる制度です。
臨時に必要になった時などすぐに借りられるのはとても助かります。
ですが、消費者金融とは違い、バンズ制度には借りられる金額が表示されていません。
風俗求人にも「バンズ制度あり」とだけ書かれている場合が多く、明確にはわからないでしょう。
「10万借りたいのに5万までしか借りられない」のでは根本な解決になりません。
上手く利用する為には、上限金額を知っておかなければなりません。
では、いくらまでなら借りられるのか?
風俗店によって違いはありますが、バンズの上限や、仕組みについて簡単に紹介します。
「バンス制度あり」ってなに?
バンスとは制度とは、給料前借制度の事です。
英語のadvance(アドバンス)が元で、前借と言う意味があります。
給料前借と聞けば、後の正当な取り分をいただいているだけと思いがちですが、実際にはお店に借金をしているだけです。
便利ではありますが、計画性を持って前借をしましょう。
風俗求人などで見かける「バンス可能」「給料前借可能」は同じ意味になり、すぐにお金が必要な女性の強い味方となってくれるでしょう。
稀に、「バンズ」と発音する人もいますが、同じ意味と思っていいです。
普段「バンス」なんて言葉は言わない為、間違って覚えてしまうこともあるようです。
バンス制度はどの風俗店でもできるの?
バンス制度は多くの風俗店で行っています。
しかし、すべての風俗店が行っているわけではありません。
風俗求人に「バンス可能」など、表記されている風俗店のみ可能です。
主に大手風俗店がバンス制度を取り入れている為、前借を望む際は大手風俗店を中心に探してみてはどうでしょうか?
また、あまりないことではありますが、バンスは可能だけど風俗求人には記載していない場合もあります。
事情を説明すれば前借させてくれる風俗店もありますので、聞いてみてはどうでしょう?
バンス制度は誰でも申し込めるの?
基本的にバンスは、誰でも申し込むことはできます。
ですが、簡単に貸してくれるわけではありません。
「お金を貸したけれど返済できない」「バンスされて逃げられる」などされては困ってしまう為、「入店1週間は貸さない」「転々虫は貸さない」などの制限があります。
また、風俗嬢の無理を聞いてあげる代わりに、「出勤日数を増やす」などの風俗店の要望がある場合もあります。
消費者金融から借りる際に担保が必要なように、バンスする際も担保の代わりに条件があると言うことです。
ただ、最終的に返済さえしてくれるのなら風俗店は文句は言いません。
その為、しっかり働き返済できるような人柄の女性は比較的バンスしやすいです。
バンスの上限は?
一般的にバンスの条件は、数万円~数十万円だと言われています。
ただ、この金額はあくまでも平均でしかありません。
大手になれば金額は増えますし、逆に小規模なら金額は減ります。
また、品行方正でスタッフから気に入られていれば多めに借りられますが、逆に遅刻欠席の常習犯なら借入も少なくなるでしょう。
バンスはお金をくれるわけではありません。
あくまでも貸しているにすぎません。
その為、返済できる金額しかバンスはしてくれません。
一応、稼げる人気嬢になればバンスの上限も上がりますが、「稼いでいるのにバンスするの?」という疑問もあります。
バンス制度のメリット
まとまった金額をすぐに手に入れられる
バンスは風俗店から数万円~数十万円をまとまって借りることができます。
その為、借金の返済が迫った時や、家賃の支払いに必要になった時など、すぐにお金を用意することができます。
うっかり買い物しすぎて月の金が足りなくなっても、安全かつ無担保にお金を工面できるのはいざという時心強いと言えます。
いざという時の為に、普段から品行方正で仕事をして印象を良くしておきましょう。
利子の心配なくお金を借りられる
消費者金融でお金を借りると、必ず利子も払わなければなりません。
消費者金融も収入が無くては運営できませんので利子の請求は仕方のないことです。
ですが、風俗店からバンスをすれば無利子でお金を借りることができます。
バンスはお金を「貸して」いるのではなく、「前払い」をしているだけです。
その為、利子というのは無いのです。
条件がある場合もありますが、しっかり風俗嬢をしていれば、条件はあまり関係のないことばかりです。
消費者金融の方が借りられる上限は高いですが、数万程度ですむのなら無利息無担保ですむ、バンス制度を利用する方が、便利かつ返済しやすいでしょう。
バンス制度のデメリット
前借に条件がある場合がある
バンスは無担保無利子の便利な借金です。
ですが、美味い話には裏があるようにバンスにも条件があります。
条件として「出勤日の追加」「勤務時間の増加」など、風俗店にとって利益になることを風俗嬢はしなければなりません。
他にも「パネルの顔出し」や「可能なオプションの追加」など、風俗店によって内容は違いますが、日給保証と同じように条件が追加されていきます。
ですが、考え方によっては「返済できるように仕事や人気を増やしている」とも言える為、この条件がデメリットかどうかは人によります。
ただ、人気嬢のような、風俗店にとって利益のある風俗嬢は条件が少ない場合が多いです。
店に利益なる条件の追加ですので、もともと利益のある風俗嬢はそれほど条件を科す必要もないのでしょう。
月の給料が少なくなる
バンスは消費者金融とは違い、「借りている」のではなく「前借り」しているだけです。
その為、あまり前借しすぎてしまうと、本来貰うはずだった給料が少なくなってしまいます。
総額で見れば同じではありますが、給料が少ないのは悲しいことです。
また、給料が少なくなるため、結局お金が足りなくなり、またバンスするという悪循環も生まれやすくなります。
バンス制度自体は悪いことではありませんが、よく考えて借りないと「あんなに働いたのにこれだけ?」という結果になりかねない為、注意しましょう。
バンスしてしまうと返済するまでは退店できない
当たり前ですが、お金を借り受けたまま風俗店を辞めることはできません。
風俗店は返済せてもらわなければ赤字ですので、必ず返済するまで働いてもらってからでなけば、辞めることを承諾しません。
「最終的に返済すればいいのだから、別の風俗店の稼ぎで返済すればいい」と思うかもしれませんが、別の風俗店では様子を知ることが難しく、下手したら返済前に逃亡される可能性もあります。
その為、風俗店は自分の店でのみ働くことを許可します。
結果として返済できればいいのかもしれませんが、「給料の前借り」なのですから、しっかり働いて給料の中から返済していきましょう。
悪質なバンスもある
バンスはお金を借り受けたら風俗店を辞めることができなくなります。
その為、これを利用して、風俗嬢を辞めたくても辞めさせないようにする場合もあります。
バンスした後、いろいろと理由を付けて返済を伸ばしたり、利子や経費などと言って金額を増やしたりなど簡単に返済できなくさせます。
その結果、風俗嬢はバンスの返済がしていないとして風俗店を辞めることができなくなるわけです。
このような悪質な風俗店は少ないですが、存在はしている為、バンス際は注意してください。
もし、そのような風俗店でバンスしてしまったら、弁護士や消費者センターなどに相談し助けを求めた方がいいかもしれません。
まとめ
バンス制度は、消費者金融から借りるよりも無利子で手軽な分申し込みやすいです。
仕事先から借りているのですから月の返済も保証されていますし、給料から天引きしてくれる為、返し忘れることもありません。
数十万円などの大金でなければ、絶対にバンズ制度の方がいいと思います。
ですが、結局のところバンズは借金でしかありません。
借金は「返済することで月の給料が減ってしまい、それによってお金が足りず、また借金をしてしまう」という悪循環があります。
急遽お金が必要になったならともかく、バンズ制度を当てにするようではいつか大変な目に会います。