デート援交は法律違反!パパ活も危険!その理由と実態
2018/01/21
デート援交(援助交際)が未成年の若い子を中心に蔓延しています。
性的内容無しに食事や買い物を一緒に楽しむだけで、欲しい物が手に入るからと安易に身を乗り出すと思わぬ危険に巻き込まれる可能性も。
デート援交は何が危険なのか知っておく必要があります。
デート援交とは
デート援交は成人にならない主に18歳未満の女性が、成人男性とデートする事の対価として食事をごちそうになったり、欲しい物を買い物で得たりする援助交際の事です。
援助交際から連想するような性的関係は持たずに自分の物欲を満足させる事が出来るとあって、女子高生を中心に広がりを見せている新しい形の援助交際なのです。
デートしただけで法律違反になるの?
デート援交はたとえ性的な関係が無かったとしても、女性に現金を渡すという状況になればれっきとした犯罪として扱われます。
援助交際というのはお金と引き換えに性的な行為を持つ事以外にも、共有する時間を買うといった意味合いも含まれる事があるようです。
男性・女性のどちらからデート援交を持ち掛けても、犯罪になりうる可能性は十分あります。
現にそういったケースで女性側が女子高生でサイバー補導されるケースも多くなってきました。
※ 万が一18歳未満の女性と性行為が発覚すれば、男性側は青少年保護育成条例違反、売春防止法違反、児童売春・児童ポルノ禁止法違反などで刑罰を受ける事になります。
パパ活とどう違うのか
パパ活とは、ほぼデート援交と同じなのではないかと考えられがちですが、一番の違いはどちらがデートの采配を握っているか、という所にあります。
デート援交は女性側が自分の時間を割いてあげる代わりに、金銭を受け取る。
パパ活は男性側が女性から要求されていないのに、何かをプレゼントしてあげたくなる。
といった違いです。
しかし見方を少し変えれば、パパ活はほぼデート援交と言っても過言ではありません。
ただパパ活もデート援交もグレーゾーンで動く判断の難しい行為であるため、実態が明らかにならない事が結構あるのです。
デート援交が危険な訳
デート援交を簡単なアルバイト感覚で捉えている女子高生が大変多いです。
こんなに簡単に欲しかった物が手に入る(時には現金まで)なら、他のバイトは考えられなくなってしまうでしょう。
この感覚がエスカレートしてしまえば、金銭感覚がマヒして風俗などにも抵抗が薄くなってしまう事もあるかもしれません。
性的な関係が無くてもデート援交が危険な理由には以下のような物が挙げられます。
組織がない
まず風俗店などと違い、女性の後ろ盾となる組織がデート援交には存在しません。
風俗店では何か困った事が起こった場合にもお店が問題解決にあたり、女性を守ってくれるような安心感がありますが、デート援交においては完全に女子高生個人がすべての交渉を行い解決しなければならないのです。
例えばデート援交で約束の場所へ向かってみたら、もの凄く怖い雰囲気の人で何を言われても断れない様な状況があるかもしれません。
またどう見てもそぐわない男女が歩けば、周囲の目を引いてしまいます。
周囲からデート援交だと一瞬にしてバレる可能性も。
個人情報の漏洩がある
デート援交で出会い性的関係が無かったとしても、食事中の何気ない会話の節々には個人情報がふんだんに盛り込まれています。
話に出てくるエリアやお店の名前、学校の話や近所の話など「分からないだろう」と思っていてもばれてしまう事があります。
また、女子高生は無防備で警戒心のない女の子が多く、学校の制服やカバンなどを身に付けたままデート援交に臨む女性もいるのだそう。
男性側に歪んだ愛情が芽生え、あなたをストーキングしはじめたりする可能性も考えられます。
楽しい時間で気が緩めば、悪い男性の恰好の脅しの要素になるものが満載になってくのです。
安易にデート援交すると思わぬ展開に恐怖を覚える事も少なくありません。
2人きりになる空間がある
食事や買い物などの行動エリアが限定されているのであれば、車の利用も都会では必要ないかもしれません。
しかし、買い物したい場所が郊外だから車で行こう!などと2人きりになる空間を作ってしまったりすると危険性がグッと上がってきます。
中には言葉巧みに2人きりでいられる空間へ誘導して、性的なものを求められる又は半ば強引に乱暴されるなども十分ありえます。
写真などを撮られ、脅しをかけられたりする可能性も出てきます。
下心なくデートを楽しむ男性は少ない
男性側でデート援交を本当にデートだけと考えながら女性を誘っている人は数少ないのではないでしょうか。
もちろん何事も起こらずに済んでしまう場合もありますが、あわよくば性的行為をと考えているかも。
お財布にも時間にも十分に余裕がある男性でも、視線は穏やかではないと考えていた方が良いでしょう。
男性だけではなく女性もそうですが、人は常にギブアンドテイクで関係性が成り立ってます。
恋人や友人関係でさえ与えるだけで満足出来る人は少ないもの。
見返りを求めているんですよね。
女性側が「一緒にいる時間を割いてあげている」などと思うのと同様に、男性側は「お金をかけて時間を買ってやっている」となっているのです。
その価格が高額になればなるほど、見返りの行為を求めたくなるのは必然的な心情とも言えるのです。
補導される危険性は大
現在ネットが普及し、様々な犯罪の低年齢化が加速しています。
こういった事を受けて警察もネット監視を強化。
警察が男性側に成りすまして、女子高生が性犯罪に合うのを未然に防ぐ活動も地道に行われているのが現状です。
多くの女子高生が補導され、デート援交を行った理由についてはアルバイト感覚であった事を証言するそうです。
デート援交は1時間にお金で換算すれば数千円になり、また実際に現金を受け取る事もあることから、高校生にとっては簡単なアルバイト感覚になってしまうのでしょう。
しかし、世の中にはそう簡単には短時間で高額なお金を手に入れる事は出来ないのです。
風俗店で働く女性でも大きなリスクをいくつも抱えながら働きます。
デート援交はどこで出会っているの?
そもそもデート援交はどういった所から発生するのでしょうか。
出会い系サイト
全国には様々な出会い系サイトが存在しています。
通常18歳未満のサイト内の入場は禁止されていますが、例えば女子高生が年齢を偽ってサイト利用する事は、実際の所可能な状態にあります。
しっかりとしたサイトは認証を厳しくし入場すら出来ない様なシステムを用いているサイトもありますが、ごくわずか。
しかしながら、サイト内の監視も厳しいので、サイト内で18歳未満であることが発覚すれば登録は抹消され利用は出来なくなります。
LINE掲示板
LINE掲示板はLINE内のサイト。
無料で自分のID公開とメッセージを使ってデート援交を募集する事が横行しています。
年齢確認が無い為、未成年も利用出来てしまいます。
LINEでは未成年に被害の及ぶ事件が多発し問題になっている事から、警察も厳しく目を光らせているようですね。
デート援交の実態は、実際は闇に包まれています。
本当に喫茶店でお話しながらお茶を飲んで話して帰る。
この事の為だけにお金を払う男性がいる事にも驚きますが、出会い2人だけのやりとりになってしまえば、もうどんな事が起きてもおかしくはない状況が生まれてしまう事だけは、忘れてはいけません。