プレミア出勤の風俗嬢って、やっぱり出勤時に有利なのでしょうか?
2018/03/27
風俗のお店のホームページには「在籍女性」と「出勤女性」の2つの紹介欄があります。
単純に「在籍女性」はそのお店に採用されている全風俗嬢、「出勤女性」はホームページをのぞいている日に出勤している=今日遊べる風俗嬢を表しています。
しかし中には、在籍女性の欄には出ているけれども出勤女性の欄にはめったに出現しない風俗嬢さんも居て、そういった女性は「プレミア出勤」あるいは「プレミア嬢」と呼ばれることが多いです。
本記事では、このプレミア出勤(プレミア嬢)であることが果たして出勤時に有利に働くかどうか、ということを考えてみたいと思います。
直感的に考えてプレミア嬢の方が人気出そう。
「レアもの」という言い方があるように、稀少なものに価値を認めるのは日本人だけの性癖とは言えないでしょう。
レアなお菓子、レアなチケット・・・。
風俗嬢も同じではないでしょうか。
或る男性客が毎日毎日気になるデリヘル店やソープランドのホームページを眺めていたとき、「おっ」と思った娘が居たとします。
しかしその娘はなかなか出勤してくれない。
しかし或る日或る日、同じホームページを何気なく訪れてみたら偶然、出勤マークが付いているのを発見した。
「これはレア!」そんなとき男性客は思わず指名してしまいますよね。
こう考えると、出勤数が少ないレアな風俗嬢であること、つまりプレミア嬢でであることは人気嬢にあることの要素のひとつであるようにさえ思えて来ます。
本指名の観点から男性客の来店頻度を考える。
プレミア出勤嬢は人気が出そうな感じがします。
しかし本当にそうでしょうか。
そもそも特定の風俗嬢さんが「プレミア出勤」だと分かるためには、男性客が常連客でなければなりません。
そうでなかったとしても、その男性は頻繁に意中のお店のホームページをのぞくような人物でなければなりません。
しかしながらそれは思ったより起こらないことです。
ここですこし、男性客が風俗店を利用する事情について考えてみましょう。
風俗嬢さんに対する評価の基準として大きな比重をしめているのが「本指名(リピーター)の数」です。
そもそも男性客は大抵、どれくらいの期間で本指名を返してくれるものなのでしょうか。
この問いに対する答えは、実を言うと、ひとそれぞれです。
「新規の男性客だったら1か月以内が普通」と考えるひとが居る一方で、「あんまりお金に余裕の無い客のことを含めるなら3か月後くらい」と考えるひとも居ます。
ちなみに、ここでいう「ひと」は風俗嬢さんでもありますし、店長さんでもありますし、男性客でもあります。
ただ店長さんは「3か月」をボーダーラインとして取っている場合が多いようです。
だから「入店3か月経って1本も本指名なかったらダメだ」とプレッシャーを掛けるように成って来ます。
この「3か月」というボーダーラインは、風俗嬢さんのほうでも常識的に採用されており、「1週間もあれば本指名を返せる」などと強気の発言をする風俗嬢が居る一方、「3か月目に、本指名が返ってくるのが普通・・・」というのが共通する考え方のようですね。
でも、どうして?
と問い返したくなると思います。
キャバクラだったら、1週間後に本指名が帰って来てもおかしくないでしょう。
しかし風俗の場合、1週間後に再訪は「通いすぎ」ですよね。
だから「3か月に1回」というのが、風俗店を訪れる頻度の平均なのでしょうか。
その時、以前遊んだ嬢を再び指名(本指名)する・・・。
でも、なんで3か月?
1か月なら分かります。
給料日に当たるからです。
給料もらってお金に余裕があるから、風俗遊び。
サラリーマンなどの思考回路としては、よくあるパターンです。
こんな風に考えると「3か月」というのは、毎月(1か月に1回)風俗遊びしている男性客が1周して同じ風俗嬢に戻ってくる周期なのではないか。
そんな風に予測できます。
ちなみに「あんまりお金に余裕の無い男性客が3か月間ずーっとお金を貯め込んで、同じ風俗嬢の所に戻って来る」という考え方もありますが、これはおかしいです。
なぜなら、そんな涙ぐましい努力するほど男性客はピュアじゃないからです。
本指名のパターンを考えてプレミア出勤。
以上のように考えると、男性客が本指名を返す周期は大体「3か月」だと分かります。
この周期をどう利用するかでプレミア出勤のやり方というものが決まって来るでしょう。
いわば男性客は、渡り鳥のようなものです。
「毎年夏に成るとやって来る」みたいな感じで「3か月」で帰って来ます。
このとき、敢えて出勤日を荒く設定しておくのが良いかも知れません。
逆に言えば、それ以外の2か月と数日は鬼出勤しても、渡り鳥のように帰って来る男性客には気づかれないことでしょう。
そして男性客が「遊びたい」と思ったときに、敢えてパラパラとしか出勤しないことで自分のプレミア感を男性客に伝えることができます。
あるいは、お店の方針にもよりますが、営業メールが送れるような関係に成っているなら、敢えて出勤日は粗削りにしたうえで「会いに来てくれませんか?」
などと男性客に勧誘を送るのも良いでしょう。
これだけで一種の愛情表現に成り、プレミア出勤の嬢から招待メールが届いたということで男性客のほうはVIP待遇を受けたような気分に成ります。
自分の稼ぎたい金額を考えたとき、プレミア出勤を続けるのは賢い選択ではありません。
しかし自分が「プレミア嬢」であるという錯覚を男性客に持たせることはできます。
その手掛かりに成るのが3か月ごとに巡って来る本指名の周期を上手く利用することなのです。
まとめ。
以上の戦略をまとめてみましょう。
① プレミア嬢であること自体は人気嬢に成るための要素と言って良い。
ひとは「レアもの」に弱いから。
② しかし、風俗嬢として自分の目標としている金額のことを考えるとプレミア出勤は理に適っていない。
③ そこで男性客に自分が「プレミア嬢」である錯覚させる工夫をする。
それは特定の男性客が3か月周期で戻って来るタイミングを見計らって意図的に出勤回数を減らすことである。
④ 出勤回数を減らしたうえでお目当ての男性に営業を掛けるのが良い。
メール連絡などを店から禁止されていたなら、男性客が来てくれた時に思い切り感謝しているフリをすれば男性客のほうで何か勘違いしてくれる。
⑤ 3か月周期の本指名が帰って来るまでの間は鬼出勤をしていても良い。
男性客のほうも、わざわざ毎日お店のホームページをチェックして特定の風俗嬢の出勤具合を観察しているほど暇ではない。
このような戦略を取れば本指名時には予約完売も夢ではありません。
敢えて出勤回数を減らすことが宣伝効果にもつながるのです。
ただし、ここまで読んでいてぼんやりとお気づきのかたも居られるかも知れませんが、複数の本指名客が居る人気嬢にとって、この戦略は通用しませんよね。
というのも、1月と2月と3月に来店くれた男性客が本指名を返してくれるのは、4月と5月と6月に成りますから、結局、その嬢は4月から6月はずっとプレミア出勤をしなければならなくなります。
つまり、4月からはずっとプレミア嬢なのです。
・・・でも、そんな風に成ったとしても、何ら問題は無いですよね。
だって、それは単純に、その風俗嬢さんが本当に人気嬢に成ったということなのですから。