風俗で罰金って払わないといけないの?誰か罰金制度について教えてください

2018/02/24

風俗で働きたいけど稼がないと罰金を取られるのですかという相談をよく受けます。
結論から言えば、有名な大手チェーン店では罰金はとっていません。

多くの店がノルマなし、罰金なしです。
にもかかわらず罰金について相談を受けたり、ネットでも質問や書き込みが多いのは一部の店で罰金制度があるからです。
女の子のから罰金をとっているのは約10%ともいいます。
その店ではどんな時に罰金をとっているのか、また罰金は払わないといけないのかなど、風俗業界の罰金のあれこれについて説明します。

罰金の種類

post-3128今 風俗店であると言われている罰金について説明します

無断欠勤、早退、遅刻

風俗の仕事をしている子はなぜか時間にルーズな子が多く、遅刻や早退、欠勤は日常茶飯事です。

風俗とは言え社会人として仕事をする以上は、理由のない遅刻や早退、まして無断献金は褒められたものではありません。
勤務シフトは予約状況やその日のお客さんの数を予想しながら組んでいます。
シフトに穴をあけると予定が狂ってしまいます。
予約のお客さんに謝って他のキャストに変えてもらえたらラッキーでそのまま帰ってしまったり、二度とその店を使わないこともありうるのです。

風俗はキャストの個性が命、変わりは誰でもいいというものではないのです。
貴女の出勤日数が減れば店の売り上げも少なくなるのです。
店としては遅刻や無断欠勤をしないように何度注意しても直らない場合、凝らしめの意味で罰金をとっているところもあります。
金額的にはそれほど大きなものではなく1回1000円程度のところが多いです。

本番行為

ソープ以外の風俗では本番行為は法律違反で店も禁止行為としているところがほとんどです。
もし本番行為が発覚すれば本人だけではなく店にも大きな迷惑がかかることになるのです。
本番行為については罰金というよりも口頭で注意をしてそれでも改めない時は退店という厳しい態度をとる店が多いです。

店外デート

チェックリストお客さんとの店外デートはほとんどの店で禁止行為になっています。
風俗店にとってキャストは大切な商品です。
店外でデートをするというのは大切な商品を無断で料金を払わずに使われたことになるのです。

女の子と桶名のやり取りがある店外営業と区別がつかないことから自宅で会うなどのプライベートの交際も禁止しています。
もし店外デートが店に発覚した場合は店を通していた時に発生した料金を計算してキャストや相手の男性に請求をすることがあります。

ノルマ罰金

風俗の仕事でよく聞くのがノルマ罰金です。

女の子にノルマを課して、それが達成できない時には給料を減額したり、罰金をとって少しでも店の収益のマイナスを解消しようといるのでしょう。
こんな悪徳なノルマ罰金がある店はさっさと辞めた方がいいでしょう。
キャストが手抜きのサービスをするとクレームになるだけではなく、ネットで悪いうわさが広がり店の評判が悪くなり売り上げが落ちてしまします。
そんなことにならないようにノルマ制度を設けて緊張感を与えているのです。

ノルマ制度がどうしてもいやなら制度のない店を探しましょう。
ノルマ無し、罰金なしというお店はたくさんあります。

他店との掛け持ち

他の風俗店と掛け持ちで働いているのがばれた時に罰金を取られるというものです。

他店との掛け持ちは、お客さんを他店に奪われたり、キャスト自身も引き抜かれる可能性が高いことから、多くの店では禁止事項にしています。

退店時の罰金

自分の都合で店を辞めてシフトに穴をあけた時に罰金を取られというものです。
罰金が怖くて店を辞めることができないとか、家族にまで請求されたなどという苦情や相談もあるようです。

風俗の罰金は払わないといけないの?

風俗店の罰金は違法です

罰金とは国家が定めた法律や規定に違反した時に徴収されるものです。
懲罰は全て法的根拠に基づかなければならず、私人が罰金を科すことはできません。

風俗店では採用した時に禁止事項を定めた規約を見せて確認したという署名をかかせます。
その規約の中に規約に違反したら罰金を聴取するという文言が書いていて、これを根拠にして罰金をとっているようです。
せっかくなので、少し法律のお話をしておきますね
風俗店が罰金といっているのは店が損害を被った時に発生する損害賠償請求のことです。

しかし、雇用主は将来発生恐れのある損害賠償の請求を予定した雇用契約を結ぶことは労働基準法で禁止されています。
もし実際に罰金をとったらそれこそ、国に罰金を取られます。
そもそも、規約に罰金を定めることが違法なのです。
一方で完全歩合制である風俗嬢は個人事業主で雇用ではなく、委託契約だと解釈をされることがあります。

この場合、労働基準法は適用されませんので、どのような規約も双方が合意すれば結べることになります。
委託契約だとすれば店とキャストの間は対応な関係となり、監督権や管理権は発生しません。
これまでは業務委託ととらえることが多く、店によって自由に規約を決めていたので
対応がまちまちだったのです。

しかし、風俗は実際にはシフトの名目で勤務管理がなされているなど業務委託は名ばかりで実態は雇用関係だと判断されることが多くなってきています。

罰金を請求された時はどうすればいいの?

恋愛結論から言えば罰金は払う必要はありません。
拒否をしても大丈夫です。

店側は規約に署名をしたから払えと言ってくるかも知れませんが、自由な意思で署名したものではありませんし、公序良俗(世間一般の善良な常識)にも反しているのでそもそも効力はありません。
どうしても相手が納得せずに罰金の支払いを要求するようなら弁護士に相談することをお勧めします。
第三者で法律の専門家である弁護士が入ることで店も違法な請求はできないはずです。
素人の交渉はかえって事態をややこしくします。

間違っても知り合いのちょっと怖い人に間に入ってもらおうなどと考えないことです。
また、時には罰金を払うように脅されることもあるでしょう。
この場合は恐喝罪や強要罪にあたります。
明らかに脅しているのなら警察に相談するのがいいでしょう。

罰金は払わなくてもいいのですね。
罰金のことで悩んでいたそこの貴女、少しは安心しましたか。

罰金トラブルを避けるために

禁止事項は店との約束、ルールです。

禁止事項に違反した場合、店として対応は悪質な場合は店をやめてもらうことです。
しかし、店としても、本音は辞められたら困るので罰金という形で一定のけじめをとる対応をしているのでしょう。
罰金の有無は別にして、まず考えて欲しいのは社会人として約束やルールはきちんと守らないといけないということです。
遅刻や早退は時には致し方ないこともあります。

早めに連絡してきちんと理由を伝えましょう。
そうすればトラブルにはならないはずです。
禁止事項に違反して店に大きな損害を与えたら、損害賠償請求をされることもあります。
これは罰金とは違い、店の正当な権利ですので払う義務は発生することはあります。

本番行為はそもそも法律違反です。
警察に逮捕されることもあります。
やってはいけないことはやってはいけないのです。
罰金云々というよりも、決められたことを守ることが大切ですよね。

勤務態度が悪いと罰金がなくても干されたりして、結局店に辞めることになっちゃいますよ。

まとめ

風俗の罰金は違法です。
今では多くの店が罰金制度はとっていません。

しかし中にはスッタフが会社には内緒で勝手に罰金制度をつくったり、法外な金額を要求するケースもまだあるとも聞きます。
困った時は一人で悩ますに早めに相談するのが賢明です。
罰金をとるような店はさっさと辞めましょう。
貴女に合った、いいお店はたくさんありますよ。

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