飛田新地は一応風俗店じゃない?ソープで働くのと何が違うの?
関東には吉原という日本最大のソープ街がある一方で、関西にも日本最大の遊郭が存在しています。
それが古めかしい料亭が並ぶ地区でもある飛田新地(とびたしんち)です。
この飛田新地では芸能人級に美人な女性が多く働いているのですが、実際にどのようなスタイルで働いているのかはあまり知られていません。
ただ飛田新地以上に高バックを誇る地区も関西にはないため、飛田新地でどうにかして働きたいと考えている女性も多いはずです。
この記事では大阪最大の遊郭である飛田新地の概要と、ソープで働く場合との違いについて解説します。
飛田新地は実は風俗店扱いされていない?
先程から飛田新地のことを「遊郭」として紹介していますが、表向きには飛田新地は料亭が集まる地区という風に言われています。
しかし実際には大正時代から続く遊郭を今なお経営しており、2階部分には至って和風なプレイルームを設けています。
この和室のことを「ちょんの間」と呼び、遊郭遊びしたい客と嬢とがこのプレイルームで簡単な性行為に及ぶことになります。
そもそも飛田新地に風俗店という扱いを受けている料亭はないので、風俗嬢を表向きには募集していません。
それでは現在働いている女性たちがどうやって採用されたのかというと、彼女たちは「仲居」として採用されているのです。
つまり表向きには仲居として採用されている女性が料亭を訪れた男性客とたまたま恋仲になり、両者の合意の下に一度だけ性行為を行なったというのが、飛田新地という遊郭を隠すためのありふれたストーリーなのです。
この考え方はソープと通じるものがあるのですが、自由恋愛の思想の下に体の関係を持っているという建前が飛田新地の常識とも言えます。
飛田新地で働く際の大まかな流れとは
関西では吉原並みの高級ソープが存在しないため、高バックを求める女性が行き着く先が飛田新地となっています。
ただ飛田新地の各料亭では風俗店の扱いを受けていないため、そこで働く風俗嬢たちを紹介する公式HPを持っていません。
ただ飛田新地で実際に働くとなると、以下のような流れで男性客に色を売ることになります。
料亭の入り口で手招きする
料金交渉をするためにいる「やり手ババア」とも言われる高齢の女性とともに、まずは料亭の入り口に座って客を手招きするところから始めます。
この入り口で呼び込める時間は基本的に一人あたり10分単位となるため、10分経っても客が捕まらなければ次の嬢に交代しなければなりません。
この時点で客が引っかかったら、やり手ババアと料金交渉をした後に二人して料亭の2階に上がることになります。
料亭の2階に上がる
二人揃って料亭の2階に上がったら、プレイへと移る前にまずは嬢本人が男性客からお金を受け取ります。
お金を受け取ったら1階にいる料亭の組員さんにお金を手渡し、男性客が待つプレイルームへと再び戻ります。
ゴムフェラする
料亭の2階に再度戻った時には男性自ら脱いで待っているので、まずはコンドームを着けてからゴムフェラして勃たせます。
ゴム着で挿入させる
ある程度挿入できるところまで勃ったら、コンドームはそのまま外さずゴム着のままで挿入させます。
別れ際にキャンディを手渡す
一通りのプレイが終了したら棒付きキャンディを男性客に手渡し、それで接客終了となります。
このキャンディを持ち歩いていることで、男性は他の料亭から呼び止められなくなります。
遊び終わった証拠という訳です。
ソープで働くのと違う特徴とは
ソープのプレイ内容と比べるとかなり簡単な流れですが、より細かく違いを挙げるとすれば以下のようなものが含まれます。
キスNGで働ける
ソープではディープキスまで当たり前に行いますが、飛田新地の遊郭ではキスNGで働くことができます。
これは性病予防の観点から禁止されているのですが、常連客や嬢によって微妙にサービス内容が異なることもあります。
NSでのプレイに応じる必要はない
ゴム着かどうかという点も嬢次第ではありますが、基本的にはNSでのプレイに応じる必要は一切ありません。
中には生本番を催促してくる客もいますが、「組員さんに言いつけますよ」と注意すれば案外簡単に大人しくなります。
バックがどの店舗でも共通している
ソープであれば店舗によってバック率がそれぞれ異なりますが、飛田新地では一律で料金設定が決まっているので、その点ではぼったくり店の心配はありません。
・15分11,000円
・20分16,000円
・30分21,000円
・45分31,000円
・60分41,000円
ただ上記のようにかなり高額の料金設定となっているため、他の業種で働くよりもかなり効率的に稼ぐことができます。
短期間でなるべく多くの金額を稼ぎたいという女性であれば、飛田新地で働くことを積極的に検討してみるといいでしょう。
通りによってランク分けされている
飛田新地では通りが変わることで、風俗嬢のランク分けがされています。
そのため働く通りによっても自分が要求される容姿のレベルがかなり変わります。
青春通り(桜木町会)
一番の美人どころが揃っていることで知られる青春通りは、基本的に20代後半までしか働くことができません。
芸能人を彷彿とするような綺麗な女性ばかり働いているので、飛田新地で遊びたいと思う男性はまず青春通りから足を運ぶほどです。
メイン通り(山吹町会)
青春通り並みに美人な風俗嬢が揃っているメイン通りも、飛田新地で一、二を争うくらい人気のある通りとなっています。
この人気上位の通りに関してだけは容姿の要求レベルがかなり高いので、よほど容姿が優れていなければ採用されることはなかなか難しいかもしれません。
大門通り
上記二つの通りよりも容姿が劣る風俗嬢が採用されており、青春通りやメイン通りで採用されなかった女性が次に流れ着きやすい通りではあります。
妖怪通り(弥生町会)
妖怪通りという呼び名ではありますが、何も下の下のような風俗嬢がいるという意味ではありません。
人気が高い通りでは若くて綺麗な美人が多い一方で、二つの妖怪通りでは美魔女のような熟女系の美人が多く揃っています。
妖怪通り2(若菜町会)
妖怪通りと同様に熟女系が多いため、30代でも飛田新地で働きたいと思う場合には妖怪通りの仲居として応募してみるといいでしょう。
ただ妖怪通りに関してはやり手ババアとの料金交渉が成立しやすく、場合によっては1,000〜2,000円程度の値引きを許可されるところもあるようです。
飛田新地は暴力団と繋がってない?
一般的な風俗店については暴力団と繋がっておりその資金源となっていることが有名ですが、飛田新地で新たに遊郭を建てようとすると、まずは料理組合と警察署に届出をしなければなりません。
また逮捕歴のある人間に関しては逮捕から5年以降経過していなければ、届出を出すことが許されていません。
以前であれば治安が悪いこともありましたが、ある時点を境に警察官が日に数回はパトロールするようになっています。
以上のことからも飛田新地では暴力団と繋がっている心配は一切ないので、今後飛田新地で働きたいと思っている場合には安心して働けるのではないでしょうか。
まとめ
大阪の風俗としては最も稼ぎやすいことで知られる飛田新地ですが、最低でも容姿が中の上くらいのレベルでもないと採用されるのはかなり厳しい部分があります。
ただ採用されなかった場合でもそれ以外の風俗で働くことは可能なので、まずは諦めずに面接を受けてみることから始めましょう。