ガールズバーの仕事内容は風俗と同じですか?給料も知りたいです

2018/02/22

ガールズバーは2010年頃になって登場し始めた新しいタイプのお店です。
基本的に男性客をお酒と会話でもてなすタイプのお店で、キャバクラをもっとカジュアルにした感じのお店です。

ガールズバーはカジュアルなお店なので、風俗やキャバクラ勤務で疲れた女性にとって働きやすくなっていますが、風俗店やキャバクラほど稼げないというデメリットもあります。
ここでは、ガールズバーの仕事内容やお給料について、風俗店やキャバクラと比較しながら紹介したいと思います。

ガールズバーにおける仕事内容

お酒ガールズバーは男性客をお酒と会話で楽しませるタイプのお店です。
ただ、店舗形態やシステムがキャバクラとは根本的に異なり、キャバクラのように指名を取る必要はありません。

特定のお客さんと深い関係にならずに済み、身体的な負担は皆無なので、風俗勤務で身体的にキツくなった女性に向いています。
ただし、若い女性と気楽に話せることを売りにしているために、30歳以上の女性の所属は難しくなっています。

キャバクラをよりカジュアルにしたのがガールズバー

ガールズバーの店内は普通のバーのようになっています。
女性キャストはカウンター内に留まりバーテンダーとして接客します。

キャバクラのように男性の隣には座りません。
法的には普通の飲食店扱いとなっており、風営法の許可するキャバクラとは違うタイプのお店です。
営業時間も風営法が禁止する深夜0時以降もオープンしているお店が多く、中には翌朝の5時まで営業しているお店もあります。
ただ、法的には飲食店扱いとなっていても、女性と会話が楽しめるお店なので、女性キャストに会話能力は必要です。

お酒を造るバーテンダーとは根本的に違う能力が求められ、水商売に近いジャンルの仕事内容となります。
初対面の男性客と会話を楽しめるタイプの女性に向いた仕事内容となっているのです。

身体的な接触は完全にないので未成年でも働ける

風俗店やキャバクラでは18歳未満の女性は、風営法の規制によって18歳未満は絶対に働けません。
そして、都道府県の条例によって、ソープなどの風俗店は二十歳未満の女性も働けない場合も多く、飲酒できない二十歳未満の女性はキャバクラ勤務も困難です。

一方、ガールズバーは風営法の規制に関係なく、キャバクラのように女性の飲酒も求められないので、未成年の女性でも働けます。
ただ、深夜勤務は労働基準法の関係で18歳未満の女性は不可能なので、ガールズバーで働けるのは18歳以上の高卒女性からとなります。
ただし、18歳、19歳の女性が所属可能な数少ないナイトワーク系の職場となっており、ナイトワークでしっかり稼ぎたい若い女性にお勧めの職場となっています。

ガールズバーのお給料と稼ぎ方

お酒ガールズバーで働く際に気になるのがお給料の水準と働き方です。

基本的にはキャバクラをゆるくした感じの働き方で、指名制度がない分、激しい競争や過剰なサービスはしなくて済みます。
ただ、時給や指名料などの追加ボーナスが少ない関係で、風俗店やキャバクラに比べるとお給料は低めで、本格的に稼ぎたい女性には向いていない場合もあります。

時給制で働けるが、キャバクラより報酬は低め

ガールズバーは、法的には一般の居酒屋等と同じ形態のお店です。
所属女性は居酒屋バイトと同じように取り扱われ、原則として時給制のアルバイトとして働くことになります。

ガールズバーの時給は、1500円から3000円程度です。
時給制なので出勤時間に応じてお給料が支払われるものの、ナイトワーク系のお店の中ではお給料のレベルは最低水準で、風俗店やキャバクラの半額以下に留まっています。
風俗のように数日の勤務で一般人の月収稼ぐことは不可能で、荒稼ぎには向いていません。

ドリンクバックは貰えるが指名制度はない

風俗店やキャバクラでは指名制度が導入されています。

ナイトワーク系のお店で指名料は女性のお給料の一部となる大切な要素ですが、ガールズバーではありません。
そもそも、カウンター越しに接客するガールズバーには指名制度がありません。
指名制度は風営法上の「接待」に該当するため、風俗営業の許可を得ていないガールズバーでは指名ができないのです。
指名制度がないので、キャバクラのように指名ノルマもなく、ノルマをクリアするための営業活動も必要ありません。

もちろん、男性客と連絡先を交換する必要もないので、同伴やアフターも無く、特定のお客さんと深い関係になることもありません。
キャバクラのようにトップランカー目指して同僚女性と争わずに済み、ストレスが少ない環境で働けるのです。
しかし、ガールズバーでは指名ボーナスが受け取れないので、女性の努力で稼ぎを向上させづらくなっています。
一応、ガールズバーでもキャバクラと同様にドリンクバックのボーナスは受け取れます。

ドリンクバックにより、男性が注文したアルコール代金の2割程度をボーナスとして貰えます。
高級酒の注文が取れればドリンクバックで稼げますが、男性が1回の来店で飲める量にも限界があります。
ガールズバーは、風俗店やキャバクラのように追加ボーナスで稼げるタイプのお店ではないのです。

本格的に稼ぐのには不向きな可能性も

No, Badガールズバーは、キャバクラをよりカジュアルにしたお店です。

ナイトワークに馴染みのない、いかにも素人っぽい若い女性と友達感覚で会話できるところを売りにしているお店で、従来の風俗店やキャバクラとは路線が異なります。
身体的な接触がない分、風俗やキャバクラ以上に若さが求められ、30歳以上の女性が所属するのは困難です。
風俗やキャバクラでは、男性の気持ちをひいて多くの指名を獲得し、稼ぐことが可能ですが、指名のないガールズバーでは、それが難しいのです。
もちろん、ガールズバーでも男性客をリピートさせる可愛い女性は、時給UPという形で優遇されます。

でも、どんなに時給が上げられた所でマックスは4000円ほどです。
高級風俗店であれば、時給レベルで1万円稼げる場合も普通です。
風俗と比べると、ガールズバーの稼ぎは限定的で、本格的に稼ぐ目的には向いていないのです。
特に、若くて美しく、多数の男性から指名が受けられる女性であれば、風俗やキャバクラで働いたほうが稼げます。

ガールズバーは負担が軽い新しいタイプのお店ですが、所属するためには何より若さが必要とされるものの、お給料のレベルは高くありません。
本格的に稼ぐ目的には向かない場合もあるので、その点については注意が必要です。

まとめ

ガールズバーは新しく誕生したナイトワーク系のお店です。
仕事内容はキャバクラをよりカジュアルにしたタイプのお店で、女性はカウンター内でバーテンダーとして働き、男性客にお酒を提供しながら会話で楽しませなければなりません。

キャバクラのように男性の隣に座る必要はなく、指名制度もありません。
指名ノルマや営業活動に苦しめられずに済むものの、指名ボーナスも受け取れません。
ガールズバーは若い素人女性と会話できる点を売りにしており、女性には若さが求められます。
18歳、19歳の未成年女性でも働ける一方、30歳を過ぎると採用が難しくなります。

指名制度がないので、男性客から高い人気を獲得できる女性は不利になります。
若くて美しい女性が働く場合には、風俗やキャバクラのほうが稼げる可能性が高いので、ガールズバーの求人に応募する際には慎重に検討しなければなりません。

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