風俗嬢がストーカーされやすいのはなぜか、その原因と対策を探ってみた
風俗業における風俗嬢の仕事は性的にお客の欲望を満たすだけでなく、男性客のファンタジーを満たすための職業ともいえます。
お客は風俗嬢と擬似恋愛をするケースも多くそのため風俗嬢がストーカーのターゲットになりやすくなってしまいます。
今回は風俗嬢がストーカーされやすいその原因と対策に迫ります。
ストーカーされやすいタイプは
まず最初に風俗嬢でストーカーされやすいタイプを見てみましょう。
・大人しくて気が弱そうな女性:風俗嬢でなくても狙われやすいタイプです。
・お客に言われたことに対してNOと言えない風俗嬢:お客の要求に対しイヤなことでもNOと言って断れないタイプ。
・聞き上手な風俗嬢:お客の話を上手に聞いてあげることによって、自分のことがわかってくれていると誤解されやすくなります。
・相手を信じやすい女性:相手を疑うことなく簡単に信じてしまうタイプ。
これらの逆を行く意思表示がはっきりしていて自分の意見を臆することなく言える女性はストーカーから敬遠されます。
ストーカーになりやすいお客は
ここではストーカーになりやすいお客のタイプを見てみます。
・恋愛経験が少ない:恋愛経験が豊富な男性がストーカーになることはほとんどありません。
相手が必ずしも自分の思い通りにはならないことを知っているからです。
・思い込みが激しい:思い込みが激しいと事実が見えなくなって相手を自分だけのものにしたいと執着します。
・勘違い人間:相手の本心を見抜くことができずに一方的に自分に都合のいいように勘違いする傾向にある人はストーカーになりやすいタイプです。
ストーカー被害を避けるには
ここではストーカー被害を避ける方法が何かあるか見てみましょう。
・風俗は擬似恋愛の場でもあると冒頭で言いましたけれど、お客との関係が100%本物だと思わせないようにしなければなりません。
ある程度のお芝居は必要ですけれど度が過ぎないようにしましょう。
・個人的質問の多いお客には気をつけましょう。
「恋人がいるか?」
「どこに住んでいるか?」
「どうやって通っているか?」
などの個人的質問には絶対に答えてはいけません。
・ストーカー例でお客が気に入るような言葉をいつも言っていたケースがあります。
相手のことが好きでもあくまでもお客と風俗嬢としての関係だということをわからせるようにしてください。
ストーカーされてしまったら
もしストーカーされてしまったらその場合の対策を見てみましょう。
証拠集め
とにかく相手がストーキングしてきたことすべてを証拠として残しておきます。
・メールや携帯への着信履歴:そのお客とのやりとりはすべて保存しておきましょう。
・プレゼント:過去に贈られたプレゼントも証拠品です。
受け取り拒否ができるものは拒否を。
・第三者の証言:ストーカーされたときの第三者の目撃談があれば有力な証拠になります。
・お客の写真:待ち伏せされたり突然訪問されたときのお客の写真がとれたら完璧です。
・SNSや掲示板への投稿:SNSや掲示板に何らかの投稿をされた場合必ず保存して起きましょう。
警察に相談
上記証拠が揃えられたら警察の総合相談室「♯9110」に電話します。
その上で証拠を揃えて管轄地域の警察署に行って被害届を提出します。
⇒被害届が受理されれば後日警察からストーカー客に警告が出されます。
それでもストーカーがやまない場合⇒警察から禁止命令が出ます。
これは警告よりも法的効力がありそれでもやまない場合は懲役刑や罰金措置がとられます。
警察に相談するのは最悪のケースですが、それほどひどくないけれどストーカーされそうな場合は警察に行く前に以下の対処をしてください。
店長や男性スタッフに警告してもらう
店外デートや個人的付き合いを求められてそのままいくとストーカーになりそうなお客は事前にお店側から注意してもらいます。
NG客として指定
風俗嬢への配慮がきちんとなされているお店であれば必ずNG客の指定ができます。
お店を移籍する
これも一つの対処法です。
ただし真性のストーカーであればお店を変わっても必ず何らかの方法で移籍先を調べてストーカーを続ける可能性もあります。
弁護士に相談する
ストーカー対策を専門にしている弁護士もいます。
費用はかかりますが専門の弁護士に依頼するのも一案です。
ストーカーの実例
ここでは風俗の掲示板に投稿された実際のストーカーの被害例をご紹介します。
・着信拒否、ブロックしたけれど最寄の駅にいた 少し遠いけど一駅変えた 怖い・・・・
・ストーカー客から年賀状が来た 住所教えてないのに
・携帯の個人情報チェックなんて簡単にできてしまう時代 なぜかストーカーになる人間は個人情報の入手方法を知っている
・数年前に風俗引退している身です 最近当時のNG客からFBの友達申請が来た 顔写真載せてないし、当時と連絡先も住んでる地域も違うのにはっきり私だと分かっていた その男は風俗やってたとき最悪のストーカー客で警察沙汰にすると逆に捨て身で殺しに来そうなタイプなので会社にばらされたくなければストーカーをやめるようにと対処したけれど、今は定年退職しているのでどうしたらいいか困ってます
・興信所で身元調査されて盗聴器入りのぬいぐるみ送られた 待ち伏せ、大量のLINEとメール 私の交友関係を調べて行く先々に先回りされた
・デリヘル勤務 一見優しい感じで40代の自営業独身男性モテないタイプがストーカーだった
デリヘルの事務所を知っていて待ち伏せされて付き合いたいといわれた 断ったら家族や友人に風俗勤務をバラすと脅された 結局司法書士に頼み示談金を請求してこの件は落着と思っていたけれど、その男は去年の秋私の実家を訪れた 今私は精神科に通いながらストーカーとの闘いは続いている
ストーカー対策 3原則
風俗嬢だけでなく一般女性にも通用する基本的なストーカー対策で、3つのアドバイスをご紹介します。
誰でもがストーカーになる可能性があるのだという意識を持つこと:ストーカーになりやすい傾向のある人だけでなく、場合によっては普通の男性でもストーカーに変身する可能性はあります。
注意するにこしたことはありません。
個人情報は絶対に教えないこと:相手から質問されてついうっかり住んでいる地域や生まれたところなど教えてしまうことがありますが、ストーカーにとっては些細なことでも個人情報を知る上でヒントになります。
とにかく特定できるような情報は一切教えないことです。
言葉に気をつけて:ストーカーは人一倍言葉に敏感です。
そしてその言葉も自分に都合のいいように曲解して捉える傾向にあります。
絶対に口約束はしないように気をつけましょう。
まとめ
ストーカーは簡単に侮れる事柄ではありません。
過去例を見てもストーカーから最悪殺人事件にまで発展したケースもあります。
ストーカーになる人々の心の闇は外から見ることはできないだけに非常にやっかいですが、風俗嬢は特にストーカーのターゲットになりやすい職業ともいえます。
もしストーカー被害にあって弱腰になって逃げてばかりいると反って相手の行動を助長することにもなります。
必ず解決策はありますから一人で悩むことはせずに、周囲の助けを借りて毅然とした態度で立ち向かっていってください。