借金のために風俗嬢になった私。債務整理をして普通の女の子へ。
2018/03/27
風俗は女の子が最も稼げる職業といっても過言ではありません。
風俗嬢になったきっかけは女の子それぞれに理由があります。
遊ぶお金がほしい女の子、生きていくために働いている女の子、借金がある女の子など様々です。
しかし、共通しているものがひとつだけあります。
それは、「お金」です。
女の子が風俗嬢になる理由のほとんどは大きく括れば、お金のためなのです。
そのなかで最も多いきっかけは、「借金」です。
「借金が終われば風俗嬢をあがれるのに…。」
という女の子も多いはずです。
借金を理由に風俗をやっている女の子の多くは、はやく風俗から足を洗いたい女の子も多いはずです。
そこで、風俗嬢から普通の女の子になるための一歩を紹介していきます。
そもそも債務整理って…?
テレビなどでもよく耳にする「債務整理」という言葉がありますよね。
しかし、詳しい意味まではわからないと思います。
債務整理とは、借金の減額、借金返済に猶予をもたせるなど借金生活を少しでも軽くする救済措置のことです。
債務整理には4種類あります。
ここで、それぞれ説明していきます。
過払い金請求
過払い金とは、貸金業者に払いすぎてしまったお金のことを言います。
本来、払う必要がないので返してもらう権利があります。
過払い金があった場合は、過払い金請求をしましょう。
もしかしたら思わぬ金額が返ってくることもあります。
任意整理
任意整理は、借金の減額や金利の引き直しを交渉し、毎月の返済金額を減額することを言います。
任意整理をすることで、生活に支障のない範囲で返済することが可能になります。
また、任意整理をすることで過払い金があったことが発覚するケースもあります。
民事再生
民事再生は、借金返済が難しいことであることを裁判所に認めてもらい、数年かけて分割で借金を返済することを言います。
借金の金額が、5000万円以下の場合は最低返済額が最大10分の1まで減少することもあります。
また、最大の特徴としては、財産を維持することが可能であり、特定の職業に就けなくなるといった制限も受けません。
自己破産
自己破産は、借金返済が不可能であることを裁判所に認めてもらい、法律上、借金の返済を免除してもらうことを言います。
しかし、住宅や車と行った高価な財産は放棄しなければなりません。
しかし、戸籍に記録が残ったりはしませんので安心してください。
ひとりで抱え込まないでまずは相談を
借金があることを他人にはなかなか打ち明けにくいですよね。
「相談相手がいない…、でも借金を返すにはたくさん稼げる仕事をしないといけない」と思い、風俗嬢になってしまった女の子はたくさんいるはずです。
でも、安心してください。
相談する人が誰もいないなんてことはありません。
まずは弁護士や司法書士に相談しましょう。
「お金がかかるんじゃないの…?」と不安になりますよね。
一般的に、最初の相談は無料のところが多いです。
お金がかかるタイミングは実際に弁護士や司法書士に仕事を依頼した時点からお金が発生します。
つまり、最初の相談だけならば無料なのです。
そうは言っても、弁護士事務所に行くことも勇気がいることではないでしょうか。
そんなときに活用するのはネット相談です。
実際に、事務所に足を運ばなくても、スマートフォンひとつで気軽に相談できます。
あまり、気負わずまずは検索して、ネット相談をしてみることが普通の女の子への一歩となります。
弁護士と司法書士のどっちに相談するべき?
相談相手は決まりました。
しかし、弁護士と司法書士、どちらに相談すべきか迷うと思います。
結論から言うと、どちらに相談しても債務整理は可能だと言えます。
では、なぜ名称が異なるのか気になりますよね。
簡単に言えば、借金の債務整理は司法書士よりも弁護士に相談したほうがいいです。
司法書士でもある程度の依頼ならば可能ですが、司法書士には解決できる依頼には限界があるのです。
司法書士が対象とする債務整理には金額の縛りがあるのです。
140万円以下の民事訴訟であれば司法書士も対応ができます。
しかし、借金の金額が140万円以上になると司法書士では対応できないのです。
弁護士の場合はそのような制限はないので、できれば弁護士に相談したほうがスムーズに債務整理が可能であると言えます。
相談したい…、でも風俗嬢であることは知られたくない
やはり、風俗嬢が最も恐れることは「身バレ」です。
家族や周囲の人に知られたくないのはもちろんのことですよね。
なかには、相談相手である弁護士などにも風俗嬢であることを知られたくない女の子も多いはずです。
ましてや、借金があって風俗をしている女の子は好きで風俗嬢をしている女の子は少なく、一刻も早く辞めたい女の子が多数なので、なおさら身バレを気にする傾向があります。
身バレを気にしてしまい、結局弁護士に相談できず、風俗を続ける…といった負のスパイラルに陥ります。
しかし、実際は身バレすることは少ないのです。
例えば、弁護士に相談する際、必ず風俗嬢であることを申告する必要はありません。
サービス業や接客業と申告して問題はありません。
また、弁護士には「守秘義務」というものが義務付けられています。
弁護士に風俗嬢であることを伝えても、第三者に漏れることはまずありません。
また、自己破産の申立書などの書類にも職業記入欄がありますが、そこにもアルバイトなどの大まかな括りでの記入で構いません。
わざわざ「風俗嬢」と記入する必要はなく、法律上も問題ありません。
しかし、注意点としては、自己破産の面談の際、裁判官などに風俗嬢であるかどうかを問われたときは正直に伝えなければなりません。
しかし、やはり「守秘義務」というものがあるので、第三者には漏れないので、家族や友人などにばれることはまずありません。
債務整理を終えたら、風俗嬢を辞めましょう
風俗は女の子が大金を稼げる職業であることは間違いありません。
しかし、長くズルズルと風俗嬢をしてもプラスになることはありません。
社会的に、風俗嬢は無職と見做されます。
また、長く続けることで、金銭感覚も麻痺しています。
債務整理が済んだら、まずは就職活動をしてみましょう。
いきなり、正社員として働くことは、精神的に負担になるかもしれません。
まずは無理のない範囲で、お昼のアルバイトから始めてみましょう。
突然、すべての環境を変えることは困難です。
少しずつあなたの無理のない範囲で環境を変えてみましょう。
借金があって風俗をしているあなたへ
借金があるからと諦めないでください。
ひとりで抱え込まず、まずは相談してみましょう。
あなたの力になってくれる人は必ずいます。
風俗を続けて完済する道もありますが、債務整理をしたほうが、より早く風俗を辞めることが可能です。
債務整理にも様々な種類があります。
はじめから、自己破産を自ら選ぶのではなく、弁護士や司法書士を相談して、自分に適した債務整理はどれなのか見極めてもらいましょう。
万が一、自己破産になっても落ち込む必要はありません。
自己破産は「人生の終わり」ではありません。
自己破産をしても、一般的な生活をしている人はたくさんいます。
債務整理はあなたを新たな一歩へと導くための手段のひとつです。
ひとりで悩まず、債務整理をして、普通の女の子の生活を取り戻しましょう。