コンジローマに感染したら風俗を休むどころか辞めた方が良い?
風俗嬢として働くと、性的サービスを不特定多数の男性に対して行うことから、性病に感染してしまっていないか、敏感になる方が多くいらっしゃるかと思います。
自身が性病に感染した状態で働き続けてしまうと、多くのお客さんに迷惑を掛けることになりますので、発症が確認でき次第お休みを頂いて、治療に専念した方が良いでしょう。
また、性病は若い男女を中心に感染が広がっていますが、治療を比較的簡単に行うことができる性病も多く、自覚症状もないケースがあることから放置してしまう女性もいらっしゃいます。
後々不妊症になってしまったり、子宮がんに繋がるケースもございますので、しっかりと治療する必要があると言えるでしょう。
風俗嬢が発症してしまう性病の１つとして、尖圭コンジローマという性病がございますが、尖圭コンジローマに感染してしまうと様々な要因から、風俗嬢を卒業した方が良いのではないかという考えが頭をよぎるようになります。
こちらで尖圭コンジローマの症状や治療に要する期間など、詳しくまとめるのと共に、風俗嬢を辞めた方が良いのかという点までご説明いたしますので、今現在コンジローマに感染していないという方でも後学として備えておいて下さい。
尖圭コンジローマの特徴
尖圭コンジローマは主に、口と性器、肛門周辺に感染する性病です。
クラミジアや淋病と違い、見た目で性病に感染してしまったのかどうかが判断できる点が１つの特徴だと言えるでしょう。
コンジローマに感染してしまうと、その感染した周辺にイボイボした突起物が確認できるようになり、場所によってはかゆみを感じるようにもなります。
口や性器に感染しても自覚症状がないことの方が多くなりますが、オプション内容にAFがある風俗嬢の方は肛門周辺に感染してしまうことも多く、肛門に感染するとかゆみを覚える傾向にあります。
コンドームを着用すれば他の性病と同様に感染率を下げることができますが、S着店で働いているのにもかかわらず、コンジローマに感染してしまったという女性は多く、コンドーム着用時の感染率が他の性病と比べると高い点もコンジローマの特徴と言えるでしょう。
感染を完全に回避する方法は、他の性病と同様に性行為を行わないという選択肢以外にはありませんが、前述致しましたようにコンジローマに感染している方は見て取れるような特徴を確認することができます。
男性の性器周辺に、イボイボとした突起物が確認できるようでしたら、仮にプレイ中であったとしてもプレイを中断して、お客さんに確認を取ったり、お店のスタッフに伝えるようにしましょう。
性病は通常の病気と違い、症状が軽く思えても治療に要する期間が長くなります。
一度感染してしまうと長期休暇を取らざるを得なくなりますので、もし感染の危険を感じるようでしたら、遠慮することなく事実確認を行ってスタッフの指示を仰ぐようにして下さい。
治療に要する期間
次にコンジローマに感染した際の治療期間に関してご紹介いたします。
コンジローマの治療方法は主に2種類です。
塗り薬で治療を行うか、外科治療を行うか。
塗り薬でも十分に治療は見込めますし、外科治療の様に傷跡を残す心配がありませんが、その分二ヵ月以上塗り薬を使い続けなくてはいけなくなり、仕事復帰するまでに長い期間が必要になってしまいます。
そういった関係から風俗嬢の方は外科治療を行う傾向にありますが、外科治療にはレーザー治療や液体窒素を用いた治療などございます。
イボの状態を見てどの治療法が適しているか医師の方に判断してもらうことになりますので、感染した際にはよく治療における説明を聞いて理解するように努めて下さい。
外科治療の方が治療に要する期間が短くなりますので、その分休まなくてはいけない期間が短くなりますが、治療後の経過によって長期的に休まなくてはいけないケースもございます。
2週間の休みで済む場合もあれば、最低3週間は休むよう言い伝えられることもございますし、人によっては3ヶ月以上は休むよう言われたこともあるようです。
経過によって治療期間が違ってきますので一概には言い切れませんが、短くても2週間は休まなくてはいけないという事を覚えておくようにして下さい。
風俗を辞めた方が良い?
コンジローマに感染して、長期休暇を余儀なくされた場合、時間を持て余すことになりますので、そのまま風俗を辞めた方が良いのか考える方も少なくはありません。
風俗でしか収入を得ていなかったという女性の場合には、お金を全く稼ぐことができませんし、休んでいる期間に他の仕事をして稼いだ方が効率が良いとも言えるでしょう。
実際コンジローマに感染した事をきっかけとして、キャバクラなどの水商売に移ったり、昼職メインとして風俗を卒業したという方もいらっしゃいます。
風俗を日頃から卒業したいと考えていた女性でしたら、1つのきっかけとして考えて卒業してしまうのも良いかと思いますが、しっかりと治療期間を設けておけば風俗を辞めなくてはいけないという事はございません。
事情を説明すれば長期休みを理由にクビになってしまうことも無いと思いますし、復帰の際にはお店の方にちゃんと迎え入れてもらえることでしょう。
ただし、コンジローマだけに言えたことではありませんが、性病は基本的に再発の危険性を多く持つ病気と言えます。
身体の中で免疫が構成されないことから、通常の風邪や病原菌とは違い、一度感染したからと言って再発の危険性が下がることはございません。
風俗嬢として働き続ければ、また同じようにコンジローマに感染して長期休暇を余儀なくされることも有り得ますので、その事実をしっかりと踏まえた上で仕事復帰するようにして下さい。
お客さんが性病に感染しているかどうかは、お店のスタッフが見極めることは出来ません。
コンジローマは見て取れる性病ですが、お店のスタッフが男性の性器周辺にコンジローマ特有のイボイボがないか、確認することはありませんので、自分の身は自分で守る必要がございます。
コンジローマに感染しているかどうかを常に気に掛けながら働くようにしないと、再発してしまいまた治療費とお休みが必要になってしまいますので、その旨を忘れないようにしましょう。
まとめ
尖圭コンジローマの特徴と治療に要する期間、更には風俗を卒業しなくてはいけないかという点に関してご紹介いたしましたが、風俗嬢である以上は性病感染とは上手に付き合っていかなくてはいけません。
長期的に風俗嬢として働いている女性が、一度も性病に感染したことが無いというケースは稀だと思いますので、定期的に性病検査に足を運び、感染してしまっていないか確認するようにしましょう。
コンジローマに感染してもしっかりと治療を行い、お休みを経れば仕事に復帰することは出来ますので、絶対に風俗を辞めなくてはいけないことにはならないと思います。
ただ、日頃から風俗嬢という仕事を卒業するタイミングを考えていたり、頻繁に性病に感染してしまうことから嫌気が差してきているという女性でしたら、1つのきっかけにするのはアリだと言えるでしょう。
性病に感染しながらも前向きな気持ちを抱くのなら、卒業を決める要因とすることは出来ると思いますので、自身の素直な考えに従って働き続けるか、卒業するかを決めるようにして下さい。