風俗嬢ならほとんどの人が経験する性病の基礎知識
性病は風俗嬢にとって職業病とも言えるほど身近な病気なので、性病の基礎知識を備えておくことはとても重要です。
なぜなら性病は正しい知識を持って適切な対策をすれば、感染するリスクを下げられる病気だからです。
そこでこの記事では、風俗嬢なら是非知っておいてほしい性病の基礎知識について紹介します。
性病とは
そもそも性病とは、特定の病気を指す言葉ではありません。
主に口や性器などの粘膜が接触することによって人から人への感染する病気のことを総称して性病と呼びます。
感染経路からも分かる通り、口や性器を使ってお客さんと接する機会が多い風俗嬢は性病感染するリスクが普通の生活をしている人よりも高くなります。
また、性病は口や性器の粘膜が接触する機会が多ければ多いほど感染しやすくなるので、風歴が長い女性ほど感染しやすいという特徴もあります。
大体風俗で1年以上働いていて性病に感染した経験はかなり少ないはずです。
もちろんたった一回きりでも性病感染するリスクはありますが、それでも風俗歴が長くなればなるほど気をつけなくてはいけないということを理解しておきましょう。
性病になりやすい職種は
基本的に口や精器の接触がある風俗のお仕事では、どの職種であっても性病に感染するリスクがあります。
しかしその中でもサービスの種類やお店の営業形態によって性病感染するリスクには違いがあります。
風俗の中でも特に性病感染するリスクが高いのは以下のような職種です。
NS
NSとはノースキンの略で、コンドームを着用せずにサービスをすることです。
主にソープで使われる用語で、お客さんと生でセックスをすることを意味します。
生でセックスをすれば当然お客さんの性器と自分の性器が接触するので、性病感染するリスクが高くなります。
ただし、基本的にソープ店は性病対策がしっかりしている店が非常に多く、月に1回から2回程度は定期的な性病検査がお店から義務付けられます。
そのように性病対策をしっかりしているお店で働いていれば、むしろほかの職種よりも性病感染するリスクが下げられます。
だからNSのお店で働く場合は必ずお店に従って性病検査を受けるようにしましょう。
逆にNS店であるにもかかわらず性病検査をしっかりしていないお店の場合、在籍している風俗嬢にも来店するお客さんにも性病が蔓延している可能性が非常に高く、性病感染のリスクが高くなってしまいます。
ピンサロ
ピンサロは風俗店の中で最も性病感染するリスクが高い職種と言えます。
デリヘルなどであればプレイをする前にシャワーを浴びるため清潔な状態でお仕事が出来るのですが、ピンサロにはシャワーが設置されていないので、不潔な状態でプレイをするからです。
デリヘルやソープなどのように事前にシャワーを浴びることができれば、お客さんや自分の体を清潔にできるので性病感染するリスクを下げられます。
一方ピンサロの場合、大抵の場合はお客さんの性器をおしぼりで拭く程度のことしかしないので、非常に不衛生な環境で仕事をすることになるのです。
だからピンサロで働く場合にはプレイを始める前のおしぼりでしっかりとお客さんの性器を拭いておくことが重要なのですが、それでも全ての性病を予防できるわけではありません。
さらにピンサロは他の風俗店よりもお店が性病対策をしっかりしていないことが多いので、自主的に定期検査に行くようにしないと、いくつもの性病を併発しまうような状況になってしまう可能性もあります。
もちろんこれらの仕事以外の職種でも性病感染するリスクは常にあるので定期的な性病検査を必ず受けるようにしましょう。
性病感染するリスクを下げる方法
性病感染するリスクを避ける方法には以下のようなものがあります。
コンドームを使用する
コンドームは避妊効果だけではなく性病を予防する効果もあります。
男性の性器をゴムで包んでいるので、直接粘膜を接触させる必要がないからです。
ソープならS着ソープ店のほうが性病感染するリスクが低くなります。
またヘルスなどでもゴムを着用したままフェラをしたりゴムを着用したまま素股をした方が性病感染するリスクははるかに低くなります。
とはいえヘルス店の場合、ゴムを着用してサービスをするとお客さんの満足度は下がってしまうので、安全性と客さんの満足度を天秤にかけてバランスよく使わないといけません。
基本的にどんなお店でも常にゴムを着用してサービスをすると、ほとんど指名が取れなくなってしまいます。
だからお客さんのペニスなどを見て、もしかしたら性病に感染しているかもしれないという疑いを感じた場合だけゴムを使用するのが良いでしょう。
清潔な状態でのプレイと殺菌を心がける
性病対策として、プレイをする前にお客さんと自分の体を清潔にしておくことは非常に重要です。
デリヘルやソープなどであればシャワーを使って性器を清潔にすれば性病の菌を減らすことができます。
サービスの一環としてお客さんといっしょにシャワーを浴びて体を洗ってあげるサービスをしている風俗嬢の方も多いとは思いますが、それ以上に自分がお客さんの体を洗うことによって、しっかりと性器を清潔にしておけるというメリットがあります。
また、多くのお店ではイソジンなどのような口を殺菌する薬品も用意されています。
口の粘膜も性病感染する上では殺菌しておくことがとても重要なのです。
だからサービスをする前にお客さんといっしょにはみがきをして、一緒にイソジンでうがいをしておくのが良いでしょう。
シャワーも歯磨きもお客さんと一緒にやることがとても重要です。
お客さんの中にはあえて清潔にしないでプレイすることに快感を感じる方も多いのです。
そういう方とプレイをすると性病感染するリスクが高くなってしまいます。
そして多くのお客さんは一緒にシャワーを浴びてくれると「良いサービスを受けている」と思ってくれるので満足度も高まるというメリットもあります。
定期的に性病検査をしているお店で働く
様々な対策をしていたとしても性病感染を100%防ぐことはできません。
また、性病は全て絶対に症状が現れるというわけではありません。
自分では自覚していなくても性病感染してしまっているという状況は非常に多いのです。
さらに性病は放置していれば治るというものではなく、適切な治療を行わないといつまでたっても治らないものです。
だから風俗店で働いているのであれば、自覚のあるなしに関わらず定期的な性病検査を受けることがとても重要です。
それは自分の体を守るという意味でも重要ですし、お客さんに性病を移してクレームを受けたりするようなトラブルを避ける意味でも重要です。
しっかりと経営しているお店であれば風俗嬢が性病を感染したままサービスをしないように、定期的な性病検査を義務付けています。
逆に風俗嬢に対して性病検査をしっかりと義務付けていないお店は、風俗嬢の体のことを何も考えていませんし、お店全体で性病が蔓延している可能性が高いので避けましょう。
代表的な性病と症状
ここでは代表的な性病とその症状について紹介します。
ここで紹介する症状を自覚したらすぐに病院で検査を受けましょう。
ヘルペス
性器薬事に水ぶくれや腫れ痛みなどが発生します。
治療にあたっては根気よく薬より使用しないと何度も再発してしまう可能性があるので気をつけましょう。
クラミジア
クラミジアになった場合のどや性器、のどの痛み、発熱などがあり、おちものが増えるなどの症状があります。
非常にかかりやすい性病ではありますが感染したとしても発症するのは50%と言われているので自覚症状がない方もたくさんあります。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは感染した体の部位にイボができる性病です。
性器や肛門などの周辺にある日突然イボができてきた場合は尖圭コンジローマである可能性を疑いましょう。
痛みなどはないことが多いのですがしっかり治療しないと何度も再発してしまうのでしっかりと通院しましょう。
淋病
淋病に感染するとおりものが増えたり色が変化したり悪臭を発したりすることがあります。
女性の場合はそれほど症状が重たくないのですが男性が感染すると性器に激痛が走るのでお客さんに感染させないように気をつけましょう。
トリコモナス
トリコモナス原虫という寄生虫に疲れることによって膣や性器、尿道などが炎症する性病です。
感染すると非常に臭いおりものが出るようになるなどの症状が現れます。
まとめ
風俗嬢が知っておくべき性病の基礎知識について紹介しました。
風俗で働く以上は、性病は絶対に避けられない職業病だと考えておきましょう。
その上でこの記事で紹介したような症状に気を付け、定期的な性病検査を受けることが重要です。