出勤日数の少ない風俗嬢さん。それ危ないかもしれません。

2018/02/17

風俗店で働くキャストはそのほとんどが一般的な会社員やバイトよりも多くの給与を貰っています。
体を使った性的なサービスを生業としている訳ですから、ハードな分お給料が多いのは当たり前のことです。

しかし身体的にキツい仕事のためになかなか普通の仕事の様に毎日出勤するのは難しい事が多く、また女性は生理期間がある為、どうしても働けない時期というものもあります。
そして仕事の為に体をケアし休息を取る事は大切なのですが、その反動で休み癖、サボり癖がついてしまうキャストも少なくありません。
その癖が災いして、出勤日数が減ってしまうキャストには、思いもよらない不運が待ち構えている事があります。

今回は出勤に数が減る事で降りかかる危険性について解説していきたいと思います。

風俗が完全歩合であるが故の弊害

お金良くも悪くも、風俗店の多くは完全歩合制であり、保証などの特別な待遇を受けていない限りは自分の頑張り次第で給与が変わります。
本来、働く側にとっての歩合制の意義とは、自分の実力に見合った給与が欲しい人間が、その利益を享受するためにあります。

要は仕事できる人と仕事できない人が同じ給料なのはおかしい!といった意見を、そのまま採用した給与体系なのです。
そしてこの給与形態が風俗業界に根付いているのは何故か、それはこの状態の方がキャストにとっても店舗にとっても効率的に利益が上がるシステムだからです。
風俗は客商売である為、お客様がいない限り売上は上がりません。
つまりお客様がいなければキャストに給与を払えないのです。

その為、キャストを時給制にしてしまえば客が来ない時は店は大赤字、経営が成り立つわけもありません。
そして仕事熱心なキャストにしてみれば、お金を沢山稼ぎたいのにどれだけ客を捕まえた所で支払われる給与は一緒…これじゃモチベーションも上がりません。
完全歩合制であれば、顧客が来なかったとして店は運営費で多少赤字にはなりますが、キャストに支払う給与分が無いためその損失は低く抑える事が出来ます。
キャストは店がどれだけ閑散期であろうと、自分の顧客を店に呼ぶことでその給与を確たるものにする事が出来るのです。

そういった観点から、完全歩合制は成り立ち、今なお深く根付いているのだと言えるでしょう。
しかし、この完全歩合という制度によってもたらされた弊害もあります。
それはキャストの出勤のさじ加減で、自分の給与のコントロールがある程度できる様になっているという点です。
ある程度稼いでは家に引きこもり、ニートの様なグータラ生活を送り、生活費が少なくなってきたら店舗に鬼出勤、そしてまた引きこもり…とそんな生活を繰り返す事が出来てしまうのです。

それの何がいけないの?
と感じる方がいらっしゃるのなら、それは既に危険な状態です。
思い出して欲しいのは何故自分は風俗で働いているのかということです。
そしてそれは皆さん一致でお金を稼ぎたいからだったはずです。

決してその日暮らしの日銭を稼ぐ事を目的にしていたわけでは無いはずで、借金の返済や決めた金額の貯金等の目標があったはずなのです。
それを忘れてしまう程、日々の暮らしに結びついてしまうこの弊害は恐ろしいと言えるのです。

出勤日数が減る事で仕事も激減!?

お金この自己管理不足が引き起こす問題は、自分の給与にも直接影響します。

確かに数ヶ月程度の長期休み→鬼出勤の出勤方法は、そこまで給与に影響を及ぼさないですが、これが長引けば確実に顧客離れに繋がります。
まず第一に本指名客が捕まらない事です。
週1でもコンスタントに出勤しているキャストであれば、お客様にとって遊びやすく、予約も入れやすい為に固定客がつき収入になりますが
不定期に長期休暇をとり、その後鬼出勤を繰り返すキャストはお客様からしてみれば出勤のタイミングが図り辛く、遊びにくいので指名に結びつかなくなります。

また店舗のスタッフからの心象も悪くなります。
一概には言えませんが、こういったサボり癖の強いキャストは当日欠勤や遅刻が多かったり、欠勤連絡すらもしない様な仕事に対してルーズな性格である傾向が強いです。
送迎を出している店舗等からすればドライバーの人件費の無駄遣いですし、もしお客様からの予約があれば、キャンセルの連絡を入れなければなりません。
注意されることがあってもそれを聞き入れず、また同じような事を繰り返す…そんなキャストのワガママに振り回されていたら、スタッフも人間ですのでストレスが溜まります。

出勤してきたところでそんな人間にフリーの仕事を回したいとも思いませんし、お客様へおすすめしたい気持ちも失せるのが当たり前だと言えるでしょう。
こうなってしまえばあとは出勤日数と受付時間が増えるだけで、稼ぎは増えませんし、むしろ初めの頃より少なくなります。
自己管理不足が招くのは、キャストとしての信用を失うというあまりに大きな損失なのです。

上手な休み方と自分のコントロール

線グラフ風俗で働けば心身共に疲労することは間違いありません。
毎日の様に出勤し、働いていればいずれ限界が訪れ、休むことを余儀なくされるでしょう。
前述した事を見返すと、まるで休む事が悪い様に思えますが、そういう事ではありません。
休暇を取り、体を休めて仕事に備えたり、自分の好きな事…例えば買い物や友達と遊ぶことでストレスを発散することは必要なのです。

大切なのは節度を守って休みを取る事で、それが出来る様になれば目標にグッと近付くことが出来ると思います。
おススメなのは2日1休で勤務する方法です。
その名前の通り2日仕事して1日休むというのを繰り返します。
始めはその方法で自分の体に仕事の日とオフの日を習慣づけさせて、慣らしていきましょう。

そしてある程度体が慣れてきたら、休みを調節してお客様が入りやすい連休や週末に出勤を被らせる様にしていきます。
また指名客が増えてくれば、お客様からこの日に出て欲しいとお願いされる様にもなると思いますが、そういった顧客の要望にも応えられるようになれば、休みの調整はマスターしたも同然です。
あとは自分の予定なんかを休みの日と調整する事が出来れば、充実した生活を送れることは間違いないと言えるでしょう。
また、自分の感情のコントロールを身に付けましょう。

店舗が最も嫌がるのは当日の無断欠勤です。
規則の甘い風俗店では日常茶飯事で、これを当たり前だと思っているキャストもいる様ですが、実際に被害を被っているのは店舗側です。
よく体調不良だったと後日出勤してからスタッフに言うキャストもいますが、スタッフ達はただめんどくさかっただけだろと勘付いている場合もあります。
確かに本当に体調が悪いのであれば休まなければいけませんが、論点はそこではなく連絡しなかったという所にあるのです。

そもそも当日欠勤は何か事情が無い場合いけない事ですが、連絡を一切しないのはもっと悪い事です。
まずはどうしても当日に休みたい日には、必ず連絡を入れる癖をつけましょう。
そして出来れば、自分で決めた出勤日にはめんどくさい、なんかダルいという簡単な理由で休まない事を志して欲しいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
風俗で働くキャストにとって自己管理は非常に大切なものであることが分かったと思います。
生活費のみに目を置き、ろくに貯金ができない、生活がギリギリになってきたら出勤…こんなのただ無意味に毎日時間を過ごしているだけなのではないでしょうか。
そんなの私の勝手でしょ!という方もいると思います。

むしろそういったキャストの方が多いとも思えます。
ですが現実から目を背けてはいけません、この弊害を乗り越えなければいつまでたっても生活を変える事は出来ないのです。
いずれ店舗から必要とされなくなる日が来る前に、目標を定め、自己管理について見直す事が大切なのです。

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