ヘルスではプレイ前、男性客に体を洗ってもらうのが鉄則!

2018/02/17

ファッションヘルス系のお店には、いまをときめく(?)デリバリーヘルスこと通称「デリヘル」、昔ながらの店舗型ヘルスである「箱ヘル」、そして両者(デリヘルと箱ヘル)の中間にあたる「ホテヘル」の3つの種類があります。
しかしどのヘルス店で働いても避けられないのが、男性客の裸体と自分の裸体を突き合わせることです。

風俗なんだから仕方が無いか・・・と妥協してはいけません。
親しき中にも礼儀あり、という格言が妥当かどうか分かりませんが、清潔さの礼儀は男性客に厳守してもらいましょう。
本記事では、ヘルスにおいてプレイ前に男性客に体を洗ってもらうことがいかに大事かをご説明させて頂きます。

性器周辺は細菌の温床。

石鹸風邪はウイルスで起こるものですが、食中毒は細菌で起こります(※)。
汚い水を飲めばお腹を壊してしまうように、汚い性器を舐めてしまえば腹痛などの症状は避けられないでしょう。
「大腸菌О157(おーいちごうなな)」とか聞いたことありますよね。
あの最近によって引き起こされるのと同じ症状が、もし男性客がシャワーを浴びることなく、すぐにプレイに入ってしまうなら、自分の身に降りかかる恐れがあると思ってください。

細菌は、常温よりすこし高めの温度、湿気、ちょっとした栄養分(皮脂など)を好み、そういった環境で繁殖を続けます。
ようするに下着でまもられジメジメしている男性客の性器周辺のような部分が大好きなのです。
こういった知識を前提して考えると、シャワー拒否で即尺などというプレイが風俗嬢さんにとっていかに危険な行為か分かるのではないでしょうか。
(※「ウイルス」と「細菌」は違います。
一番手っ取り早い説明は「ウイルスは生物ではなく、細菌は生物である」と説明することでしょう。
ウイルスは、ただ他の生物に寄生して増殖して行くだけのやっかいな病原体です。)

即即のブーム。

しかし悪いことに風俗業界では過激化が進み、昨今は「即即(そくそく)」Hがブームに成りつつあります。
「即即」とは「即尺即挿入」の略で、おもに高級ソープランドで鉄板になった(絶対受けられるようになった)サービスです。
確かに、高級ソープとも成れば最低限5万円は払うことに成るので、男性客もそれ相応のサービスを受けて当然とも言えます。
男性スタッフによる高級ホテル並みの応対、豪華な待合室、そして最後に嬢による即即対応・・・というわけです。

しかしそれはあくまでソープランドの話です。
ヘルス店ではソープのような本番行為、ましてや「即挿入」なんてのはあってはならない話でしょう。
しかし「即尺」はどうでしょうか。
実は、この「即尺」がデリヘルを中心として非常にブームに成って来ているのです。

オプションにしているところもあれば、基本プレイに組み込んでいるお店もあります。
ところで「即尺」とは何でしょうか?
まだ説明していませんでした。
即尺とは「会って即座にフェラチオ(尺八)をすること」です。

同様に「即挿入」とは「会って即座に生挿入すること」です。
ただ、本記事ではヘルスサービスが中心なので、即尺だけを問題にすれば良いでしょう。
即尺がヘルスサービスで基本に成っているのは、熟女・人妻系のデリヘルでよく見られます。
どうでしょうか、本記事をお読みに成っている大人の女性のかたには心当たり無いでしょうか。

熟女・人妻系のデリヘルは、デリヘル自体が過当競争なのと、やはり男性客が若い娘のお店に流れるということで、サービスが過激化の一途を辿っています。
この流れのなかで、即尺は熟女・人妻系のデリヘルでは、ほぼ基本サービスに成って来たのです。
会って直ぐにフェラチオをする・・・。
これは熱愛不倫のシチュエーションであり、確かに熟女・人妻系のデリヘルにはぴったりです。

しかし男性客のなかには悪質な性器をもつひとも居り、わざと不衛生にした下半身―場合によってはお風呂に入っていなかったりします―をヘルス嬢に舐めさせて性的興奮を覚える輩も居るようです。
それもこれも風俗が多くの場合「一回切り」の対面だからであり、「一回切りの相手なら何をしてもよい」という一種のモラルハザード(道徳性の崩壊)が起こっているからなのです。

しっかりと体を洗ってもらう。

最近以上のようなことを聞くと吐き気さえ覚える風俗嬢さんも居られるかも知れませんね。

だって相手が、お風呂にも入っていない下半身を舐めさせようとしているのですから・・・。
もし怒りさえ覚えるようでしたら、すぐに「お客さんのシャワー」を徹底させてください。
ついでに殺菌消毒の効果が高い、イソジンでのうがい、グリンスでの徹底洗浄も徹底させてください。
歯磨きも徹底させるべきでしょう。

もし男性客が嫌がるなら「これもプレイの内」と説得する方法を考えなければなりません。
ここは強硬手段というより、洗いっこしながら一緒にお風呂でイチャイチャするようなプレイに切り替えるのが一番です。
なにしろ相手はプライドの高い(?)お客さんですから、あまり強い態度には出ないほうが賢明です。

いずれにせよ、即尺なんてプレイは衛生的な観点から見れば狂気の沙汰です。
あとでお腹壊しても自業自得です。
オプションだったら、すぐに拒否マークをお店につけてもらってください。
即尺が基本のお店には入らないほうが良いでしょう。

そして衛生を守るために、プレイに入るときは必ず男性客に体を洗ってもらってください。

性病予防は?

石鹸衛生の話が出て来ましたので最後に性病予防についても触れておきたいと思います。
よく「殺菌消毒の効果が高いイソジンでうがいさせたり、グリンスでペニスを洗ったりさせたとき痛がる男性客は性病の疑いがある」と言いますが、本当でしょうか。

結論から言うと、これはウソです。
ただ、イソジンやグリンスは洗浄能力が高いため、男性客が洗浄箇所のどこかで出血していたとき、激しい痛みを彼に与える、というだけです。
確かに、イソジンやグリンスは傷口を発見するのに役立つことで、間接的に性病を予防することにはつながります。
しかし「イソジンやグリンスで痛がる=性病もちである」というのは迷信です。

どういうことでしょうか。
性病の病原菌はイソジンやグリンスで撃退することはできません。
そもそもイソジンやグリンスが性病もちか否かの判定薬になることもありません。
ただ、性病は血液感染するので、仮に男性客が性病もちであった場合、イソジンやグリンスでの洗浄は傷口を発見するのに役立つので、間接的に性病の感染を予防してくれるのです。

しかしそもそも男性客が性病もちでなかった場合、イソジンやグリンスの洗浄で彼が痛がったとしても何ら問題は無いのです。

まとめ。

いかがだったでしょうか。
「ヘルスではプレイ前、男性客に体を洗ってもらうのが鉄則!」というタイトルで記事を書かせて頂きました。

即尺がブームですが洗っていない男性の体をそのまま舐めるなんていうのは不衛生極まりないです。
たとえお店が要求したとしても拒否し、それでもやれと言われたら退店しても構わないでしょう。
決して大丈夫ではありません。
男性客とプレイするときは、しっかりシャワーを浴びてもらって隅々まできれいにしてもらってください。

即尺好きな屈折した男性客の趣味に付き合う必要はないのです。
ただ、いくら洗浄しても性病だけは避けられない、ということも覚えておいてください。

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