鶯谷に本デリが多いのは、稼げるからですか?
東京の鶯谷は格安デリヘルが多く営業している地区として知られています。
そして、鶯谷のデリヘルは、本番を提供する本デリの多い地区としても有名です。
本番すればたくさん稼げるように思えるものですが、鶯谷のデリヘル嬢はそこまで沢山稼いでいません。
そこで、詳しい実情を知らずに本デリで働くと、損するだけではなく危険な目にも合いかねません。
ここでは、鶯谷のデリヘルに本デリが多い理由と、本デリで働けば稼げるのか、詳しく解説したいと思います。
格安デリヘルの本場、鶯谷
デリヘルはランクの高低が大きく分かれる風俗店ですが、鶯谷で営業するお店は格安デリヘルが中心です。
ジャンルも人妻系、熟女系が中心で、中年女性でも所属しやすくなっている一方、バックの金額は安くなっています。
利用する男性客の客層も残念ながら低めで、所得の低い男性が安い料金で、レベルの低い風俗嬢を相手に楽しむ風俗街となっています。
風俗街としての鶯谷の特徴
鶯谷は格安デリヘルの本場として知られています。
鶯谷駅の周辺には料金が手頃なラブホテルが数十軒立ち並び、鶯谷のデリヘルは主にそのホテルで接客するタイプのデリヘルです。
鶯谷は都内で最も安い料金で遊べる風俗街です。
1プレイ1万円未満で済むお店が大半で、ほとんどが格安店に分類されます。
短時間プレイが中心で、男性客も肉体労働者が中心なので他地域の風俗街に比べると、客層は劣ります。
そして、料金が安いだけではなく、鶯谷のデリヘルの中には本番を提供する本デリが多いことで知られています。
なお、本デリについてはDCデリヘルと呼ばれる場合もありますが、男性に恋人を斡旋するDC(デートクラブ)とは違うので、注意しなければなりません。
鶯谷で働く風俗嬢の特徴
東京には、吉原をはじめ新宿、池袋、渋谷と風俗街は多く、様々なタイプのお店が営業しています。
風俗勤務を希望する女性にとって選択肢は豊富ですが、問題となるのが採用面接です。
吉原や渋谷の風俗店は若い女性を好むので、中年女性は所属するのが難しくなっています。
一方、鶯谷のデリヘルは人妻店や熟女店が中心なので、30代、40代の女性でも問題なく所属できます。
鶯谷の風俗嬢は、他地域の女性に比べ年齢が高く、容姿ランクも劣る場合が多くなっています。
そして、他地域で働く風俗嬢は、数カ月から半年以内の短期間勤務で風俗を卒業する場合が多いのですが、鶯谷で働く風俗嬢は勤務期間が長めです。
多くの女性が2、3年以上の風俗歴を有しており、中には10年以上、鶯谷で働き続けている女性もいます。
鶯谷は男性の客層も低めで、働く風俗嬢のレベルも低い地味な風俗街となっているのです。
鶯谷に本デリが多い理由
鶯谷で働く風俗嬢は、年齢、容姿レベルで他地域の風俗嬢に劣ります。
女性としての魅力に劣った風俗嬢が稼ぐためには、付加価値が必要です。
その結果、本番提供する女性が多くなっているのです。
多くの女性が本番するようになった結果、鶯谷は本デリが普通となってしまいました。
男性客も本番を前提で利用するようになり、本番できない女性には向かない街となってしまったのです。
中年女性が客ウケを良くするため基盤嬢となった
風俗は出来高制の世界です。
たとえ、出勤してもお客さんがつかず、待機が続いて暇していると稼ぎになりません。
若さや容姿で劣る中年女性たちは男性から指名を受けづらいので稼げない場合も良くあります。
そこで、鶯谷で働く中年女性たちは自分に付加価値を付けるために、過剰なサービス、つまり本番を積極的に提供しようとしたのです。
なお、風俗の世界では、追加の代金をもらって本番に応じることを円盤と言い、基本のサービス料だけで本番に応じることを基盤といいますが、鶯谷の女性たちはもっぱら基盤嬢です。
基本料金で本番させる事になるので、本番で手取り額を増やせてはいません。
このように鶯谷のデリヘル嬢の多くは、他地域の風俗嬢と差別化する必要に迫られ、基盤嬢となることで客受けを良くし、リピーターを獲得しようとしているのです。
追加料金でたくさん稼ぐためではなく、稼げないから本番せざるを得ないのです。
サービス競争の結果、多くのお店が本デリとなった
本来、デリヘル店では本番を禁止しているものですが、デリヘル嬢が自らの意思で本番提供した場合、お店が黙認する場合も良くあります。
というのも、本番嬢が多くのお客さんを引いてくれればお店の経営も潤うからです。
そうして鶯谷のデリヘルの中には、本デリが現れ始めました。
風俗の世界では競争が激しいので、あるお店が過剰サービスを開始すると、近隣のお店も同じサービスの提供を強いられます。
そのようにして、鶯谷には本デリが増えていったのです。
現在では鶯谷を利用する男性客の多くが本番ができることを知っています。
その情報はインターネットを介して拡散しており、新規客と言えども本番を期待しています。
そんな男性客に対して本番拒否はむしろ難しく、鶯谷の多くのデリヘル嬢が、本番強要されるような状況となってしまっているのです。
本デリで働く危険性
本デリにおける本番行為は法律で認められていません。
そこで、本デリは警察の摘発対象となります。
デリヘル嬢まで逮捕されるかは見解の分かれるところですが、証言を聞くために警察から取り調べられることは十分に考えられます。
鶯谷の本デリは、他地域で働けなくなった風俗嬢が所属すべきお店です。
他地域のソープ等で稼げるのであれば、あえて鶯谷で働く必要性はありません。
本デリは警察の捜査対象となる
デリヘルは本番提供してはならない風俗店です。
風俗の世界で本番提供できるのは、暗黙の了解によって警察が摘発しないソープだけです。
本デリについては、風営法や売春防止法に違反するので、警察の摘発対象となります。
ここで、デリヘル嬢について捜査対象となるかについては正直、微妙な所です。
売春防止法が犯罪としているのは、売春の「斡旋」です。
売春行為そのものを犯罪とは規定していません。
しかし、お店が警察の捜査を受けると、そこで働くデリヘル嬢についても証言を取るために取り調べの対象となるはずです。
また、お店が捜査されるとお店の営業は停止してしまうので、お給料や各種手当の支払いが止まったり、出勤できなくなります。
たとえ、デリヘル嬢が逮捕されないとしても大きな営業が生じてしまうため、可能であれば本デリで働くことは避けるべきなのです。
ソープ勤務が安全で働きやすい
鶯谷の本デリで本番して稼ぐのであれば、他地域のソープで働くほうが多くのメリットに恵まれます。
ソープは警察から摘発されないので安心して働けます。
性病検査をお店の負担で実施してくれるお店もあり、性病対策の点でも優れています。
さらに、生理時には生理休暇が取得できます。
この点、本デリは表面上、本番していないことになるので、生理休暇をしっかり取得できない場合もあります。
東京近辺であれば、吉原や池袋、川崎にソープ街があります。
これらソープ街には大衆店や格安店も含まれており、35歳前後の女性でも所属できるお店はあります。
どうせ本番で稼ぐのであれば、安全な環境で働けるソープを選択すべきなのです。
鶯谷の本デリは風俗嬢にとって最後の選択肢
鶯谷の本デリは、風俗経験の長いベテラン風俗嬢の行き着く先です。
年齢が高くなってゆけばゆくほど、ランクの高い風俗店への所属は難しくなります。
本来、風俗嬢は35歳までにしっかりと稼いで貯蓄すべきですが、様々な事情で40歳を過ぎても風俗で稼がなければならない女性もいます。
そんな女性にとって数少ない選択肢となるのが、採用基準の緩い鶯谷の本デリなのです。
鶯谷でデリヘル嬢が本番しているのは稼げるからではありません。
稼げないから、本番しなければならないのです。
まとめ
東京の鶯谷は本番を提供する本デリが多いことで知られています。
鶯谷はもともと格安デリヘルが多い地区で、利用客の客層もあまり優れていませんでした。
若さや容姿で劣る中年女性が、男性客をつなぎとめようと必死になって本番提供するようになり、それが街全体に広がったのです。
稼げるから本番しているわけではありません。
稼げないから本番しているのです。
デリヘルで本番することにはリスクが伴います。
お店が警察から摘発されたり、性病に感染したり、危険な目にあう可能性もあるのでおすすめできません。
本番で稼ぐのであれば、吉原や川崎などのソープで働く方が高い手取りで安全に稼げます。
鶯谷の本デリで働くのは最後の手段と考えるべきなのです。