風俗店の寮に長期滞在するのは絶対にNG！
2018/02/28
風俗嬢として働く際に、実家を飛び出してきてしまった等の理由により、住む場所も食べる物にも困っているという方もいらっしゃると思います。
両親との仲違いから半ば家出同然の状態で風俗店勤務を決める女性も少なくはありませんので、現役風俗嬢の方でも実体験の中で思い当たる部分がある方は多いのではないでしょうか。
その行為自体は人それぞれ事情がありますので一概に否定できることではありませんが、もし住む場所と稼ぎに困っているという理由から風俗店での勤務を決心した際には、注意しなくてはいけない点がございます。
それは風俗店の寮を利用する上で、寮に長期滞在するデメリットに関して。
基本的に悪質なお店で働かない限りは、風俗店での勤務自体に問題はありませんが、風俗店の寮に長期滞在してしまうと大きく損をしてしまうことから、絶対に避けた方が良いと言えるでしょう。
こちらで風俗店の寮に長期滞在してはいけない理由と併せて、風俗店の寮を利用する上でのメリットとデメリットをご紹介いたしますので、これから風俗店に入店して寮の利用を検討していらっしゃる方や、今現在風俗店の寮に長期滞在しているという方は参考にしてみてください。
風俗店の寮を利用するメリット
まずは風俗店の寮を利用する上でのメリットに関してお伝えいたします。
風俗求人サイトなどを覗いてみると、非常に魅力的な謳い文句を掲げているお店も多く見受けられますが、その謳い文句を魅力的に感じるかどうかは人によって違いがあると言えるでしょう。
自身の置かれている状況から鑑みて、本当に風俗店が用意している寮を利用するべきかどうか、メリットとデメリットの双方を確認して見極めるようにして下さい。
まず風俗店の寮を利用する最大のメリットは、何を言ってもすぐに住む場所を確保できる点だと思います。
住み込みで働くとなると堅苦しいイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的にそこまで大きく制限されることはありません。
良心的なお店でしたら、純粋にすぐに住む場所を提供してくれるだけのケースも十分にございます。
出稼ぎなど短期間だけ勤務先近くに住む場所が必要だと言う場合でも、住所不定の状態で賃貸マンションやアパートの契約をするのは困難だと思いますので、ありがたく感じられるのではないでしょうか。
また、新しい家に住居で生活を始める際には、必ず入居する上での初期費用が必要になります。
敷金・礼金や事務手数料に加えて各種保険やサービス料金なども必要になることから、どれだけ安い家を選んだとしても10万円以上の初期費用は必要になると言えるでしょう。
その点寮完備の風俗店で働き、入寮すればそういった費用は必要ありません。
あらかじめすぐにでも住めるようにお店の方が用意してくれている部屋を、着の身着のまま入り利用することができますので、面倒な手続きと費用がいらない点は大きなメリットと言えるでしょう。
最近では広く様々な状況に置かれている女性が住めるように、入寮の上でペット可のお店であったり、シェア可の条件を謳い文句にしているお店も増えている傾向にございます。
家具が既に用意されているお店も多いことから、困窮している女性でもそうではなくても魅力的に感じられる要因はあるのではないでしょうか。
風俗店の寮を利用するデメリット
メリットをご理解いただけましたら、次にデメリットをご紹介いたします。
すぐにでも住む場所が必要な方でしたら特に風俗店の用意する寮を利用する価値はあると思いますが、タイトルにある様にもし利用したとしても長期的に滞在するのは避けた方が良いでしょう。
その理由として、家賃との兼ね合いがございます。
風俗店が用意している寮の家賃を支払う場合、住んでいる女性が直接オーナーに支払うのではなく、借りている風俗店の方にお金を支払うことになります。
風俗店の方は常に女性が寮に住んでくれているわけではありませんので、空室の期間があっても部屋を確保し続けられるように、通常の家賃ではなく、金額を上乗せした寮費を女性の給料から天引きする可能性が高くなります。
お店近くで自分で賃貸契約をして、寮と同じクオリティの部屋に住んだ場合、確実に家賃が安く済むのです。
寮に住んでも自分で賃貸契約した部屋に住んでも、光熱費や引っ越し代金がかかることには変わりありません。
月々の家賃が1万円違うだけで年間10万円以上損をすることになりますし、1万円以上上乗せして支払わなくてはいけないケースがほとんどです。
長期滞在すればするほど金銭的な意味で損をすることになりますので、風俗店が用意した寮に住む上での最大のデメリットと言えるのではないでしょうか。
また、自分で部屋を借りるのは手続きや初期費用の問題が生まれてきますので、なかなか前向きな気持ちを抱けないという方もいらっしゃるかもしれませんが、時にそういった気持ちが強く生まれるであろう問題を抱えることもございます。
それは同居人の存在。
最近ではあまりないと思いますが、それでも風俗店が用意している寮が１人部屋ではなく、同じお店に在籍している女性との同居部屋である可能性はあると言えるでしょう。
ひどい場合だと複数人の女性と生活を共にしなくてはいけないタコ部屋である可能性もございますので、どれだけ住む場所に困っていたとしても、最初はタコ部屋でも良いと思えても、すぐに寮を出ていきたいと考えるようになります。
もう一点デメリットを挙げるとすれば、お店に行動を制限される可能性がある点だと思います。
メリットの面で住み込みで働くと言っても特に制限はないとお伝えいたしましたが、それはあくまでもお店が優良店であった際に限ります。
風俗業界は不透明に感じられる点が多くございます。
給料面などもさることながら、アダルトなサービスを提供する仕事となりますので、法律上グレーゾーンに感じられるような営業を行っているお店も実際にあることでしょう。
当然お店近くの寮に住み始めた場合、休みの日にも関わらず人手不足を理由に出勤を強制されてしまったり、ひどい場合だと寮とは名ばかりでお店で生活するように言われることもございます。
出稼ぎでは店泊も考えられますが、出稼ぎではないのに店泊しなくてはいけないようなお店は決して良心的なお店とは言えませんし、休日にしっかりと休ませてくれないお店も同様だと言えるでしょう。
多少なりとも自身の行動をお店のスタッフに把握されやすい傾向にある点も、入寮する上でのデメリットとして覚えておくようにして下さい。
まとめ
風俗店の寮に長期滞在してはいけない理由と、入寮におけるメリット・デメリットをご紹介いたしましたが、基本的に「今、住む場所に困っている」という方でもない限りは、入寮は控えた方が良いでしょう。
風俗嬢として働いていれば、消費者金融などで借金をして初期費用を見繕ったとしても、その借金をすぐにでも完済できるほどの収入を得ることは可能です。
長期的に風俗店が用意した寮に住んでしまうと、金銭的なデメリットもさることながら、寮の環境によっては精神的ストレスも非常に大きなものになってしまいます。
ただでさえ精神的な負担を感じやすい職業だと言えますので、自分１人の時間をしっかりと確保できるように賃貸契約をして、仕事に精を出せる環境を確立するようにして下さい。